私がフラメンコを好きな事は自己紹介で報告済みですが、好きな契機と成ったのは、おそらくフラメンコ・ギタリスト サビーカスのギター演奏に接したからだと思います。其処からのめり込むようになり、色々の曲を聴くうちに、パコ・デ・ルシアに辿り着いたと記憶しています。彼の来日公演には殆ど参加しましたが、彼の率いる楽団で来日した折、私が参加したのは1度だけで、それ以外はすべてスーパー・ギター・トリオの形式でした。
スーパー・ギター・トリオには2つの組み合わせがあり、
1970年:ラリー・コリエル、ジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシア
1980年:アル・ディ・メオラ、ジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシア
と変遷した様です。
このスーパー・ギター・トリオの演奏で世界的に喝采を浴びたのは、後者のメンバーが演奏する「地中海の舞踏」である事に大方の賛同を得ると思いますが、私がここで紹介したいのは、トリオではなくパコとコリエルによる下記掲載の楽曲です。
2人の年齢につては調べた事はないのですが、演奏中におけるパコの親が子供の健闘を優しく見守る様な眼差しが微笑ましく、又それに答えようと熱演するコリエルのアドリブが秀逸で、私の好きな楽曲の1つです。
McLaughlin, De Lucia & Coryell - Entres Dos Aguas (Live 1979) (Promo Only)
今は故人となられたお二人のご冥福を心から祈念します。
参考までにパコとメオラの楽曲をご視聴ください。
Mediterranean Sundance/Rio Ancho - Al Di Meola & Paco De Lucia
併せて、2番目のグループによる最高の演奏もお聴きください。
PACO DE LUCIA , John McLaughlin , AL DI MEOLA
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