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労働生産性

2018年12月20日 | 政治

今朝、いつもより早く目が覚めたため、日課となっているYhooニュースを見て、最初に飛び込んで来た見出しに、驚きを禁じる事が出来ませんでした。それは日本の『労働生産性』がG7最下位、米国の2/3と記されているではありませんか。

日頃不勉強な私には青天の霹靂でした。1979年、社会学者 エズラ・ボオーゲル氏の著書で日本経済成長の要因を分析し、日本的経営が高く評価された時代を、働き盛りの私たちが経験しているからです。

何時からこのような体たらくな現状に成ってしまったのでしょうか。長い間美酒を飲み、それが当然の事としてその上に胡座をかいていた報いでしょうか。今考えられるのは、美徳とされた年功序列、終身雇用制、学歴社会、教育制度、ゆとり社会、異端児の排除、権力の集中、政治の貧困等枚挙に暇は有りませんが、安住の地に身を委ね、これほどまでに落ちぶれて居るとは驚きでした。

少子高齢化という、とんでもない国難に見舞われ、財政の不健全化等の不安定要素を考える時、どうして日本国をかつての輝きを発揮出来るまで押し上げる事が出来るのか、その策を見いだす事が出来ません。

このような負の遺産を子孫達に残すのは誠に申し訳なく、さりとて妙案も無く、神風が吹く事を願う事も出来ず、ただただ右往左往するだけです。

終戦の混乱期から、その復興に昼夜を問わず働いて来たと誇りに思い生きて来た私にとって、全く持って悲しい出来事では有りますが、如何ともし難く、この世に生きてる間にかつて栄光を見る事が出来ない事に、断腸の思いを感じるのは私だけでしょうか。

“歴史は繰り返す”と”言いますが、良い方向に回る事を期待するのは私の甘えでしょうか。


妊婦加算

2018年12月19日 | 政治

今年4月から導入された理解不能の法案が履行され掛かっかたのを知ったのは最近の事で、自身の不勉強さを恥じますが、此れが国民の反発を買い、凍結に成った事は国民の良識がこの愚行を阻止した事で、一安心と言うところです。

少子高齢化は国難とも言うべき問題で、その対策にやっきとなっている昨今、それに反する法律をまたもや提案する輩がいる事には、怒りを通り越して笑うしか有りません。このような愚作を考えた輩は頭を丸めて国民の前で土下座して誤り、即刻退陣して欲しいものです。

屁理屈を捏ねればなんとでも言い訳出来るのでしょうが、賢明な国民はそんな事で騙される柔な人間でない事を、肝に銘じてもらいたいものです。

減税こそ最高の少子化対策である事を、肝に銘ずべきです。

 


次の質問をぞうぞ

2018年12月14日 | 政治

河野外務大臣が12月11日のNHKの会見で、北方領土問題についてインタビューを受けた際、記者の質問対して“タイトルの言葉”を4度繰り返し、記者の質問を無視しました。彼の気持ちは解らないでは有りませんが、北方領土問題の現在の日本の微妙な立ち位置が窺われ、もう少し苦しい胸の内を吐露しても良かったのではないでしょうか。頑な態度は人に不快感を与えるだけです。

彼は行政改革等私と理念の一致する部分が多く、骨太の政治家として何時かは総裁として活躍して欲しい人物と思っていましたが、今一度勉強して大成して欲しいものです。これが私の彼に送るエールです。


消費税

2018年12月13日 | 政治

消費税増税は2019年の10月から実施されることが決まっています。私見では財政再建や福祉関係費の増加を思えば、遅きに失した感が拭えません。何故なら子孫に付けを廻すのも申し分けなく、我々にとって苦しい選択では有りますが、少しでも現世代で解決したいと思うからです。

それが選挙の影響でのびのびと成り、またぞろ参院選を見込んでくだらない政策減税が取り沙汰されています。構造改革等、先に解決しなければいけない事が山積しているにも拘らず、キャッシュカードのポイント還元やイートイン、食料品の軽減等、頭の良い政治家や官僚が考えそうな、大衆を翻弄する欺瞞に満ちた政策をよく出せたものです。

いい加減に私利私欲や権力欲を捨てて全うな政治を望みます。しかしながら鼬の最後っ屁で、彼らには馬耳東風でしょう。


安倍総理

2018年12月12日 | 政治

安倍総理と言えば一番に頭に浮かぶのは、外交上手であり、アベノミックスでしょう。プーチン大統領とは長年の昵懇を重ね、首脳外交も回を重ねています。トランプ候補が大統領選に当選するや否や電光石火のごとく訪米し、トランプタワーを訪れ、各国首脳に先駆けて面会し、ゴルフ外交まで成功しました。其の時はさすがの外交上手と思われ、この人に国を任せても大丈夫と、密かに賛辞を贈っていました。

ただ最近の状況は如何でしょうか。米、中、露三国間の諸問題に対面し、本来はその親交振りから、仲介する事が期待されているに関わらず、親しきが故に立ち往生し、失礼ながら戸惑われて居られるのではないのでしょうか。ロシアとの北方領土問題も一向に進展せず、見通しがつかない有様で、米国とは貿易問題でどんどん押され果てには高額な軍事設備まで、購入させられる羽目に相成っています。

一方、内政に目を転じるとアベノミックスに陰りをみせ、財政再建は、秀吉ではありませんが、“夢のまた夢”状態で景気の方も先行き不安定な雲行きです。最近の国会に目をやれば、オリンピック担当 鈴木俊一大臣の噴飯物の答弁や、片山さつき地方創成大臣の看板問題や、政治資金規正法などに対する強弁振りには呆れざるをえず、これが我が国の大臣かと思えば悲しくなります。それぞれ個人としては優秀な方々と存じますが、権力の座は其処まで堕落させる事を目の前にすると、一時思考停止になります。

国会では与党よりも野党の方がよりだらし無く、旧態依然とした不信任案の提出や牛歩を重ねる等、目を覆いたくなるのが現状です。これも彼らを選んだ私たちに責任があり、ささやかな一票では有りますが、大事に行使しなければと思っています。