goo blog サービス終了のお知らせ 

都内散歩 散歩と写真 

散歩で訪れた公園の花、社寺、史跡の写真と記録。
時には庭の花の写真、時にはテーマパークの写真。

ヤマボウシ 〈 花の構造 〉 

2023-06-05 14:57:37 | 日記
ヤマボウシ〈花の構造〉   

花の構造
 チューリップ  ハイビスカス 

花弁のような白い部分は総苞片、 中心にある塊は頭状花序(つぼみ


頭状花序の開化
頭状花序(20個~30個の直径5ミリ程度の小花が集まって球形の花序をつくる。)


ヤマボウシの花の構成
花弁は4個、雄しべは4個。雌しべは1個


花弁は長さ約 2.5 mm。雄しべは4個。雌しべは1個


花の開花が終わると、萼筒と花柱が残る






9~10月頃に結実し赤く熟す(果実は集合果、直径1~1.5cm の球形で、核が1~5個入っている)

ヤマボウシの花のいろいろ
 ピンクのヤマボウシ

 白いヤマボウシ

 常緑ヤマボウシ〈ホンコンエンシス〉 令和4年6月撮影


沢山の花が咲くヤマボウシ  花期は5~7月




用語の説明
頭状花序:多数の小花が集まって一つの花を作る花のつき方(花序)。
総苞と総苞片:球状の頭状花序を包む苞を総苞といい、個々の総苞を総苞片という。
花柱:めしべの先端 (柱頭) と子房とをつなぐ柱状部で,いわゆるめしべの本体。
筒咢:花の萼の下部にある筒状の部分

ヤマボウシ(山法師)のデータ
【別 名】 ヤマグルマ コウサ 
【分 類】 ミズキ科 ミズキ属 ヤマボウシ亜属
【学 名】 Benthamidia japonica(=Cornus kousa)
【花弁色】 緑。中央にごく小さな緑色の花が20〜30個密生。なお、白く花びらのように見えるは総苞片。
【花 弁】 花の白い部分は総苞片で4枚。総苞片は長さ3〜8cmの卵形または長楕円状卵形。
【備 考】 秋(9〜10月)には表面がぶつぶつの苺のような赤く熟す赤い実をつける。実は食べられる。
    花の説明・データ作成に参照したWEB:千葉の県立博物館、松江の花図鑑、里山コスモスブログ、科学技術館(自然との出会い)、しろうと自然科学者の自然観察日記、
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キンギョソウ 〈 金魚草 〉  | トップ | ナツツバキ 〈夏椿 シャラ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

日記」カテゴリの最新記事