蹴り損ないの棘もうけ~べらっくわの晴耕雨読な日々の果実 = 加賀ゆびぬき・イーネオヤ・作るいろいろ~

日々この手で作りあげるものたちを紹介しています。【bellaqua@alto.ocn.neドットjp】

土台の作り方 その3

2017年05月04日 | 加賀ゆびぬき
開催中。


何度も言います。
連載中の土台の作り方、飽くまで我流です。
必ずそうしろ、そうなる、といった問題ではございませんので、その辺りご了承下さい。

今日はもっと簡単に土台を作ろう、ということで、市販のバイアステープで作ってみます。
市販のバイアステープは薄くて丈夫です。

このテープは両端折の巾18㎜、巾は全部で38㎜。少し大きすぎます。事前に切って巾を調整した方が良いでしょう。
バイアステープを一重に巻きにした場合。

バイアステープの端を折り、芯に巻いて、もう一つの端を重ねます。
これにハガキを巻いて、両端を折り返してかがって完成。
これの欠点はバイアスの付き合わせ部分が4枚重なるのに、胴の大部分は一枚巻き。
付き合わせと胴の部分の段差が大きくなることです。

ちなみにこの作り方で作ったゆびぬきの円周は、7.8㎝程でした。

バイアステープを二重巻きにした場合。
付き合わせ部分の段差を小さくするために、バイアステープを二重巻きにします。

バイアステープの端を折って、芯に巻く時に、巻き終わりの端をぐるりと巻き始めのバイアステープの端のわに重なるくらいまで巻きます。

こうすると、胴が2枚、重なり部分は3枚重なることになります。
一重巻きよりは段差は小さくなります。
ただ、この作り方、バイアステープのゆるみの加減が難しく、とても両端を折り返しづらいです。
この作り方で作るとサイズは7.9㎝程になりました。


和紙を巻く時に、段差のラインを和紙の付き合わせ部分とぴったり重ねます。
段差のライン、和紙の付き合わせのライン、共に巾は0ということを意識してかがると、多少の段差はクリアできると思います。

実際には本当に1㎜単位の話なので、結局見た目あまり差はありません。

ただ針を刺してかがっていると、本当に気になってくるのも事実です。

次回は…って、まだ続くか?…
ミニチュアの土台について載せようかなぁ。
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