蹴り損ないの棘もうけ~べらっくわの晴耕雨読な日々の果実 = 加賀ゆびぬき・イーネオヤ・作るいろいろ~

日々この手で作りあげるものたちを紹介しています。【bellaqua@alto.ocn.neドットjp】

骨休め

2016年03月09日 | 本と雑誌
季節の変わり目、昨日は暖かで、今日は寒い上に強風。
体調が優れず、夜中に腹痛に襲われ、散々です。
皆様もお身体には充分お気をつけ下さい。

現在読んでいる本。
『注目すべき125通の手紙』創元社
興味深く、味わいも深く、感動も深い。
今年になって読んだ本。
『日本文学全集8』日本霊異記ほか 河出書房新社
『日本文学全集11』雨月物語ほか 河出書房新社
古典の現代語訳、興味深く、面白く読みました。
『耳の渚』池辺晋一郎
興味深く、共感も持って読みました。
『近代能楽集』三島由紀夫
愛読書。傑作。
『うつつゆめもどき』塚本邦雄
塚本節。
『Q』ルーサー・ブリセット
終わり方が大活劇…。前半は読み応えがありました。
その他いろいろ。
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『ノックス・マシン』など

2014年11月12日 | 本と雑誌

何十年ぶりかに、エラリー・クイーンを読みました。

『チャイナ橙の謎』です。

昨日、たなこ屋さんへ行って、図書館に寄って借りてきました。

『チャイナ橙の謎』は閉架図書にありました。

探すのに少し時間が掛かりました。

今時のエラリー・クイーンの人気振りがうかがえます。

そもそも、私は児童向けのモーリス・ルブランから始まって、ポー、江戸川乱歩、コナン・ドイル、横溝正史、アガサ・クリスティーと読んで、エラリー・クイーンを通過しました。

エラリー・クイーンに関しては熱心な読者ではありません。

が、国名シリーズくらいは読破したはずなのに…全く記憶に残っていません。

エジプト十字が何を指すかくらいは微かな記憶がある程度。

久々のエラリー・クイーン。色々と興味深かったです。

エラリー・クイーン再読のきっかけは、

法月綸太郎『ノックス・マシン』です。

この本の書評を読んで、読んでみようと思っていたのですが、図書館の書架になかなか戻ってこなくて、先日ようやく読みました。

存外に面白かったです。

で、エラリー・クイーンを読むことに、次は『シャム双生児の謎』と『九尾の猫』を読む予定です。

『九尾の猫』は初めてです。

ノックスの『探偵小説十戒』は既読です。

十戒自体の評価は置いといて、面白いアンソロジーです。

それにしても、私の愛読するミステリーには十戒を厳守しているものはあまり無いようです。

『グリーン家』も決して嫌いではないけれど、『グリーン家』より『黒死館』が好きです。

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仕事の妨げ

2013年09月12日 | 本と雑誌

昨日の午後は友人と9月15日のフリマの打ち合わせ。
フリマに向かってGO!という感じなはずだったのですが、
図書館で本を借りてきて、
打ち合わせ後、作業をせず読書三昧。
で、何を読んでいるかというと、
綾辻行人の「館シリーズ」。
昨日は結局『十角館』を読み直し、その後『黒猫館』を読了。
続きは次回図書館に行ったとき。

手仕事の妨げTOP3は何かというと。
1.飲酒
2.読書
3.庭仕事
飲酒は夜や休日に集中するのでまだしも、
読書は季節・天候・昼夜を問わないので、
手仕事の妨げどころか、家事の妨げにもなっているかも。
特に数時間で読める推理小説はよろしくありません。
一方、何日にも亘る大著や短編集の読書には、
言葉通り家事がお留守になったりしてしまいます。
困ったものです。
寝床でiPad+青空文庫は言葉通り危険です。
寝不足もそうなのですが、
居眠りをしてiPadが顔面に降ってくることがあるからです。
でもやめられません。

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近況

2013年07月17日 | 本と雑誌

昨日から涼しいです。
現在は23℃。
外気が肌寒い感じです。
どんよりと曇っています。
こういう日は草取りに最高です。
家の周りの草取りを1時間がんばりました。
胡瓜が豊作です。
一日見ないでいると、メガサイズの胡瓜が出来上がります。
トマトもようやく赤くなってきました。

秋田からジュンサイを取り寄せました。
これが美味。
で、昨日はつい日本酒を過ごしてしまいました…。
♪♪
『色彩と持たない田崎つくると、彼の巡礼の年』村上 春樹
を読みました。
ムラカミの『ノルウェイ』までの作品を思い出させる小説でした。
どうしても『ノルウェイの森』と比較したくなります。
ちなみにムラカミ作品で自分がもっとも好きなのは
『1973年のピンボール』です。
ピンボールマシンがずらりと並んだ無人の倉庫に憧れます。
『ねじまき鳥クロニクル』以降の長編は、
個人的にはハード(真摯・手強い・困難・難解etc.)な印象だったので、
『田崎つくる』は荷が軽いように感じました。
それに優しい(簡単なという意味ではありません)小説でした。
評判は色々ですが、私は悪くないと思います。

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春の雪

2013年04月22日 | 本と雑誌

昨日、午前中は雪が降りました。
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ようやく赤くなったチューリップが寒そうです。
ちなみに、黄色い花は樹木化し逞しく自生するブロッコリです。
紫の花をつけているのは、ヒメオドリコソウ。
帰化植物なんだそうです。

『春の雪』といえば三島由紀夫の豊饒の海の1巻目。
耽美な小説だと記憶しています。
『春の雪』以降、『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』と続くのですが、
『春の雪』以外は良い印象がありません。
もう25年以上前に読んだものですから、
今読み直せば、また、違った印象かも知れません。
♪♪
以前、行きつけのバーのカウンターで、知り合いに、
「女性はどうして三島由紀夫と村上春樹が好きなのか?」
と、尋ねられました。
そうなのでしょうか…?

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