何十年ぶりかに、エラリー・クイーンを読みました。
『チャイナ橙の謎』です。
昨日、たなこ屋さんへ行って、図書館に寄って借りてきました。
『チャイナ橙の謎』は閉架図書にありました。
探すのに少し時間が掛かりました。
今時のエラリー・クイーンの人気振りがうかがえます。
そもそも、私は児童向けのモーリス・ルブランから始まって、ポー、江戸川乱歩、コナン・ドイル、横溝正史、アガサ・クリスティーと読んで、エラリー・クイーンを通過しました。
エラリー・クイーンに関しては熱心な読者ではありません。
が、国名シリーズくらいは読破したはずなのに…全く記憶に残っていません。
エジプト十字が何を指すかくらいは微かな記憶がある程度。
久々のエラリー・クイーン。色々と興味深かったです。
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エラリー・クイーン再読のきっかけは、
法月綸太郎『ノックス・マシン』です。
この本の書評を読んで、読んでみようと思っていたのですが、図書館の書架になかなか戻ってこなくて、先日ようやく読みました。
存外に面白かったです。
で、エラリー・クイーンを読むことに、次は『シャム双生児の謎』と『九尾の猫』を読む予定です。
『九尾の猫』は初めてです。
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ノックスの『探偵小説十戒』は既読です。
十戒自体の評価は置いといて、面白いアンソロジーです。
それにしても、私の愛読するミステリーには十戒を厳守しているものはあまり無いようです。
『グリーン家』も決して嫌いではないけれど、『グリーン家』より『黒死館』が好きです。