【百歳酒】&【マッコリ米夢】公式ブログ 

韓国で大人気の百歳酒、日本でも話題の【マッコリ】や、韓国豆知識をご紹介します

4-13-1.盲腸炎が教えてくれた準備精神

2008-07-31 | 挑戦しない人生は香りのないお酒【翻訳】

IMG src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/71/c4bae52a5cf935ace570f01509524c47.jpg">


4-13-1.盲腸炎が教えてくれた準備精神


/P>

 永登浦(地名:ヨンドンポ、ソウル市)で働いていた時のある日の夜明けの2時ころ、腹痛で目が覚めた。痛みはだんだんと激しくなり、身動きが取れなかった。助けを求めて大声を出したが、誰一人にも来てもらえなかった。やがて夜が明けて工場に出勤した人が気づいてくれて、病院に連れていてもらった。検診結果は、急性盲腸炎だった。


 幸い、貯金があったので、手術することに心配はなかった。倹約して貯めて置いたおかげで、緊急時に助かることができたのだ。


 やがて手術に入った時のことだったが、少し問題があった。私の血圧が高くて全身麻酔をかけると危険だということだった。全身麻酔せずに手術するということに少々怖くなったが、生死の岐路で、痛みを怖がるなんてどんでもないことだったので、すぐに承諾した。


 皮下麻酔をして、切開手術を始めた。腸を捩じ上げるような痛みが骨まで伝わってくるような痛みだった。歯を食い縛って我慢した。手術は無事に終わった。回復期を経て患部の糸を抜いてから退院した。


 だが、会社の仕事を続けるほどの具合ではなかったので、仕方なく、会社を辞めざると得なかった。自家に戻り、近所の病院に通院治療を受けたが、不思議と1ヶ月が経っても治る気配がしなかった。切開した患部の炎症が治らなかったのだ。とりあえず、病院通いをやめることにし、卵油をガーゼに浸して患部にあてた。すると2日くらいで炎症が治まってきた。


 やっとその時、患部をみてみると患部を縫合したところに糸のようなものが見えた。ピンセットで引っ張ってみると5センチくらいの糸が出てきた。切開した患部を縫合した際、医療ミスで糸が残ったままになったので、患部の炎症が治らなかったのだ。糸を抜いてから卵油に浸したガーゼを1週間ほどあててみると完全に治った。やっと体を自由に動かすことができた。


/P>

つづく


【挑戦しない人生は香りのないお酒】は、【百歳酒】誕生の実話の回顧録です。


2007112日から掲載をはじめした。


/P>

(ここをクリックして下さい→http://blog.goo.ne.jp/bekseju/d/20071102


/P>

初めてお読みの方は、過去に掲載したところからお読みいただけますようよろしくお願いいたします。