べーとぴーと私と

猫と娘と私の日常

ひとりのときには

2021-01-30 19:17:00 | 日記
仕事はできる

人の思いに寄り添える
声の強弱や
息の仕方に
気づくことができる
痛み、苦しみ、焦り、諦め…希望…

感じる

感じられる





なのに



息の仕方がわからなくなる時がある








エンジングノート

2021-01-20 06:32:00 | 日記


昨日
お葬式

綺麗なお花たち

ぴーも帰ってきて
実家で母に会えた

お坊様は母をよく知ってくださっている方

そろそろ、棺を閉じようかという時に
3人の母のお友達が
「家族葬だとわかっていたんだけどぉ」と
おっしゃりながら来られた
お花を入れて
お別れをしていただけた
「ありがとうねぇ」
優しく語りかけ泣いてくださる

仲良くしていただいたお礼を直接言えて
良かった…

そして、やっぱり母は
段取り上手だと改めて感心した

うちに母と
ひとりぼっちにできないので父を
連れて帰ってきた

今日から、実家とうちを往復して
少しずつ片付けていこうと思う




母が書いていてくれた


エンディングではなく
エンジングノート

笑いのツボを心得ている

知らせてほしい人、葬儀の規模から
自分の戒名まで
全部書いてあり
預金や権利書などがきちんと
整理されていた
「ばあちゃん、凄いな」と息子

私も
エンジングノート、作らなきゃな

ね、おかあさん






あの日あの時

2021-01-17 06:11:00 | 日記
今日は阪神淡路大震災が起こった日

あの日
あの時

忘れられない



公園の片隅で
震えながら
夜明けを待った

実家の近くの橋が落ちたと聞いた
周りの悲惨な状況に
両親はダメかも知れない…と
思いかけた
今は生き抜くことをしようと
涙を拭った時
なんと
母が自転車で
探しに来てくれた
抱き合って泣いた
母は
タッパにリンゴを切ったものを
持ってきてくれていた

美味しくて
生きていてくれたことが
嬉しくて
あのリンゴは
宇宙一のリンゴだった


色々あったね
おかあさん

おかあさん
ありがとう
ありがとう

おかあさんの娘で
幸せだよ

おかあさん

2021-01-16 14:49:00 | 日記


母が亡くなった
85歳

昨日の朝、電話で話した
時差出勤になったから
早めに電話をしたら
「あんたは偉いねぇ。ちゃんと時間を守って」
と褒めてくれた

月に何度か大きな病院に通っていたから
その度に送り迎えをした

車の中ではぴーの幼い頃の話など
楽しそうに繰り返した

病院のいくつかあるレストランの中で
だいぶお高いけれど
景色がよく開放的なレストランが
好きだった
最後に一緒に食べたのは
母は鍋焼きうどんで
私は日替わり定食だった

まだ
ふわふわしている

我が息子くんが
「事務的なことは全部するから」と頼もしいことを言ってくれ
ぴーへの連絡も全部引き受けてくれた


おかあさん
おかあさん
どうやってこれから
生きていこう

おかあさん
今日は娘という役割だけで
泣いて泣いてもいいかな