龍神様

土曜日

ずっと前からの約束だったので

日帰りで徳島までバス旅行に行った

蔓橋を渡り

舟にも乗った

楽しかったけれど

もっちゃんが心配で

帰りのバスの中

空を見上げていたら

龍神様がこちらをご覧になっている

ように見えた

「もっちゃんが元通りでなくてもいいので、気持ちよくおしっこやうんちができたり、ゆっくり歩けてご機嫌さんでいてくれますように」

「くり、ちゃぺさん、あずきもゆっくり老いて最期までご機嫌さんで一緒にいられますように」

と、なかなかのわがままなお願いを一心に祈る

昨日、もっちゃんが脚を上げて

お股を自分で綺麗にしているのを目撃

(歩けなくなってからできなくなっていた)

脚には擦れて痛々しい傷ができているから

包帯を巻いてたのだけど

ちょっと迷惑そうにその包帯を引っ張ったりしている

オムツをしていてもトイレには行くので

毎回出ている確認ができなくて困り顔をしていたから

おしっこがちょろちょろ出ている床は

気がつくたびに拭くことにし

1日に一度はもっちゃんは大嫌いだけどお尻を洗わせてもらうと決め

家ではオムツをしないことにした

気持ち良さそう

龍神様ありがとうございます

できることを色々試しながら

もっちゃんの「やる気」を見守っていきます

できることは

もっちゃん

オムツ装着

脚にもしっぽにも

感覚はしっかりあるから

トイレに行きたい

でも踏ん張れないから

おしっこがちゃんと出しきれなくて

床に擦れる刺激なんかで

ちょろちょろ出でしまう

なのでどうしても下半身が

濡れたままになって

気持ち悪いから

またトイレに…という悪循環

で、オムツ装着

一応トイレには行くけれど

人間の新生児用オムツは優秀で

しっかりおしっこを捕まえて

サラサラにしてくれるから

こんな格好だけど

めちゃ眠れている

私は「あの時もっとこうしておけば」

なんで考え続けてしまい

泣けてくるんだけど

もっちゃんは

ごはんやおやつをたいらげ

いい💩をして

ご機嫌さんでいてくれている

もっちゃんは

歩けなくて悲しいなんて思わず

今の自分をすんなり受け入れてるんだ

と思い当たると

また泣けてきた

何が私にできるのか…を

めちゃめちゃ考えながら

実行していこう

できることはまだまだたくさんあるはずだ

大好きだよ

久しぶりの更新

なかなか書く気がしなかった

もっちゃん、歩けなくなった

こんな感じ

消炎鎮痛剤を投与

↓

抗生剤を投与

↓

ステロイド投与

まだ、改善は見られない

おしっこを自力でするのも

大変だけど

圧迫排尿をするにはリスクもあり

何より彼の自力でしたい気持ちと

我慢できる神経が通っているのを

尊重したい

なので

(くり使用中)トイレに行きやすくしたり

ゴムを貼って脚が

傷つかないようにしたり

それはお気に入りのベッドにも

ベッドへの入り口には階段を設置

もっちゃん

もっちゃん

しんどいね…

彼の凄さは

常に前向きで

食欲はまったく衰えず

お薬も上手に飲めるところに

集約される

お薬

効いてくれるといいなぁ

こんなふうに

ゆっくり寝てくれると

ホッとする

仕事辞めていて

よかったぁぁぁぁぁ

一瞬に頑張ろうね

大好きだよ

もっちゃん

ふらりと

京都に行ってきた

初めての東本願寺

この噴水を越えて

道を隔てた

渉成園にも

錦市場にも足を伸ばす

2万歩歩いた

晴れていて

暑さもあったけれど

気持ちが良かった

また行こう

行く先を決めず

ふらりと自分の行きたいところに

行きたいペースで

イジイジ

ココロにトゲが刺さっているのに

気がつかないふりをしてきた

イジイジ考えてるやん

毎日イジイジしてるやん

長い付き合いだったのに

友人と言えなくなった

どうしても違和感が拭えず

元通りは無理だとわかってしまって

悲しいのか寂しいのか悔しいのか

わからないから

イジイジしている

もう感じたことを認めて

イジイジしていることも含めて

今はこうだと開き直ろう

にゃんずと一緒でよかった

毎日「可愛いね」「優しいね」「ありがとうね」「嬉しいね」「楽しいね」などなど

ふわふわキラキラの言葉を使えるんだから

麗しのちゃぺさん

珍しくスマホを向けてもじっとしてくれた

ありがとうね