昨日、母の一回忌が終わった
あれから1年
早かったような
長かったような
いつもより長いお経を聞きながら
母の事を考える
急に亡くなる事になって
さぞかし悔しかっただろう
まだまだ、やりたい事もたくさん
あったのだろう
お経、届いているかな
いつものお坊様
すごくいい声だよね
母のお供えのお花は
スプレーバラにした
薄い紫色が
母に似合っていると思う
おかあさん
私はまだそっちには行かないよ
にゃんずがみんな
虹の橋を渡り切るまで
それまで
きちんと生きていくんだ
見守っていてね
そして今日
震災から27年
あの時母が届けてくれた
ウサギりんごの味を思い出す
瓦礫の中で
可愛いウサギに細工された
りんごを見て
笑ってしまったっけ
たくさんの失った命
残された命
生まれてきた命
すべての命を
抱きしめる一日にしたい