〈医師免許〉
医師免許とは、医師なるために必要な国家資格のこと。
医師国家試験に合格し、医籍登録を完了した人に厚生労働大臣より医師免許が与えられます。
医師免許に更新制度はなく、生涯にわたって有効ですが、医療過誤や犯罪を犯すと資格停止、または剥奪されます。
日本の医師免許は、診療科ごとに交付されるのではなく、すべての診療科において診療行為を行なうことができます。
それゆえ、全く経験のない診療科の開業や治療を行なうこともでき、その点については、高いレベルでの専門化や細分化が進んでいる医療の分野とそぐわないという意見も出ています。