きれいになろう! How to Beauty

きれいになりたい女性のためのブログ。自称美容マニアが専門用語や美容メニューをわかりやすく解説します。

【美容用語】内臓脂肪

2010年03月31日 | 美容用語
50音順索引: あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行

〈内臓脂肪〉
内臓脂肪とは、腹筋の内側の壁にある、腹腔内についている脂肪のこと。
内臓の位置を正しく保ったり、お腹に受ける衝撃を和らげるクッションの役割を果たしています。
しかし、これがつ多過ぎると大変危険。
あらゆる生活習慣病を引き起こす原因なのです。

内臓脂肪は代謝が活発なので、つきやすく、落としやすいという性質があります。
ただし、落としやすいということは、遊離脂肪酸として血液中に溶け出しやすいということ。
余分な脂肪が血液中に溢れ出てしまうのです。
これが血液中に脂肪があふれる「高脂血症」をはじめ、高血圧症、糖尿病、動脈硬化などの原因に。
どろどろの血は血管の壁にコレステロールを蓄積して動脈の弾力をなくすので、動脈硬化に繋がり、血圧も高くなります。

また、内臓脂肪はインスリンの作用を低下させる物質や、血栓を作りやすくする物質を産生。
これが糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞などの原因です。

ちなみに、内蔵脂肪がつきやすいのは女性よりも男性。
筋肉が多い分、筋肉の熱源としての内臓脂肪も多いのです。
内臓脂肪がつきやすい人は、昔スポーツをしていたが、今はやめて運動しなくなった人や、ダイエットをやめてリバウンドした人、不規則な食事をしている人に多いそう。
男性ではウエストが85センチ以上、女性では90センチ以上の人が内臓脂肪が多い人といえるので、最近お腹周りに肉がついてきたと思う人は、ちょっと計ってみましょう。