きれいになろう! How to Beauty

きれいになりたい女性のためのブログ。自称美容マニアが専門用語や美容メニューをわかりやすく解説します。

【美容用語】ほくろ

2010年05月14日 | 美容用語
50音順索引: あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行

〈ほくろ〉
ほくろとは、皮膚の一部にメラニン色素を含む細胞=メラノサイトが、周囲より高い密度で集まってできた母斑の一種。
色素性母斑(しきそせいぼはん)あるいは母斑細胞母斑(ぼはんさいぼうぼはん)と呼ばれています。
色調は黒褐色や薄茶色が多いのですが、中には肌色のものもあります。大きさはほとんどが1cm程度まで。
境界型(表皮と真皮の境界部で母斑細胞が増えている)や複合型(境界部と真皮の両方で母斑細胞が増えている)、真皮内型(真皮内で母斑細胞が増えている)といくつかタイプがあり、幼小児期には境界型から複合型だったものが、時間の経過とともに真皮内型へと推移。
大人の顔のほくろは真皮内型がほとんどのようです。
良性と診断された場合は特に問題ありませんが、急に大きくなった、ほくろの表面に出血やただれが見られる、色が周りに滲み出した、周囲に点々と広がった(衛星化)、色が変わった、急に盛り上がってきた、などの場合には、悪性である可能性があります。
たかがほくろといっても侮らず、すぐに病院にいく必要があります。