「ハイデルバーグ派の画家」トム・ロバーツ（Tom Roberts）の絵画
トム・ロバーツ（1856年3月9日 - 1931年9月14日）はオーストラリアの「ハイデルバーグ派」(Heidelberg School)の画家。
1856年3月9日、イングランド南西部のドーセット州のドーチェスターで生まれた。
1869年にオーストラリアに移住し、スイス生まれの写真家、風景画家であるルイ・ビュベロから絵画を学んだ。その後、オーストラリアの印象派画家フレデリック・マッカビンと知り合った。
1881年、イギリスに戻り、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの美術学校で学んだ。
1884年にはオーストラリアに帰国、メルボルン郊外のハイデルバーグでフレデリック・マッカビン、アーサー・ストリートン、チャールズ・コンダーら画家たちと一緒に野外制作を行い、彼らは後に「ハイデルバーグ派」と称されることになった。
1931年9月14日、オーストラリアのKallistaで癌のためで亡くなった。享年75歳。