ビートルズはいかが?(BEATLES FOR SALE)

日々感じたこと、やっていることを書いていきます。気が向いたらビートルズに関連したことにも触れたいなーーと。

ウクレレ、ギター(ギタレレ)の練習

2009-10-21 | 日記
自己紹介にウクレレやギターに挑戦していることを書いた割りにはそのことついては触れていなかった。(メインブログには少々書いてはいたが・・・。)

これまでウクレレもギターもやったことがなかったが(正確には高校生の時に2週間位挑戦したが挫折)、弾けたらいいなーーとはずっと思っていた。

数年前、ひょんなことからウクレレを借りることになり挑戦が始まった。ただ、借りたウクレレだったので左利き用に弦を張り替える訳にもいかず、右用のままでの挑戦だった。

最初は左でコードを押さえる方が大変そうだったので左利きであったことが好都合だと思っていて、簡単な曲でジャカジャカする分には問題なく楽しんでいた。
たが、少々に先に進んでアルペジオをやったり、細かい、複雑なリズムを刻もうとすると、右手が上手く動かない。

右用での挑戦は失敗だったかなーーと思ったが、今更後戻りするのも大変そうでそのまま右で続けることにした。
そんなこんなで3年位独学でウクレレをやっていたのだが、今一進捗も見られず飽きてきていた。

そんな時ギタレレの存在を知る。サイズはテナーサイズのウクレレと同じ程度と小さく、弦を変えればギターと同じチューニングにできるとのこと。何より安い。仮に挫折しても後悔しない程度の金額だ。

で、今ギタレレでギターの練習をしている。

現在の課題曲はビートルズの”Blackbird”


ビートルズ・パーフェクト・ソングブック 1962-1970
の楽譜で練習している。

ウクレレで簡単なアルペジオはできるようになっていたが、楽譜通りに指が動かない。というか、どう動かしたら良いのか分からない。YouTubeの先生を参考に何とか弾けるようになろうと・・・。

つづく・・・。

P.S.
いずれにしても、音楽することは楽しい。自分の指で曲を奏でることができる。
加藤和彦氏も初心に返って(あるいは近くにいる人が初心に返らせて)音楽の楽しさを思い出せば死ぬことまで考えなかったんじゃないか・・・なーんて考えていた。

P.S.
こちら『ビートルズとともに』でビートルズの曲名や歌詞をお題にした日記みたいなものをやっています。よろしければ・・・。

メインブログのアクセス数急上昇

2009-10-20 | 日記
メインブログのこの土日のアクセス数が急上昇した。

ビートルズのリマスターについてはそろそろ落ち着く頃で、それで騒いでいる時だって大したアクセス数がなかったのに不思議に思った。

で、ブログについているツールで見てみると・・・・。

なーーんだ、『加藤和彦』と『万平ホテル』で検索して辿り着いていたのだ。

加藤和彦氏が自殺して、その自殺したホテルが万平ホテルらしい。

僕のブログには以下のことが書かれている。

00.07. My Music Life + α (to be continued)
=>これにはおまけがあって、チケットを提供してくれた人が業界の人で行きたければローリング・ストーンズのチケットもとれると。(これはもちろん有料。)とっても好きってわけじゃないけど行けるならってお願いしたらとれちゃった。合コンの彼女と行くのはもったいないので、高校時代に『お前ポールやれ』っていったビートルズ好きの友人(学部は違うが同じ大学。もちろん彼はポールのコンサートの全日程のチケットをもっていた。)と行った。行ってみるとすごい席で正面前から5列目位だったか。ちょっと前に加藤和彦がいた。

50.39. The Ballad Of John And Yoko (172 J/E 16/123)
=>3年程前。妻の友人が結婚式を軽井沢で挙げることになった。式と披露宴は金曜日の夕方から。僕自身にとってはお顔を見かけた程度の方だったので出席しなくてもよかったのだが、軽井沢まで行くのであれば僕もついていって教会の式には出席してついでに宿泊してしまおうってことになった。
さて、どこに泊まるか。それはもう万平ホテルしかないでしょう。何故って老舗だしジョン・レノン(とヨーコ)が宿泊していたとこだから。(ジョン・レノンが特別好きって訳ではないがビートルズの一部が存在した場所ってことに意味を感じた。)軽井沢もめったにいかないしアウトレットとかで一日は遊ぶということで金曜日休みで2泊することにした。

これが検索に引っかかったのだ。おもしろい。

でも何で自殺しちゃったんだろう。ネットで見ると前妻から受け継いだ資産の投資が失敗したとか、離婚が原因だとか書いてあったけど。うつ病の症状も出ていたらしい。

音楽というやりたいことがあったのに、音楽ならお金がないなりに続けらたはずなのに。

やっぱ、身近に自分を見てくれる人(具体的に支えてくれなくても、気に掛けてくれる人)がいなかったんじゃないのかな。それさえあれば生きていけるような気がする。

50.46.Sie Liebt Dich (160 JP/G 34/213)

2009-10-18 | 日記
『 Sie Liebt Dich 』

9月の一週目に夏休みを取った。

夏休みは8月末から9月の頭ころに取ると決めている。
その期間に結婚記念日があるからだ。

また、夏休みは海外でのんびりすることにしている。
(一見豪華に聞こえるが、我家の状況としては日頃あまり飲みにいかないし、遊びに行かないしないし、子供はいないし、車もないしで、他の方々がそれらに費やしているお金を一点に集中して社会に還元しているだけであって、そんなに贅沢をしているとは言えないよね。と自分には言い聞かせている。)

フラをやっている妻とウクレレを持っている(ハワイアンは弾かないが)僕らとしてはハワイに行きたいなーーといつも思う。

でもハワイのホテルに泊まる費用があれば東南アジアでコテージに泊まれ、上手くすればコテージにプールまでつく。

ってんで、通常はバリやプーケットなどが候補となる。

去年はサイパンの近くにあるロタ島に行ってみたが、アメリカナイズされていて、ホテルの従業員の島の良さがなくガッカリ。
(ココナッツジュースを飲ませてくれた農園を管理しているおじさんだけが島の人ぽくって救いになった。)

で、去年の失敗を踏まえて、今年は確実なところにしようと2度目のタイ・サムイ島にした。

数年前に行った時にはビーチサイドのプール付きの広いコテージで、

礼儀正しいいかにもといったタイ人の執事もついて日長一日コテージにいても問題なく、大満足した記憶があったからだ。

ただし、今回はこのご時世なので宿泊先のランクは落とすことにした。(専用執事はいないがでもプールはついている。)

行ってみると、ビーチから一番遠いコテージでここで一日を過ごすって感じではなかったが、プールサイド、ビーチサイドでのんびりできたし、食事もマッサージもまずまずだった。

あと、サムイ島は観光客としてヨーロッパ人が多いって特徴がある。

『 Sie Liebt Dich 』

今回の話は歌詞の内容とは関係がない。ドイツ語ってところがポイント。

そう、サムイ島はヨーロッパ人が多いと言ったが、ドイツ人とイタリア人が多いらしい。

実際僕らが宿泊したところでも、やっぱりドイツ人とイタリア人が多かった。(その他に東欧系、ポーランドか旧ソビエトの一部か?)

ドイツ人は男同士のカップル。どうみても片方が彼でもう一方が彼女って感じだった。

ビーチにはトップレスになるなって表示。タイだからその辺り厳しいのだろうが、ヨーロッパの客が多いからか。

でもヨーロッパ人って皆ペラペラっと英語をしゃべる。よくしゃべらないって言われているイタリア人やフランス人もしゃべってる。

僕もビートルズの輸入ものリマスター版のライナーノーツやDVDが楽々分かるように勉強しよう!!

(って毎回思って、一時期やるけど長続きしないんだよね。)

ビートルズ リマスター (5)

2009-10-14 | 日記
店で買いそびれ、ネットもあまり使わない友人にために予約しておいたビートルズ リマスター モノ盤が届いた。

17.04. Remaster Review 04に書いたが、その友人もアマゾンで予約できてしまったので、結局自分のものとしたやつだ。

僕はビートルズの似非ファンを自認しているレベルで、マニアでもコレクターでもなく、仔細な音に拘りもないのでステレオ盤で充分だと思っていた。
ただ、いざモノ盤が目の前に存在していて、『モノ優先で作っていたのだからモノで聴くべし』なーーーんて言われると”そうなのか!”なーーって単純に煽られてしまう優柔不断な性格なので、やっぱり自分も欲しいってことになってしまったのだ。

それに、00.08. My collection (or The Evidence Of A Mimic Fan)にも書いているが、僕は似非ファンであることの証明としてLPレコードを1枚も持っていない。(若き頃は友人のレコードを借りて聴いたり、それを録音して済ませていた。)
よって、今回のステレオ盤に加えてモノ盤も手に入れれば、ミニチュアではあるがアルバムのレコードイメージは手に入れたことになるなーーって考えちゃったのだ。



で、実際に手に入れてみて思ったことは?



値段が高い!
この値段のおかげでマイナスを取り返すべく僕はゴルフに行くのを止めた。が、僕のプラス(ビートルズのCDゲット)に対抗して妻が洋服類を買った。(僕がステレオ盤とモノ盤にかかったお金分は使ったか・・・。)従って、さらにマイナスを取り返すために僕の秋物の洋服類の購入はなしだな。



それにしても海外の値段の1.5倍~2倍の値段はないんじゃないか。
モノ盤は当初友人のためのものだったので日本語盤だから4万円弱。日本語訳やらに少々かかるとしても、どう見ても中間にいる人々を食べさせる費用と日本法人の利益に貢献していることは間違いない。(何事もきっちり丁寧にやる、やってないと怒る国民性なので他国よりラッピングやら何やらに余分にお金がかかるし、販促費用も海外よりは上乗せする必要があったのだと思うがそれにしても・・・・。)



良い面としては、CDジャケットを入れている透明の”入れ物”が良くできている。
説明が難しいが、フラップ状になっている側とは反対となる側の袋の入り口が切りっぱなしじゃなくて内側に折り込まれている。そのおかげでCDジャケットが”入れ物”に入れ易くなっている。この辺りは日本で作っている成果じゃないのか。



その他気がついた点としては、”with the beatles”のジャケット右上の”mono”の文字。僕のブログのヘッダーは”with the beatles”のジャケットをパクッていて右上にはMONOの文字を入れていた。
”with the beatlele”の部分は似せたつもりだったがMONOの文字を大文字にしてしまっていた。実際は小文字。同じフォントはないが似たようなもので代用して修正。僕のブログにとっては”mono”の文字にも意味がある(00.02. Named After (to English version))のに良く調べもせずにだめだなーーー。(PPMもHDNも小文字なのに。似非ファンであることがまた証明された。)


音的には聴きくらべをするつもりはないが、今後じっくりと聴いていきたい。

メインは以下でやってます。よろしければ・・・。
http://withthebeatlele.blogspot.com/

ビートルズ リマスター (4)

2009-10-14 | 日記
前回のリマスター・レビュー(17.02. Remaster Review 02)に登場した友人から昨日携帯電話にメールが来た。

リマスター・モノ盤を予約できたというのだ。

確かに現在でもEMIのホーム・ページやビートルズ・オフィシャル・ストアでは予約は受け付けていたのだが、HMVはだめだし、アマゾンもタイミングがよければ受け付けている場合がある程度の状態だった。

で、彼はアマゾンで予約できたという。実際に行ってみると・・・、確かに受け付けている。(ザ・ビートルズ・モノ・ボックス(BOX SET)【初回生産限定盤】)予約が一杯になって受付が停止するかも知れないが、少なくとも今現在でも予約を受け付けている。(前回の投稿で希少価値があるものをゲットできてうれしい!なーんて書いたけど、希少価値はそんなにはないものになりつつあるかも。)

この間の話だと彼はネットで予約なんてしないって感じで言っていたが、別の人に頼んだかか自分でやったか・・・。

まーいずれにしても欲しがっていたものが予約できてよかったと。
僕の方でも彼のために予約しておいたのだが、実際に商品が届くまでどうなるか分からないので連絡していなかった。結果としてその分が無駄になってしまうな。なんて言いながら妻が許せばそれは自分の分としてしまえるなとほくそ笑んでもいたのだが。

で、昨日の夜にその旨妻に話をしたら、良いとも悪いとも言わない状態。勝手にいい方に解釈をして自分の分としてしまうことにした。似非ビートルズ・ファンとしてはLPも持っていないので、LPのスリーブなどまで再現したものが付いてくるならうれしいし。

ただ、4万円弱は痛い。今後ゴルフも2回ある予定なのだが、早速1つはキャンセルした。CDで4万円も使ってさらにゴルフだなんていったら機嫌が悪くなるのは目に見えている。

ところで、限定1万セットとか言っているけど、実際はもっと作ってるんだろうな。海外も合わせたら1万セットしか販売しないなんて普通に考えても少な過ぎるし。(って、曲がりなりにもビートルズ・ファンである立場での意見なんだけど。)他のホームページでの意見を見ても限定といいながらそれ以上に作るのは普通にあることらしいし。

で、この限定云々ってのは購買意欲を湧かせるよね。
今回のモノ盤なんて同じ曲が入っているだけなのに、テイクやミックスが違うってだけで別商品にしてマニア心をくすぐって買わせようとしている。ビートルズのマニアは基本的にはそれなりの年齢の方々が多いので少々高くったって売れるし。ジョージ・マーティンやジェフ・エメリックの発言でも”その時代はモノラル優先でミックスしたからモノで聴かなくちゃだめ!”なんて煽ってるし。

実際僕はFor Saleまではモノラルで、それ以降はステレオでしか聴いたことがなかったし、曲がりなりにもファンの片隅にいるつもりでいて、それなりの年齢になっているので、確かにこれらの発言に煽られて買いたい気持ちになっていた。(詳細な音の違いなんてあまり興味がないし、それにとっても高いのにもかかわらず・・・。)

いずれにしても・・・、欲しい人が正規の値段でその商品をゲットできることはいいことだということで、めでたしめでたし。(とはいえ日本語版は輸入盤に比べて高すぎだけど。)

メインは以下でやってます。よろしければ・・・。
http://withthebeatlele.blogspot.com/

ビートルズ リマスター (3)

2009-09-28 | 日記
FC東京とジュビロ磐田戦を味の素スタジアムに見に行った。

ヴェルディがJ2になりジュビロが弱くなってから、ジュビロが東京で試合をするのはFC東京戦だけになっている。
昔はヴェルディ戦があり、浦和や鹿島との試合を国立競技場でやったりして年に何戦かジュビロを戦を見ることができたのだが、今はジュビロが弱くJリーグ人気も前程ではないためか国立競技場での実施がない。寂しい限りだ。

ジュビロに名波(妻がファン)がいたころは一階の左側のコーナー近くに席をとったが、名波なき今はというか今回はメインスタンドほぼ中央(ちょっとジュビロ寄り)の2階席をとった。試合が良く見える。(といってサッカーに詳しくはない。単にスポーツに熱くなれるだけのファンなのだが。)

試合はまずまずおもしろかった。

前半は押され気味ではあった。何度か得点チャンスもありまー白熱した試合だったが両チーム得点なし。試合が動いたのは後半。まずはFC東京が得点。FC東京はデクノボウと思われていた平山がセンターで機能していてゴール前に入れて戻してジュビロのディフェンスが固まったところでスペースにパスしてシュート。お見事。

その後ジュビロがゴール前の混戦から前田が押し込んで同点。さらにコーナーキックからドンピシャでグノ様に合わせて逆転。ヤッターと思いつつ、今のジュビロはこれで終わる訳はないと夫婦二人でこの先を心配していた。

で思った通りまずは同点。で、ロスタイムに逆転。最近のジュビロの典型的なパターン。

とはいえFC東京のサッカーは非常に良かったのでは。
平山等がゴール前でポストでプレーしてジュビロのディフェンスを集めてスペースを作りフリーになった選手がセンタリングやシュート。鮮やかな展開だった。

それにつけてもジュビロ。ドュンガや名波や藤田がいなくなってからの変革ができていない。

時代に合わせた”リマスター”できていないのだ。(ここで来たか!!)

そこそこ有望な新人を獲得していながら、その成長も今一見られず、試合後半の守りに問題があることが明白なのにそれも全然改善されない。これは監督とスタッフの問題でもある。

ビートルズのリマスターには監督(プロデューサー)とスタッフ(エンジニア)が一生懸命やっても4年の歳月を要したようだ。ジュビロのリマスターだって時間はかかると思うがかかり過ぎ!!別に往年の姿(流麗なパス回し)を残したままでリマスターしろとは言っていない。別に全く新しいサッカーをやったっていい。ファンを感動させるようなサッカーをしてくれ!!
ビートルズのリマスターはファンを感動させてくれたぞ!!!

日本も現在は民主党による”リマスター”中だ。

首相(プロデューサー)と官僚(スタッフ)の対立構造の中ではビートルズのリマスターより時間はかかると思う。でも何が良くて何が悪いかはちゃんと話あえば分かるはずさ。国民は今の日本を憂いているのだ。頭の良い官僚はそれを理解できるし、その改善策だって分かっているはず。
で、どんなに上手くやったって短期的な評価では批判は出るのだ。そんなの関係ない。長い目で見て日本人を感動させる、あの時の痛みを伴う変革はここで生きたんだ、なんて思えるリマスターを是非やってもらいたい。

メインは以下でやってます。よろしければ・・・・。
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ビートルズ リマスター レビュー

2009-09-21 | 日記
ネット上ではビートルズ・リマスター盤花盛り。
僕の所にも9月10日にステレオ盤が届いていた。
最も安く手に入れる方法ってことで輸入ものをHMVのマルチバイ(30%引き、¥21,088)で買ったのだ。
 Beatles (Long Card Box With Bos Dvd)  


今回販売された品々については、当時はモノラルを中心にに製作していて、ステレオは片手間にミックスしただけだからモノラル盤を聴くべしってことらしいが、音を緻密に比較して云々する程ではないので僕はステレオ盤で問題なし。


って、えらそうに言っているが、似非ファンである僕はそもそもOFFICIALなレコードやCDを持っていなかった。
(BBCものやANTHOLOGYは持っているが、その他通常のはECHO INDUSTRYってところが作成したまがいものCDだけ。)
だからOFFICIALなCDが手に入って涙が出る程うれしいい!!!。ECHO INDUSTRYのはJACKETもなかったし。


輸入盤にしたのは安いから。日本語盤じゃなきゃ付いていないものもあったり、DVDに日本語字幕もなかったりで、不都合な点はあるが、音や映像に違いはないし、英語の文章は勉強も兼ねて少しづつ読もうと思っている。
DVDに日本語字幕がないがNHKが『よみがえるビートルズ』って番組で放映してDVDに焼いたので問題なし。


で、聴いた感想だが、ちょっと無理やりステレオ化した感(音が左右に別れすぎていたり、右のヴォーカルのエコーを左からだして音の広がりを演出したりで、ヘッドフォンだと少々違和感が・・。)はあるが音はクリアになっていて生き生きした感じがする。(ってまたまたえらそうだが、OFFICIALなのを持ってなくて何と比べてるんだっつーの!!。)


ということで似非ファンとしては、音についての感想はこんなところでやめ、詳細はその他の方々に譲るとして、その他の感想なぞを・・・・。

今回、一通りCDを聴いて思ったのはビートルズの魅力って多様性ってことなんだなと。
一つのアルバム内でもそうだし、アルバム間でもそう。

一つのグループ内で4人全員がヴォーカルをし、全員が作詞作曲する。(偏りはあるが。)
そのおかげで一つのアルバム内で様々な歌詞、曲、声、つまり音が聴ける。
これがアルバム間でも時代を取り込み曲や歌詞が変化し、声や楽器の音が変化していく。
この多様性が魅力で音楽がいいとか悪いとか関係なく聴いていて飽きないのだ。

これって自然にそうなったってことではなくって、彼らの下積み時代がそうさせたんだと思う。

彼らは売れる前、キャバンクラブやハンブルクのクラブで、目の前の客を喜ばせていた。
ハンブルクでは客が喜ばないようだとクラブのオーナーが喜ばせること何かやれって怒られていたそうだ。 だから、かれらは一生懸命客を喜ばせることを考え演奏していた。

同じことしてたっていつまでも客は喜んでくれない。多様性、変化すること、が大事なのだ。
(14.03. Across The Universe (004 J/D 10/213),11.11. Cry Baby Cry (031 J/G 33/213))


カバーした曲についても単に売れている曲をカバーするのではなく、いろんなレコードのB面から良いものを探して演奏していたそうだ。 これって実は多様性にはとっても重要なポイントのような気がする。
A面は単純に今売れるように、他の今売れている曲の路線を踏襲したものになりがち。 一方B面にはちょっと実験的な毛色の違った曲が入ったりする。
こういった実験的な曲を自分流に客受けするようにアレンジしてカバーしていたから多様性も生まれたのでは。

彼らの曲が今でも飽きずに聴かれるのは、常に客を喜ばせるように変化していった、その多様性の魅力のおかげなんだなーーーーー、
ってのが今回のリマスター盤を聴いた一番の感想だった。

12.02. Only a Northern Song (138 G/A 29/213)

2009-07-27 | 日記
『これはただの北の町の歌なんだから』
("a Northern Song"って頭文字が大文字だから・・・・・。)

マイケル・ジャクソンが死んだ。

僕は6月26日は通常とは違う場所での会議のため、いつもよりゆっくり目に起きた。7時頃にJ-WAVEをつけたら、そしたらジョン・カビラが叫んでいたのだ、マイケル・ジャクソンが亡くなったと。

僕はマイケル・ジャクソンについては特に好きでも嫌いでもない。でもあのダンスとそのダンスを踊りながらの歌は圧巻だと思っていたし、歌自体も色んな所でよく流されていたからか結構覚えている。今回の出来事で昔のビデオが繰り返し流されるがジャクソン・ファイブの頃からすごいやつだったと改めて認識した。

昨今は新しいCDを出すわけでもなくコンサートをやるわけでもなく、奇行や整形や経済的に破綻しているような話題で認識していただけだったが。(直前にロンドンで久々のコンサートをする予定と話題にはなっていた。)

そしてふと思った。

マイケル・ジャクソンがもっていたビートルズの版権はどうなってしまうのかと。

Wikiによると、”当初ジョン/ポールも役員として参加していたビートルズの楽曲を管理する音楽出版社「Northern Songs Ltd.」は様々な経緯でビートルズの手を離れ筆頭株主オーナーは「ATV」となった。1985年「Northern Songs Ltd.」の持ち主である「ATV」が売りに出され、それを購入したのがマイケル・ジャクソンとソニー・レコードとの合弁会社「Sony/ATV Music Publishing」である。(改変)”とのこと。

でも何で”Northern Song"なんだろう。確かにビートルズの出身地リバプールはイギリス内では北部にはある。世界的にみても北部にあるし。(エプスタインが経営していたNEMS もNorth End Music Storesでやっぱり北がつくから何かあるのだろう。)

ロンドンからすれば単なる北の小さな田舎の町の歌ですよって皮肉まじりにつけたものかな。(調べてない。)

ジョージも自分自身の技術について他人にとやかく言われている状態(ポールに指摘されていじめられていたらしい)に対して"単なる北の町の歌じゃないですか””うるさく言わないでよ”といい、「Northern Songs Ltd.」の役員ではない自身を皮肉ってこの曲を作ったらしいのだ。

『たいした問題じゃない
僕がどんなコードを弾こうと
どんな歌詞をうたおうと
今が何時だろうと
これはただの北の町の歌なんだから』
("a Northern Song"って頭文字が大文字だから・・・・・”北の町の歌”というよりは、「Northern Songs Ltd.」の一つの曲って意味になりそうだけど。)

いずれにして、『As it's only a Northern Song』なのだ。

ファンにとっては演奏が下手だろうが、コードが間違っていようが、歌詞が変だろうがアンソロジーにあるような失敗テイクだって何だって問題ない。そのこと自体も好きなのだ。だってそれがまさに北の町の歌を歌うビートルズなのだから。

失敗テイクだって楽しめちゃうのは(It's)、
ビートルズが歌う北の町の歌”だけ”なんだから。
(As it's "ONLY" a Northern Song.)

かようなビートルズの曲(の一部)が多大な負債をかかえたマイケルジャクソンの死による遺産相続問題によって散逸し今後の出版に影響を与えないことを祈るばかりである。(”2006年4月にはマイケルが破産した時、ビートルズの版権が第三者の手によって競売にかけられるのを防ぐ為に、マイケルの持っているビートルズの版権を担保にソニーがマイケルの為に新しい融資先を調整したと発表された。”とのことだが。)

with the beatlele

2009-06-08 | 日記
メインは以下ですが、ビートルズの曲名/歌詞をお題に日々感じたことを綴ってみたいと思います。

http://withthebeatlele.blogspot.com/
http://beatleleforsail.blogspot.com/ (English version)

<投稿サンプル>
05.08. *Act Naturally (005 R/G 12/213)
『映画に出てくれ。いつも通りに振舞ってくれればいい。一人ぼっちで寂しい男の話だから。』

Act Naturally , act actually , love actually. Love Actually!
少々無理があるが曲名を見たとき好きな映画の題名が頭に浮かんだ。

空港の到着ゲートでカップルや親子など様々な人々がキスをしている映像が流れる中で『愛って実際(特別なものじゃなくて)いたる所にあるもんなんだよね』って首相役のヒューグラントが言うんだ。
0911以来何となく宗教間や国家間での衝突や憎しみなど殺伐した雰囲気につつまれている中、愛は直ぐ目の前にあるんだと主張する。

映画は様々なカップル(親子、姉弟などもある)が様々な状況の中でそれを乗り越えていく、というか受け入れていく。多くが愛を与え受け取ることで幸せになっていく。
精神的な問題で入院している弟を持つ姉が自分の恋よりも弟との関係を(世話することを)優先し一見愛を獲得できなかったようにも見えるが、そこには姉弟間の愛が存在している。
友人の恋人を好きになってしまった一人もので寂しいオクテの青年が、その二人の結婚式のカメラマンを担当する。その女性がオクテ青年が撮影した映像を見た瞬間、オクテ青年の自分への好意を認識する。オクテ青年はクリスマスの夜に紙芝居をつかってその女性に自分の気持ちを伝える。今は実らぬ思いではあるがオクテ青年はとても幸せそうな顔になる。

皆それぞれの関係の中で自分の思いを伝えるためにそれぞれの行動をとる。
いや違う。
自然に湧き上がった感情からとった行動が結果的にその思いを伝えることになったんだ。

『自然に振舞えばいい。』一人ぼっちで寂しいと思い込んでいる男だって。
Act Naturally , Love Actually!

愛ってのは何か特別なものではなくって、意図して何かを伝えようとする装飾されたものではなくって、自然に生まれたきた感情に従って自然に振舞ったその行為の中だけにあるものなのだと思うから。

(この曲はビートルズが作った曲ではありません。)