鳥獣被害対策奮闘記

鳥獣被害を検討始めて5年。イノシシ、サル、ハクビシン、カラス、カワウ、鹿、熊対策の実地検証が実を結び確実な効果を立証。

イノシシ、サル、シカ、カラス、ハクビシン、クマ・鳥獣対策?

2008-09-28 16:25:55 | Weblog
超音波装置を全て貸出してしまった為暇に任せてふっと思ったこと。

ネットで鳥獣対策、xx対策、色々検索していてふっと??
何年、鳥獣対策の事を各市町村、都道府県が対策、補助金・・・載せているのか

たまたまでしょうが?
ある大学の教授に、この超音波発生装置で、カラス以外の実験をと頼んだら
カラス以外では、音波に対する基礎データが無いからと断られた。
研究とは、他人の論文から評価実験をして自分の研究論文を書くこと?
自分で基礎データを作れないの?
ここで、教授の批判をしてもしょうがない。
現在の大学では、独立採算とか言って教授も研究費を集めなければいけないから可哀相!!


今の方法では、基本的に農作物を守る事に主眼が置かれている。
ある教授の講演で、
餌となる物を置かない・・・・まさか何と無知なことを
農作物を植えられなくなるぞ・・・・大げさな反応ですが。
これじゃ逃げの守り、戦争なら負けます。


たまたまでしょうが!
有る大学のパネルディスカッションに参加して
教授の説明がありーー現状と対策
参加者からの現状を聞いてアドバイス
参加者(助役さん等)からは一度現場を見てアドバイスを下さい。
柵を作りなさい。
電気柵を設置しなさい。
餌となる物を置かない。
捕らえて絶対数を減少させなさい。
対策も目新しい事がない。


実験場で設置する電柵、柵は頑丈に作っているから・・・
一般の農家でやるか?


この仕事を始めてから農家の人と話をする機会が増えて現場の事情が理解できるようになって
超音波鳥獣撃退装置の最大の欠点がハッキリしてきた。
100Vが必要なため山間部での設置が難しいこと、これはどうしようもない。
12vにすると最大4.5Aの電気を消費するから車のバッテリーでは毎日充電の為交換が必要になってしまう。
これさえ解決すれば、イノシシ、サル、ハクビシン、クマに絶対的な効果が有るのですが・・・

当分は、100Vが取れる所に限定して・・・・

イノシシの天敵は、キツネ!!いつの間にか居なくなり
シカの天敵は、オオカミ!!人間がオオカミを退治しすぎて居なくなり
サルの天敵は、??!!
ハクビシンの天敵は、??!!
クマの天敵は、??!!
カラスの天敵は、??!!
天敵の居ない状態で鳥獣の数を減らすには?
餌となる物の場所を減らす・・・大学の教授が言ってた通りだ(あはは・・)!!
餌場に近づけないようにするには・・・
やはり、電柵、網?・・・現状と変わらないじゃないか!!・・・鳥獣は危険を感じない。
餌場で危険を感じたら近づかない・・・人間も同じで・・・
超音波を・・・単純な超音波では危険を感じない・・・そこで考えて
複雑な超音波を発生させたら・・・効果絶大
シカだけ効果が無い!!

終わりに
鳥獣被害金額は、おおよそ平成18年度で196億円になります。
日本の中の市町村の数は、おおよそ1800有り。
各市町村は、対策費として毎年幾ら使っているか?

何を言いたいか??