鳥獣被害対策奮闘記

鳥獣被害を検討始めて5年。イノシシ、サル、ハクビシン、カラス、カワウ、鹿、熊対策の実地検証が実を結び確実な効果を立証。

カラス対策フィールド実験

2007-11-26 19:47:03 | Weblog
先月から1ヶ月カラス対策でフィールド実験をしました。
場所は、埼玉県に有る飛行船です。
飛行船の上にカラスが止まり糞害で飛行船が傷むとの事でした。
結果は良好で設置後カラスが来なくなったとの事です。

今回は1ヶ月の長期間の実験でしたが慣れもなく一安心しました。
お客の要求により実験を継続しています。

以前にも書きましたが
国立大学の屋上でカラスの実験を5日間行った時も超音波を出していると
カラスは寄ってこない結果が出ています。

群馬の森での実験結果も超音波を出さないと餌を食べに来ますが
超音波を出すと全く餌を取りに来ません。

問題は有ります。人慣れしたカラスには効果が無いようです。

残るはシカの対策です。
詳しくは、http://www9.wind.ne.jp/meisan-d/

シカと遊ぶ

2007-11-11 14:02:33 | Weblog
新しく入ったシカ20頭前から居たシカ7頭合わせて27頭が80m四方の柵の中に居る。
明るい内は日陰に、日が落ちてくると牧場の中に散らばる。
柵の外で緑の葉っぱ等をかき集め柵の側に行くと散らばっていたシカが集まってくる。
この時期から青葉が芽生える5月頃まで餌が牧場の中に無いので餌を求めて寄ってくる。
子鹿は、昔読んだ童話のバンビを思い出しとても可愛い。
27頭の内押すが5頭。雌よりも雄の方が警戒心が強い、しかしそれ以上に警戒心の強い雌も居る。シカもそれぞれの個性を持っている。
真っ先に近づいてくるのは、雌の37番の札を漬けているシカだ。気も強い。
餌を差し出すと何時も一番に口にするのは37番の雌シカだ。
普通手を差し出すと鼻で匂いを嗅いで、餌が無いと直ぐに立ち去るのだが37番の雌は私の人差し指を口の中に入れ食べようとした。
慌てて手を引っ込める。幸いシカには前歯が無いので噛まれる事は無かったが多少痛かった。
シカは、竹をも食べるのが初めて判った。 面白い・・・
暗くなって牧場のオーナーが来ると散らばっているシカが集まってきた。
餌が与えられることが判っている。
シカも私に慣れてきたので今月下旬からシカに対する超音波の実験を再開します。