チロ的岐阜グルメ

岐阜の飲食店食べ歩き。
B級グルメが多めです。

【関市】薬草山菜山野草料理 つるや

2009年02月26日 | うどん、そば


ファミリーパークから寺尾の千本桜へ続く道を北へ走ると、坂の峠の手前あたりの住宅地の中にあるうどん屋さんです。
むげ川の道の駅のコメント欄で、グルメのけんちゃんに教えてもらったお店です。ちょうど昼時に近くを通ったので行って来ました。



築100年以上の古民家を改築したお店で、すごくいい雰囲気です。人気のお店みたいで、遅めの時間でも結構混んでました。
この写真は人が途絶えた隙にパシャリ。その後、すぐにまた埋まってました(;´Д`)


※写真をクリックで拡大

ここの名物は手打ちのつるむらさきうどん!
オーストラリア産の小麦と、岐阜産の地粉をブレンドした物に、つるむらさきの粉末を混ぜ、80歳のおばーちゃんが打っては寝かせで、2日かけて作っているそうです。


--ちょっと脱線--
あまり知られていませんが、本場の讃岐うどんを始め、普段口にするほとんどのうどんがオーストラリア産の小麦(以降ASW)で作られています。ASWは品質が安定していて、強力粉に近い準強力粉なのでコシが出やすく、国産のものよりも色が白いためうどん作りに適しています。

逆に国産の小麦は品質にムラがあり、中力粉なのでASWほどはコシが出にくく、色も黄色がかっているため、使う店が少ないのが現状です。風味の良さや伸びるような食感など、国産粉にしかない良さもあるのになぁ・・・。

そんな中、讃岐うどん用に開発された「さぬきの夢2000」や、僕も愛用している北海道産の「北翠」など、ASWに負けないほどの良い粉もどんどん開発されています。

ラーメン屋で使われる中華麺などは、かん水でコシを出せるので、国産の風味の良さが注目され使われることも増えています。

国産粉好きとしては、うどんでも国産の小麦がASWに取って変わっていってくれる事を願うばかりです。
--脱線終わり--


単品ではちょっと値が張るのでセットメニューが良さそうですね。
古地鶏の唐揚げに惹かれてから揚げ御膳で注文しました。


から揚げ御膳 1350円

「御膳」と命名されているだけあって見た目豪華ですね!



これが噂のるつるむらさきうどん!やや緑がかった中に、蕎麦粉のようにツブツブして見えるのがつるむらさきかな?

麺肌は通常のうどんよりもすごくツルツルとしていてのど越しが良いです。
接客してくれたおばちゃんによると、つるむらさきは粘りが強いので、ヤマイモのように良いツナギになるそうです。
これはうまいわ~。



古地鶏のから揚げは鶏の味が濃く、歯ごたえがあってウマウマ!他の御膳に付いている古地鶏のたたきも食べてみたくなりました。

小鉢の一品一品も田舎風な優しい味付けでおいしかったです。


おばちゃん情報によると、道の駅などで購入できるつるむらさきうどんはすべて機械打ちだそうです。機械打ちがダメってわけではないけど、どーせ食べるならやっぱり手打ちが良いですよね。

でも、手打ちのつるむらさきうどんが食べられるのはこの「つるや」だけ。
じゃあどうすればいいか・・・。わかりますよね?

オススメです(*´ェ`*)



・住所 岐阜県関市武芸川町谷口1223
・TEL 0575-46-1391
・営業時間 11:30~15:00 17:00~21:00
・定休日 木曜定休
・駐車場 あり
・HP http://www.e-tsuruya.com/
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