銘木アトリエEq

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生存22日目 2020/05/11

2020-05-11 09:13:41 | 過去の執筆など


<大きな理念と小さなタスク>

物事を考える時には、まず最も大きな部分を想定しないと話にならんかもな。最終的にどんな形にしたいのか、最終的にはどうなりたいのか。そういったイメージを固める事は凄く重要だと思うんだわ。目先の小さな事に囚われて大きな物が見えなくなってしまえば、きっと方向を見失ってしまうし、仮に達成した後に残るのは空虚だろう。

ーー大きな目標を掲げろ!という事でしょうか。

ワシは色々と考えに考え抜いた結果、最終的な目標が出来たんだ。凄く大きな目標、夢と言っても良いかもしれん。この目標に向かって進む事によって、道に迷った時にでも進むべき方向へと修正出来るだろ。例えば東京タワーに行きたいと願ったならば、道に迷ったとしても遠くに東京タワーは見えるんだし、方向を見失う事はないじゃんか。例え大雨が降って視界が途絶えたとしても、雨が上がればまた東京タワーは姿を見せる。最終的なイメージは大きければ大きい程良いと思うんだよ。

ーーおじさんの大きな目標とは何でしょうか。

ワシは世界中を繋ぐ医療ネットワークを構築したい。24時間世界中どこにいても、高水準の医療を受けられるネットワークだ。臨床試験や治験のデータ収集も含め、電子カルテとネットワークを接続する事によって迅速かつ高精度なデータが収集出来る。一切の無駄を省いて効率化だ。非効率で動いていた金の流れを効率化によって一本の流れにする。

発展途上国も離島も、首都圏も地方都市も関係ない。世界中どこにいても最低水準以上の医療が受けられるならば、その理念や行動に対して否定出来る人はあまりいないだろう。ましてや”医を仁術”と考える人ならばな。

もちろんその実現には沢山の問題がある。取り除く必要のある障壁がある。でも、そういったバリアを取り除いて理念に向かって進む事こそがバリアフリーの本当の意味なんじゃないかな。

ーー実現する為には相当大きな障壁がありそうですが。

時差を利用して24時間の対応を構築したって良い。リモートワークの技術を用いて場所を不問にすれば良い。遠隔医療を応用する事に法律的な問題があるならば、法律を変えれば良いじゃないか。国際的なライセンス問題があるなら共通ライセンスを作れば良い。たったその程度の事だよ。所詮は人間が都合良く作った法律やルールなら、また人間が再構築出来るだろ。万物の営みに比べたら小さ過ぎる事だ。

出来ないと諦めるのは万人に出来る。でも諦めてしまえば絶対に何も動かないんだ。金の流れを明確にすれば様々な業界も無視できなくなる。信念に基づいて歩みを続ける事が出来れば、いつか必ずや自治体も国も意識を改める。世界中の国も、全ての人類までも意識を改める。それこそが時代の流れに他ならんだろう。

ーーヒットマンに襲われそうですね。

今のワシの状況を見てみればいいさ。統合失調症で頭はまともに動かない、重症筋無力症で身体はまともに動かない。もう社会に出て既存の経済の枠組みへと戻る事は無理だろう。更に貧困に喘いでいる状態だよ。こんな立場になったら、普通の人間は一週間と耐えられずに飛び降りるか首を括るんじゃないか?ならばヒットマンに命を奪われる事を恐れるまでも無いよな。こんな社会不適合の障害者を殺した所で、もともと世間からはパージされてる身分だ。大した問題じゃない。

もともと大した命じゃないが、決して命を軽く見ている訳ではないぞ。ワシにはスキルフルだけれども社会と馴染めずに死んで行った統合失調症の仲間がいた。心の中にはみんなの笑顔が残っている。恥ずかしながらワシは命を絶つ事も出来ず、生き延びてしまった。きっとこれからも生き延びるんだろう。何故なら死ぬ必要があったならば、もっと早い段階でとっくに死んでるからだ。

ーー命を賭してやる価値のある事だと。

病気のせいかもしれん。医者に言ったら薬を増やされるんだろう。けれどもワシが無い頭を精一杯振り絞って、考えに考え抜いて生み出したイメージだ。無様に生きているだけの人生を過ごすならば、命を賭して大きな仕事をしたい。それだけだ。

多くの人は自分や家族を守る為に、必死に働いて社会構造の中で金を稼ぐ。まともな身体と頭があればそれが出来るし最短ルートだろう。ワシだって金を稼いで生活を営みたい。だが自分を変える事が出来ないならば、社会を変えようとしたって不思議ではないのだよ。



今のワシには何も無い。来月の家賃や明日の食費にすら困っている状態だ。それでも最終的なヴィジョンは持っている。それならばその方向に向かって、一歩一歩確実に歩みを進める以外にないと思っている。

ーーどうやって生活費を捻出しましょうか。

リモートワークに対応している就労継続支援A型の事業所について、保健センターへ問い合わせは掛けてある。事業所を探して貰えるかもしれない。成功する割合としては50%って所だろう。こんなご時世だから駄目な可能性も50%はあると見ている。もしもそのルートが上手く行けば、当面の生活費に関しての困難はある程度だが緩和されるかな。

A型作業所が上手く行こうが行くまいが、その結果に一喜一憂している暇は無いな。同時並行で個人事業主として届け出るかもしれない。先般に記載した”心のバリアフリー”を一般企業への商品としてアプローチを掛けて行こうと考えている。

ーー心のバリアフリーを商品にですか?

政治や経済、法律の事は良く分からん。だが確か大きな会社では障害者を雇用しないといけない法律があったと思う。身体障害者を雇用する会社も多い訳だが、記憶が確かならば精神障害者をなるべく多く雇って欲しいという力が御上から働いていたと思う。当然、今の社会では精神障害者を雇う事はリスクとしか捉えられていない。既に精神障害者を雇用している会社であっても、扱いに苦慮をしている会社だってある筈だ。つまりハンディキャップを抱えて、健常者と同じ仕事をこなせない人員を仕方なく雇用していると言う事。

ーー確かに定着率が低かったり、トラブルが多いと言う話も聞きます。

ならばだ!心のバリアフリーを施す事によって、ごく潰しの社員がまともな労働力となる一助になれば会社は願ったりだろう。そこに商機があると見たんだ。その都度カスタムをした心のバリアフリーを組み、コンサルティングとして会社の利益となる具体策を提示する。会社は労働力を開拓できる、ワシは生活費を稼げる。WIN-WINだ。ビジネスは絶対にWIN-WINでなくては長続きしない。ワシのやり方だ。

ーーこんな事を大っぴらに書いたら、真似をされませんか?

真似をするならどんどんやれば良いじゃん。そうすればワシみたいな人間でも広く雇われる可能性が出てくるって事だろ?嬉しい事だよ。そうやって土壌を耕しておいてくれれば、そのもっと先にあるステージでワシが動きやすくなるしな。

まぁ・・・統合失調症の人間とまともに向き合うなんて、そうそう出来るとは思わんがな。精神科医やカウンセラーじゃあ学問の見地に基づいたアドバイスが関の山だ。ともすれば障害者ビジネスと非難されるような事は絶対に出来ない。企業の人事担当が扱えるのは健常人だけだろう。あくまで健常人という前提が無ければ無理があるな。

統合失調症患者の社会復帰という大きい御旗を掲げてワシは進むぞ。その為にもワシは今ここでくたばる訳にはいかんのだ!


私の理念や行動に賛同頂ける方がいましたら応援・ご支援をして頂きたく思います。将来的な話でも全く問題ありません。気軽に連絡をください。よろしくお願いします。
bartonella@mail.goo.ne.jp



~~妄想炸裂おじさん、ゆっくりと頭を休めてください。~~


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