バッハと音楽についての道草日記

~気になる音楽、ドラマ、書籍、雑誌等についての雑記帳~

6つのリコーダー・ソナタ集

2008-01-31 20:38:19 | 音楽

Scan10286 キース・ジャレットの平均律クラビア集が結構、お気に入りなのですが、以前に調べたところ、彼がフランス組曲も録音しているみたいなので、今度欲しいなと思っていたところ、お店でたまたま、彼がチェンバロを弾いている「バッハ:リコーダー・ソナタ集」(RCA:BVCC-37649)(リコーダー:ミカラ・ペトリ、1992年録音)を見つけました。この作品は、フラウト・トラヴェルソ(現在のフルートの原型となった楽器)のために書かれたものです。フルートによる演奏もいいのですが、このCDを聞くと、リコーダーの音が凄く澄んでいて綺麗なので、新鮮で新たな魅力を感じました。バッハの曲は楽器を選ばないと言われてますが、このCDでも実感です。もっと違う様々な楽器で演奏したら(バイオリンなど)、また別の魅力が出るでしょうね。

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無伴奏チェロ組曲

2008-01-28 22:05:32 | 音楽

Scan10285

今日は午後に初めて雪が降り、かなり寒かったです。
最近、久しぶりに行ったお店に、「無伴奏チェロ組曲 全曲」(Hyperion CDA 67541/2)(スティーブン・イッサーリス演奏、2005-2006年録音)が置いているのを見つけました。レコード芸術“特選”となっていたので、思わず買ってしまいました。この曲は数多くの有名な演奏家が録音しており、CDも幾つか買って聞いてみてはいるのですが、誰の演奏が良いのか良く分かりませんし、誰の演奏が好きかと聴かれても悩んでしまいます。有名な第一番以外は、なかなか哲学的で、難しくて、無伴奏バイオリン曲と比較して、取っ付き難く、一気に全曲聴くのには知識とエネルギーと時間が必要です。無伴奏バイオリン曲は演奏家によってかなり個性が出るように思うのですが、チェロ組曲は、地味なイメージで、自分でチェロが演奏出来ないと、なかなか演奏家の技術的な違いが分からないのでは思います。このCDをきっかけに、再度、全曲を気合を入れて、聴き直してみようと思っています。ちなみにこのジャケット、なかなか哲学的な表情ですよね。ちょと暗いイメージですけど....。

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ブランデンブルグ協奏曲を久しぶりに頻回に.....

2008-01-27 21:23:00 | 音楽

Scan10284 1週間前に、ナクソスを専門に扱っているCDショップで、「ブランデンブルグ協奏曲第1番~第6番他」<スイス・バロック・ソロイスツ(古楽器使用)、音楽監督:アンドレス・ガベッタ>(NAXOS:8.557755-6)を買ってみました。ここ1週間はこのCDを頻回に聞いてみました。今まで沢山のブランデンブルグ協奏曲を聞いてきましたが、これほどテンポの速い演奏は始めてで、非常に新鮮に感じました。とにかくスピード感があり、爽快な演奏で、楽しくて、楽しくて、気持ちがいいの一言です。また一つ、新しいバッハの魅力を見つけたような感じで、ウキウキです。My favorate CDの1つになりそうです。

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ミサ曲 ロ短調 その2

2008-01-16 22:08:07 | 音楽

Scan10283 鈴木雅明指揮、バッハ・コレギウム・ジャパンのミサ曲ロ短調(KDC5030/1)が発売されました。今年の年始めに買ってみました。鈴木さんの指揮だけに期待して、どんな演奏かと恐る恐るCDプレイヤーにかけて聞き始めました。荘厳で、丁寧な細部まで神経の行き届いた演奏のように感じました。いい演奏と思いましたが、きちっと演奏している反面、バッハのもつ躍動感、エネルギー、また天空に抜けるような爽快感が何か欠けている様に感じました。SACDプレイヤーではないのでそう聞こえるのかも知れませんが.....。もう少し聞き込んで見ようと思ってます。
Thomas Hengelbrock指揮、Freiburger Barockotchesterによるミサ曲ロ短調を聞き直しましたが、この演奏の方がやはり聞きやすく魅力的に感じます(DHM:05472 77380 2, 1997,BMG Music)。
皆さんは誰の指揮のが良いと思いますか~?

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年末年始はバタバタと.....クリスマス・オラトリアと伴に

2008-01-16 13:18:33 | 音楽

Scan10282 今年、初めての記事です。久しぶりです。毎年ながら、年末年始は、大掃除、年末の決算、書類整理、年賀状作成、返事等で、普段より忙しく、ここ10年以上、初詣も行ってないような有様です。何とかならないかなあ、と思いつつ、自分が2、3人いない限りは何ともならないのが現実です。唯一、バッハの音楽が、人生の拠り所、といった感じでしょうか。
クリスマスから年末にかけては、毎年、クリスマス・オラトリオを何回か繰り返して聞いています。昨年末は、お店でたまたま見つけた、アーノンクール指揮(ウイーン・コンツェンテゥスムジクス、アルノルト・シェーンベルク合唱団)のクリスマス・オラトリオ(BMG、BVCD:34041-42、2007.12.5)を聞いてみました。解説書は全く読まずに(今もまだ読んでいないのですが)、予備知識なしに聞いてみましたが、あまり個人的には感動が得られませんでした。3、4回続けて、repeatして聞いてみましたが、やはりなんとなくしっくりしません。アーノンクールの演奏は、2004年12月録音のメサイアでも感じたのですが、テンポのとり方や強弱が日本人の感性とは少し違っているのではないかと思うところがあります(うまく表現が出来ませんが)。ガーディナーの方が個人的には好きです。
今年は、昨年以上にバッハの音楽を聞きたいと思っております。

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G線上のアリア100% 第二弾

2008-01-16 13:17:22 | インポート

Scan10281 知らないうちに『G線上のアリア100%』の第二弾が9年ぶりに発売されていました(RCA、BVCC37710、07.11.21)。お店でふっと気が付いて買ってみました。第一弾がBGMとして結構気にいっていたので、期待して聞いてみたのですが、何となくありきたりの編曲が多く、ジャズバージョンもなく、今一でした。第二弾なので、もっと奇抜な刺激的な編曲を期待していたのですが......。でも、カバーはバラの花で、綺麗で気に入っています。
第3弾を期待しています。

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