ホンダ新車を出したけれども・・・

昨日の1/25にホンダが今シーズンの新車RA106、エンジンRA806Eを発表しました。
RA106はRA：Racing Automobile、1：Formula One、 06：2006seasonの意味で、
RA806Eは、RA：Racing Automobile、8：8シリンダー、06：2006season、E：Engineです。

では各部見ていきましょう。
とりあえずは全体図を。

コンサバマシンので～きあ～がり～

フロント見ていきましょう

近年のF1ノーズの中では、かなりのストレート形状ですねぇ。

ん？ん！こ、これは！！

このサスのマウント方法は！！

ぜ、ぜ、ぜ、ゼロキールでおまぁぁぁぁドッヒャ━━━━(Д゜(○=(゜∀゜)=○)Д゜)━━━━━!!!
おおう、取り乱してしまいました。すいません（キールについてはこちらを）
まさか、ホンダがゼロキールを採用するとは思いませんでした。
いままで、ずーっとセンターキールやったし、
保守的なマシン開発を続けていたのでVキールになると思ってたんですがねぇ。
しかも、マクラーレンよりロアアーム（ノーズから生えてる黒い棒の一番下）が上のほうについて、
アッパーアームとの間隔狭いし、ちゃんとサスペンション働くんですかねぇ？
（サスペンションだけで見れば、サスが低いところに付いたほうが重心が低くなり、
アッパーとロアの間隔が広がったほうがサスのストロークは増えます。つまりグリップがあがります）
空力的には、今の中でベストなんで、これを使いこなせれば速くなること間違いなしでしょう
あと、なんでタイロッド（ステアリングをきったときに、タイヤを動かすための棒、
横三本の黒い棒の真ん中）をロアアームに入れないんでしょうかね？
入れたほうが空気抵抗が減るのに。
あー、もしかしたらこのタイロッドも整流パーツとして見てるんでしょか？
訂正:タイロッドをロアアームに入れろなどと、完全に間違ったことを書いてしまいました
もともと、今までのBARではタイロッドはアッパーアームに一体になって入っていました。
それをやめて、分離させたのは重い部品を使うタイロッドを下にやることで、
低重心化させています。
また、モノコック下端から生えてる、ロアアームにタイロッドを一体化させたらいいという、
僕の戯言は、形状と配置場所から言ってメリットが少ないと考えます。

他の部分では、ノーズの形状が、去年型の垂れ下がったスラントノーズではなく、
かなり直線的なノーズになりました。
それ以外では大きな変更はないようです。

次！NEXT！サイド～リアセクション！

バリチェロのメットとRA106は合うね

カラーリングはほとんど変わらず・・・

ポンツーン上のフィンは他のマシンと同じようなやつに変更

ルーバーというよりは、スリットが付きましたね。まだホンダエンジン
は発熱量が多いんでしょか？

サイドポンツーン前についてる、
カナード（「つ」の字の空力パーツ）は形状を進化させて、継続使用です。
サイドポンツーンの「えぐれ」はほとんどなし。
ボーダウイング（カナードの下にあって、車体の底から生えてる黒いとがった板状のやつ）を
採用する車体には、「えぐれ」があってもそれほどいい効果がないそうです。
「えぐれ」がないことで、冷却面でも余裕が出るでしょう。
他は、エンジンがV8化によって、リアセクションはコンパクトに。
こんなとこでしょうか。


一通り見て、今年のホンダのRA106、もしかしたら優勝はするかもしれませんが、
チャンピオン争いは無理でしょ～。エンジンがV8になって、よりシャシー性能が重視されるのに、
こんな無難なマシンが活躍するとは思えません(´・д・`)
ホンダはデザイナーの、ジェフ・ウィリスのほかに、
有能なデザイナー入れたほうがいいと思うんですけど（ニューウェイ獲得できんかったんかなぁ？）。
あとは、フロントのゼロキールのサスをモノにできるのかが心配です。

毎年毎年、勝負の年といわれてるホンダは、
いつになったらホンマの勝負の年になるんでしょうかね(￣w￣)プッ

そでれば～
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