もう会えないかも知れない・・・野草。
盗掘にあっていて ほとんどなくなっていた、最後だと思うとその場をなかなか
離れられなかった、とても悲しかった。
そんな花に会いに行ってきた。月曜日 天気予報は晴れの予報 朝はまだ
はっきり晴れだとは分からなかったが・・・。
7:45 家を出て東脊振ICへ 8:40高速に入る~いい気分だ・好きなCDのボリューム
を上げる昔のポップス ♪ ? 演歌etc 9:15杷木ICを出る。これから先は始めての
コースだ。初めての土地を走るのは 見るものすべてが新鮮でとても面白い。
道はだんだん山へ入って行く 棚田百選ののぼり旗 登り道ゆえその石垣しか見えない
車を停めて振り返ってみるが道が曲がりくねっているので その畑は見えない。
さらに進む 道は山道 細いやっと通れる巾しかない、この道でいいのか?
そう思いながらさらに進むと急に道が二車線に広くなる。目の前にトンネル・・・・
ここから先は 大変申し訳ないけど場所が分かれば困るので・・・
「ミスミソウ」 と言う。絶滅危惧種の指定がある。珍しい花なんだけど、心ならずも
こういう貴重な野草を盗掘して行く人がいる事がとても悲しい。持って帰っても育たない
だろうに・・・。ついでに言わせて貰うと「押し花」をやる人の中にも持って帰る人もいる
やめてほしいものだ。来年はもう会えないかもしれない と思うとなかなかその場所を
離れがたい、後ろ髪を引かれる思いで先へ進む。たしか以前来た時は この先に
クロモジの木があった記憶が、坂道を登りながらカーブを曲がると「あった」
開花前のクロモジ・懐かしさがこみ上げて来た。数年前と同じ状態だ、このクロモジ
「爪楊枝」になる木だが 今では最高級品の茶道の菓子に添えてあるくらいで一般
には それこそ高級料亭くらいでしか使われていない・・・らしい。一度使ってみたい。
次に会いたかった花はセリバオウレン・時期的に少し遅いようだか 残り花が
待っててくれいるかも・・・期待を込めて 先を急ぐ・・・道路わきに駐車して 歩き
探す「あった~」待っててくれたんだ、「ありがとう、待たせたね」思わずつぶやく。
どちらも 小さな花だ、野草の花はどれも小さいから可愛い、添い寝をして写真に
収める。 踊り子の
セリバオウレン
ひとり観る
たとえるなら 春の妖精 と言えるかも・・・・・、後はドライブして帰る。