Bandanaの日記

海と山と酒をこよなく愛するおじちゃん。
別に http://bandana915.at.webry.info/

もう会えないかも知れない・・・・。

2012-03-28 08:14:34 | 日記・エッセイ・コラム

もう会えないかも知れない・・・野草。

盗掘にあっていて ほとんどなくなっていた、最後だと思うとその場をなかなか

離れられなかった、とても悲しかった。

  そんな花に会いに行ってきた。月曜日 天気予報は晴れの予報 朝はまだ

はっきり晴れだとは分からなかったが・・・。

 7:45 家を出て東脊振ICへ 8:40高速に入る~いい気分だ・好きなCDのボリューム

を上げる昔のポップス ♪ ? 演歌etc 9:15杷木ICを出る。これから先は始めての

コースだ。初めての土地を走るのは 見るものすべてが新鮮でとても面白い。

道はだんだん山へ入って行く 棚田百選ののぼり旗 登り道ゆえその石垣しか見えない

車を停めて振り返ってみるが道が曲がりくねっているので その畑は見えない。

 さらに進む 道は山道 細いやっと通れる巾しかない、この道でいいのか?

そう思いながらさらに進むと急に道が二車線に広くなる。目の前にトンネル・・・・

ここから先は 大変申し訳ないけど場所が分かれば困るので・・・

その花がMisumisou6 これだ。

「ミスミソウ」 と言う。絶滅危惧種の指定がある。珍しい花なんだけど、心ならずも

こういう貴重な野草を盗掘して行く人がいる事がとても悲しい。持って帰っても育たない

だろうに・・・。ついでに言わせて貰うと「押し花」をやる人の中にも持って帰る人もいる

やめてほしいものだ。来年はもう会えないかもしれない と思うとなかなかその場所を

離れがたい、後ろ髪を引かれる思いで先へ進む。たしか以前来た時は この先に

クロモジの木があった記憶が、坂道を登りながらカーブを曲がると「あった」

開花前のクロモジ・懐かしさがこみ上げて来た。数年前と同じ状態だ、このクロモジ

「爪楊枝」になる木だが 今では最高級品の茶道の菓子に添えてあるくらいで一般

には それこそ高級料亭くらいでしか使われていない・・・らしい。一度使ってみたい。

Kuromoji1   

次に会いたかった花はセリバオウレン・時期的に少し遅いようだか 残り花が

待っててくれいるかも・・・期待を込めて 先を急ぐ・・・道路わきに駐車して 歩き

探す「あった~」待っててくれたんだ、「ありがとう、待たせたね」思わずつぶやく。

Seribaouren4   先の「ミスミソウ」とこの「セリバオウレン」が今回の目的。

どちらも 小さな花だ、野草の花はどれも小さいから可愛い、添い寝をして写真に

収める。   踊り子の

            セリバオウレン

                ひとり観る

たとえるなら 春の妖精 と言えるかも・・・・・、後はドライブして帰る。

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春を探しに・・・・。

2012-03-21 00:38:16 | 日記・エッセイ・コラム

天気予報は「曇りのち晴れ」 前日より心の準備は出来ていた。

今日は山へ花に会いに行こう と。でも どんな子 がいるか分からない。

行き先は 福岡県と佐賀県の県境の山 井原山 の登山道・頂上まで行かない。

AM9:10に家を出た。福岡県側から入山するため三瀬トンネルを目指す、料金所で

「糸島峠は土砂崩れで通れません」と しかたなくいったん福岡市・西区に出て

再び山添に日向峠を越える、えらい回り道になった。登山口に着くと駐車場は

ほぼ満車、何とかスペースに停める。頂上は行かないから気が楽だ。でも登山靴は

しっかり履く。渓谷沿いにゆっくり登る、足元や周囲に目を配りながら。なかなか

花はない、スミレの一輪もない。小さな白い花が目に入る あまりにも小さすぎて

写真が撮れるか気になるが 一応収める。(帰宅後調べたらユリワサビ)

Yuriwasabi  やはり うまく撮れてない(>_<)。それにしても静かだ。

だれもいない、聞こえる音は せせらぎの音と時折ウグイスの鳴き声 風もない

木々にまだ若葉は出ていない、まだまだ冬の森だ。Tanigawa

とにかく足元を注意しながら登る 「あった~」つい声に出た。

Hoso1  Hoso2  ホソバナコバイモ 可憐な花だ。

この子に会えただけで来た甲斐があった。片道約50㌔、思えば前回のフクジュソウ

もそうだった、しかも一度目はダメで二度までも この時は片道約150キロの二往復

なんでそうまでして たかが野草の花に会いに行くんだろう?。

自然と同化したい、癒されたい。とにかく自然の中の「花」に出会うと 自分でも

おかしいくらい にんまり する。いままでスッキリしなかった気分が一気に晴れる。

そして また日常の生活の中に戻る。季節ごとに その繰り返し。毎年同じ子に

会いたくなる、時々 初めての子にも会う その時は更に嬉しい。と同時に「山」にも

登るから健康維持にはいい事だ。今日も「いい汗」かいた。

コメント (3)
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