朝は9時に起きた、途中6時頃トイレに起きて二度寝。チェックアウトギリギリに
ホテルを出る、天気は曇りから霧雨、博多駅に向かう駅が見えてきた所で地下街へ
日曜日のこの時間 人は多い。朝食の看板とバーガー店にはお客が並んでいる。
オイラの目的はそんな店じゃない、和食だ、そして一杯飲みたい。とある和食店へ
メニューを見て海鮮丼を頼むと「それは11時からです」と、で 朝の定食はちょいと
気に入らない。「また来ます」と次の店を探す。地下街を一周してしまった。また元の
所へ そして塩サバ定食の看板につられて なんとなく良さげな店へ入り、塩サバ定食
を頼む「ご飯は白ご飯か それとも雑穀米 どちらにしますか?」「白ご飯で、それと生
ビール」ビールはすぐ届きしばらく店内とメニューを観察する。いろいろ漬物が売りらし
い。女性客が多い、塩サバ定食がきたそのサバは小さすぎる一口で食べてしまいそう
店員さんを呼んだ、メニューには半身の塩サバがあるのでそれを頼む「それは11時
からですが一応聞いてみます」としばらく待つと「出来ますが15分ほど掛かります」と
「それ位待てます」と注文、やっと落ち着いた。ご飯が温かいうちに生卵と高菜の漬物
をかけ混ぜ込む。小さな塩サバをチビリチビリつまみにビールを空ける。次に日本酒
を二合たのむ、そして半身の塩サバも出来てきた「いいね~」思わずつぶやく。
旅行の朝はこうでなくちゃ。混ぜ込みご飯と塩サバとサラダを交互にバランスよく口に
運ぶ。半身の塩サバはまったく「骨」がない、よく丁寧に「いい仕事してますね~」と
思うが、オイラは骨は付いていて欲しかった。腹骨の部分を口に入れモゴモゴさせて
骨を口の中からスーッと取る その時口の中に塩味がほのかに甘い。
これが魚喰いのポリシーなのだ。まぁここは九州の玄関口の博多駅、いろんなお客に
対応しての事だろう。田舎の定食屋とは違う、自分に言い聞かせて 完食。それから
しばらく駅の中と外を散策して改札を入り、長崎本線の4番ホームへ15分待ち。
帰りはハウステンボス号・来た時は 白いかもめ号、ハウステンボス号は二日市に
停まる、それでも佐賀までは3箇所しか停まらないので50分ほど、毎年 仲間3人
でこの時期「忘年旅行」をしているのだが 今年は後の2人が「今年は止めとこう」
と言うので 一人で決行した。これはこれで結構だった。たまには都会の空気に
触れないと 何だか気持ちが「年寄り」になりそうで ひとりで旅をするのはとてもいい
車中で今年を振り返り、反省し、少しは希望が持てるように自分をコントロールする。
こんな時間があってもいいものだ。・・・・・終わり・・・・・