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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

アニメ「映像研には手を出すな!」、密かに観てました(笑)。

2020年08月17日 | 漫画・アニメ、そして特撮

 

2020年の1月から3月にかけて深夜枠で放送されていたアニメで「映像研には手を出すな!」という作品があった。

 

実は私、このアニメ、密かに好きでよく見ていた。

放送されてた当時、このブログで声高に綴ることはなかったけれど。

そう、まさに「密かに」気に入っていたのだった。

 

最初はこの作品のことなど全く知らずに、深夜テレビのチャンネルをガチャガチャやってるうちにたまたま見つけ、なんとなく見始めたら、これが中々面白かった。

続きがなんとなく気になって、ついつい毎回観続けてしまった。

 

この作品はアニメを愛する女の子3人が主人公で、そのうちの1人みどりはアニメ制作では「美術」「背景」的な志向性を持つ。

アニメによく出てくる、ガラッパチで熱血系の元気な少年を女の子にしたようなキャラ。

 

で、2人目のさやかは、自らは絵は描けず、そのぶんプロデューサー的な役割を持つ。目つきが悪く(?)、やや出っ歯で、見ようによっては美人系になれそうな感もあるのだが、本人はその気はなさそうで、強烈な性格がフェロモンを消している。

 

そしてもう1人ツバメは、家がお金持ちで、なおかつ美形のルックスのため、その気になれば芸能人にもなれそうだが、本人はあくまでもアニメーター志向。正統派で、まっとうな今時の美形アニメキャラ。

そんな役どころ。

 

このうち、私が特にお気に入りだったのは、なんといっても「さやか」。

ぶっきらぼうで、声が低く、長身でやせ形。冷徹。

金への執着が強く、その強引な性格は時に事態に風穴をあけていた。

 

観ていて、このさやかというキャラが私の心にインパクトがあり、ついつい見入ってしまい、気付いたら毎週の放送が楽しみになってしまっていた(笑)。

 

 

だが、短い制作本数で番組終了してしまっていたのが、少し残念ではあった。

そう、気付いたらいつの間にか終わってた・・。

もっと長く放送されそうな気もしたのだが・・。

かといって打ち切りという感じでもなく、当初から短いスパンでの放送予定だったのだろう。

 

ともかく3人の個性ある女の子が、自分らの納得できるアニメ作品を共同制作するために奮闘する話で、けっこうアニメ関係の専門的なノウハウみたいな考え方や専門用語が出てきて、そんな点が個人的に見てて面白く、中々他にはないような作品だったのだが・・。

ほんと、最近は様々なジャンルの作品があるよね。

 

この「映像研には手を出すな!」という作品、いつかまた続編が作られそうな雰囲気も感じるのだが、そのへんどうなんだろう。

 

蛇足だが、テーマソングも面白かった。こういう傾向の曲を私が気に入るのは、割と珍しいかもしれない。

 

 

ちなみに原作は大童澄瞳(おおわらすみと)さんのコミックで、月刊スピリッツ連載作品。

この作品にはドラマ版もある。

でも、私は原作はまだ読んだことはないし、ドラマ版もまだ観たことはない。

私が観たのはとりあえずアニメ版のみ。

アニメ版の監督は湯浅政明さん。

 

アニメ制作現場のことを少しでも知りたい方には、けっこう楽しめるかもしれない。

まあ、ジャンル的にはギャグアニメなので、かなり現場の誇張はされていたし、世界観も物語もぶっとんでいたけどね(笑)。

 

でも、個人的には楽しかった。

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=wFmAG4t2uMc

 

 


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