ミニエレキ、作ってみました

「大人の科学」という本をたまに買っている。

これは、昔の「学研の科学と学習」の「科学」の大人向けバージョンの本である。

毎回、付録とは別の呼び名の「教材」がつく点は、いかにも「学研の科学」って感じだ。


今号は、その「教材」が私の目を引いた。
ほとんど衝動買いしてしまった。


その、今回の教材とは・・・

なんと、「ミニエレキ」である！

エレキギターなのだ。

しかも、スピーカーつき（もちろんアンプにも繋げられる）、弦つき。

付録（教材）でエレキギターがつくとはねえ！

箱を開けてみると、これはヘッドのないタイプのエレキで、弦は４本。
通常のエレキでいう１弦～４弦。ベース弦は省略されている。

先日、早速作ってみた。

説明書には、組み立ての所要時間は１時間・・と書いてあるが、ひとつひとつの手順を確認しながらなので、とても１時間では終わらなかった。

しかも、休み休み組み立てたので、ゆうに２時間半くらいかかってしまった。
まあ、これは私が指先が不器用だというせいもあるだろう。


完成形は、写真の通りである。

なんだか、イカみたいだね（笑）。



で、音を出してみようと、スイッチを入れたら・・・・

ありゃ？

かすかに音がスピーカーから出てる気もするが、・・・ほとんど「出ている実感」がない・・・（泣）。

作ってる最中に、どこかに不手際があったのかもしれない。

かといって分解してやり直すのが面倒くさい。

弦の張り方にも難があったようで、チューニングが合わない・・。

かといって、このミニエレキの弦の張替えはかなり面倒くさい。


ヘッドレスタイプのギターは私はまだ使ったことがなく、もっぱらヘッドの糸巻きで弦を巻くタイプのギターばかり使ってきた。
ヘッドの糸巻きで弦を巻くタイプと同様に多少弦をたるませた状態でこのミニエレキに弦を張ったのがいけなかったのかなあ。


むむむ・・・どうしよう。




このまま放置になる恐れ、大いにあり（笑）。

部屋の隅っこで、オブジェ（？）になってしまう可能性、あり。



でもまあ、せっかく作ったんだし、暇な時に、もう一回点検してみようかな・・。




そういや、このミニエレキが教材についた「大人の科学」、あちこちの楽器屋の書籍コーナーでも売られている。

楽器屋で売られるにも、もってこいだものね。

また、普通のエレキを買うよりも、はるかに安いし。

その意味では、ギターを弾かない人がお試しで買ってみるにはいいかも。
また、ギターを弾ける人が遊びで買うにもよさそうだ。

なんてったって、本誌こみの価格が４０００円以下だもの。