時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

電車の窓から見えた雪景色

2019年02月14日 | 

 

雪景色というのは、見る分には本当に美しいと思う。

都心でもたまにかなり雪が積もることがあるが、雪が積もった様は都心の景色でもきれいに見える。

それが地方の田園風景や山に降り積もった景色は、なおさら美しい。

都心の雪景色など、普段見慣れた場所であっても、雪景色になると、別世界のような雰囲気になる。

 

都心で育った私は、たまに雪が都心にかなり降り積もると、わくわくしたものだった。

 

どれだけ積もるだろう・・・とか、明日は級友と雪で遊ぼうとか思った。

級友と雪で遊ぶ場合、やはり定番は雪だるま作りだったり、雪合戦だったり。

かまくらを作れれば一番いいけど、さすがにかまくらを作るまでには至らなかった。

だからこそ、都心でかまくらを作ってみたかった。

雪国で作られるような大きなかまくらを。人が何人も入れるようなかまくらを。

 

旅行などに行き、電車の窓から山や田畑に一面に白く降り積もった雪景色を見ると、かまくらで遊べる「地方の子供たち」がうらやましかった。

 

人が何人も入れるかまくらを作るには、かなりの量の雪が必要になるはず。

東京にも20センチ以上雪が積もったことはあったが、それでも人が何人も入れるかまくらを作るのは無理だった。

それでも、20センチ以上雪が積もった時は、夜、私の家の近くでスキー板を装着して歩いている人はいた。

そこは決して坂ではなかったので、その人はとりあえずスキー板を装着して移動していただけだったと思う。

なにより、都心でスキー板を装着できる状況というのが非日常で楽しかったのだろう。

 

どうせ翌日になって、もし晴れれば、あっという間に雪は溶けていくはず。

雪が積もった状態の道では、不便で仕方ない。なので、朝になって雪がやんでいたら、人は雪をかきわけで、アスファルトの道を露出させる。

そうなると、雪はもうぐしゃぐしゃになり、後は氷となるだけ。

 

となると、都心でスキー板を装着するには、雪が降ってる最中の夜しかチャンスはないのだ。

翌日になるともうそれはできないであろうから。

 

だが・・・地方の一面の雪景色では、仮に道路は除雪をしたとしても、それ以外の雪景色が辺り一面に残っている。

 

先日、電車の窓から見えた、こんな雪景色。

生活には不便だろうけど、遠目に見る分には本当に癒される。

白1色の世界には、静けさと、ポツポツと点在する灯りが良く似合う。

きっと今頃(2月)は、もっと積もっていることだろう。

 

 


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2 コメント

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Unknown (鮎川愛)
2019-02-15 21:44:00
雪は、実生活には不便だけれど、それ以上に情景としては美しいものですよね。


名曲「なごり雪」も、「駅で雨」ではなく、「駅で雪」だからこそ、はかない美しさを永遠に生かしています。


さて、私も今から20年以上昔、お父さんが新潟県にて単身赴任されていらっしゃった時、お母さん・私・妹で、新潟県寺泊まで高速バスで行ったことがあります。

その車窓から見た本場の雪山が本当に美しかったこと、今でも瞳に残っています。

雪とは、大自然・都会・田舎まで、化粧することが本当に上手ですね(笑)
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Unknown (だんぞう)
2019-02-15 22:47:37
そうですね、仕事持ちの人間にとっては雪は困りものです。
特に交通アクセスの面で。

でも、景色はきれいなんですよねえ。
だから、歌にもよく出てきます。
その風情ゆえに。

お父様は新潟に赴任されてたことがあるのですか。
寺泊には市場みたいなものがあったでしょう。
私は夏に行ったことがありますが、夏の寺泊はかなり暑かった覚えがあります。
意外でした。

雪は、仕事が休みの日に降ってくれるとベストですね(笑)。
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