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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ユニコーン大谷選手のリスク

2023年06月29日 | レビュー(テレビ、ゲーム、本、映画、その他)

それにしても、大谷選手は凄すぎるね。

海の向こうでの活躍なのに、毎日、大谷選手のことが報道されない日はない。

私など日本の国内の野球中継よりも、大谷選手の活躍するメジャーの試合の映像の方が、見る機会は多い。

大谷選手は、普段のなにげない仕草の細かいところまで注目されている。

予想の上を行き、野球漫画すらも凌駕するアメイジングな活躍ぶり。

それこそ、まさにスーパーマンなみ。

 

このままの活躍を続け、やがてシーズンが終わり、日本に帰国したら、一体どうなってしまうのたろう。

メディアの注目度や、国民の注目度は、とんでもないことになりそうだ。

今や日本の誇りであり、国民的ヒーローなのは間違いない。

ホントに日本人なの?サイボーグなんじゃないの?

はたまた、アメリカ人が言うように、ユニコーンなの?

 

高校野球では、エースで四番打者というのは、ままある。

だが、それをプロで……しかもメジャーでそれをやってるのだから。

長く日本野球を見てきた人間としては、信じられないくらい。

さらにしかも、投手としても打者としても、チームでトップクラスの成績なのだから、これはもう…何をか言わんや。

アメリカでは大谷選手は、ベースボール史上最強の選手などという讃えられ方をしてるらしい。

ということは、それは日本の野球史上でも最強の選手ということになる。

日本球界にも、これまでの歴史の中では何人もの偉大な選手は出てきている。

沢村栄治、スタルヒン、中西太、川上哲治、金田正一、王貞治、長嶋茂雄、落合博満、その他にも多数。

伝説化してるし、評価も定まっているし、現代人としてはもう迂闊には言及できないほど。

だが、大谷選手は、それらのレジェンド選手すらも凌駕してることになるのかな…。

なんか大谷選手の活躍を見てると、すでに現実感がないほどだ。

まさに生きるレジェンド、リアルタイムのレジェンド。

 

そんな大谷選手を見ていて、おそらく誰もが思うことは、ケガのリスク。

スポーツを続けている限り、どんな選手にもついてまわるリスク。

仮に大谷選手が深刻なケガをしてしまい、野球を続けられない状況になったとしても、野球というスポーツが続く限り、彼はレジェンドとして語り継がれていくだろう。

 

あと、スポーツ選手につきまとうものとして、加齢による衰えの問題。

それはユニコーン大谷にもつきまとうこと。

野球選手は一般的には、投手より打者のほうが現役寿命は長いケースが多い。

いずれ大谷選手も、加齢による衰えで、野手に専念するようなこともあるかもしれない。

その場合は、野手として守備につくこともあるかもしれない。

もし大谷選手が、外野手になった時、外野手としてもかなりの活躍がみこめそうだ。 

なにせ足が速いから守備範囲は広いだろう。

そしてなんといっても肩の強さ。

投手としても主戦級だったわけだし、そのバックホーム力は相手チームにとっては脅威のはず。

ちょっとやそっとの打球…特に犠牲フライの時など、大谷選手が外野手として守ってたら、相手チームは迂闊にはホームは狙えないだろう。

大谷選手のバックホームで、アウトになる可能性は高いから。

たとえ投手をやってた頃よりは多少はスピードは落ちてたにしろ、普通の野手の返球とは比べ物にはならないのでは。

 

思えば我々は大谷選手に関しては、投手、打者、走者としての活躍は見てきてるが、野手としての守備は見てない。

もしも大谷選手が将来野手に転向したら、それが内野であれ外野であれ、守備面でもスゴイ活躍をしてくれそうな気はする。その面でもかなり有望。

 

まあ、その前に、ここまできたら、可能な限り二刀流でファンを楽しませてほしいとは思うけど。

なにせ、それは大谷選手しかできないプレースタイルなのだから。

 

アメリカでは、大谷選手の二刀流を見て、大谷選手の影響で今後二刀流を目指す選手は出てくるだろうと言われている。

だが、誰も二刀流として大谷選手のレベルに追い付けることはないだろう…というのがアメリカメディアの評価らしい。

それほと、大谷選手の二刀流のレベルは現実離れしているということなのだ。

 

あらためて、大谷選手は、凄すぎる。

ほんと、こんな選手、見たことない。

そして、もう二度と見ることはできないであろう。

少なくとも私が生きてるうちには。

彼のピーク時の活躍をリアルタイムで見られることの贅沢さを、我々は未来の野球ファンから羨ましがられるかもしれない。

きっと彼の存在は後世に語り継がれていくだろうから。

彼は何年現役を続けられるのだろう。

それは2023年現在では、誰もわからない。

ひとり二役をこなしてるわけだし、おそらく身体への負担は大きいはず。

生涯成績がどれくらいのものになるかも、まだ誰もわからない。

選手生命を削りながら、精一杯やってるのだろう。

願わくば、少しでも長く現役生活をおくってほしい。

 

だから……

 

何度も書くが、今はただ、ホントにケガには気をつけてほしい。

あの活躍ぶりが、彼の体に負担をかけていると思うので、心配になる。

 

 


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