時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

タワマンと地震と忘れ物

2024年05月09日 | 日々の、あれこれ

婚活などでは、タワマンに住まわせてくれることを条件のひとつにする女性がいるようだ。

タワマンの特に上の方の階に住むことに憧れてる婚活女性はけっこういるのかもしれない。

まあ、実際にそれが実現するかどうかは、ともかく。

 

だが、私はタワマンの特に上の方の階に住みたいと思ったことはない。

仮にそれか可能な経済状態だったとしても。

 

上の方の階に住んだら、そりや確かに眺めはいいだろう。

あと、上の方の階なら、蚊などもいないだろう。

地震が来て津波が押し寄せても、タワマンの上の方の階なら大丈夫だろう。

メリットは、わかる。

でも同時にデメリットも感じてしまう。

例えばエレベーター。外に出るには、エレベーターを使うことになるはず。

毎朝、通学や通勤では、毎朝乗る電車やバスの時間は決まっている人は多いはず。

だが、エレベーターが中々来ないと、外に出られる時間帯が遅れてしまい、乗るはずだったバスや電車に乗り遅れてしまう場合もあるのではないか。

また、外に出て、家に忘れ物があることに気付いた場合、エレベーターが来ないと、すぐにほ家に戻れないこともありそう。

まあ、上の方の階じゃなくて、せいぜい3階くらいまてに住んでいたら、エレベーターよりも階段で移動てきるとは思う。ただ、その場合、上の方の階のような窓からの展望は望めないことになる。

また、上の方の階に住んでる場合は、エレベーターを待ってる人が多い時は、そう簡単には戻れないのてはないか。

それと、途中の階で火事があった時も怖い。昔「ダーリングインフェルノ」という、高層ピルでの火事を題材にしたパニック映画があったのだが、それを思い出してしまう。

 

そして。

私がタワマンの特に上の方の階に住みたくない理由は他にもある。

それは、東日本大震災の記憶があるからだ。

東日本大震災の時は東京も相当揺れたのだが、その時は新宿高層ビルが地震の揺れでユッサユッサ揺れた映像が目に焼き付いているからだ。

あの映像は恐怖だった。

 

あの震災の後は、当時しばらく余震は続いた。

そんな時期、高田馬場にあった高層マンションの上の方の階に友人が住んでたのだが、その友人の部屋に行った時、余震がきた。

その時の余震の震度は、せいぜい3〜4くらいだったのだが、7階か8階にあった友人の部屋は、それでもユッサユッサ揺れた。

建物が倒れるんじゃないかと思った。なまじ東日本大震災の時の記憶が鮮明であったぶんだけ、なおさら。

7階〜8階の部屋にいたんじゃ、外にも避難できない。

だいいち、エレベーターだって、止まっていたかもしれないし。

そんな時、どうすればいいのか。

 

その時はひたすら余震が収まるのを神に願うしかなかったのを覚えている。

7階〜8階でもあれだけ揺れたのだがら、それ以上に高い階の部屋だったら、もっと揺れたろう。

 

それは自分の中である意味トラウマのようになっており、それを思い出すと、タワマンの少くても上の方の階になど住みたいとは思わない。

 

まあ、知り合いがそういう場所に住んでて、たま〜に遊びに行ってマドの外の景色を楽しむくらいならいいけど。

私には、せいぜいそれくらいで十分かなと。

 

タワマンの上の方の階に住んでて、あまり決まった時間にしばられない立場の人は、いいのかもね。

例えば専業主婦とか、仕事が自宅作業の人とか。

通勤がある大人や、通学がある学生などは、けっこう不便なのではないかなあ。

庶民としては、そう思えてならない。

 


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