屋久島行ったら台風19号が来て帰れなくなった その4

11日（屋久島3日目）5時過ぎに起きて荷物をまとめバス停へ向かう。
台風接近で、高速船の港が予定していた安房港ではなく宮之浦に変更するかもしれないと
前日に電話で聞いていた為、どちらの港へも向かえるよう、早めに出てきたのだが・・・

バスを待っていると、犬を連れたおばちゃんが通りかかる。
驚いた様子で、「何してんの！？今日はもう船も飛行機も出ないよ、欠航だよ！」とな！！
えーなんで知ってんのー（＞＜）まだ明け方真っ暗な時間。
「でも、伊丹行きのは大きい飛行機だから、もしかしたら飛ぶかも、調べてみな！」
とりあえず、高速船の電話が繋がったので確認・・・欠航・・・払い戻しの手続きを確認して
電話を切る。。。
携帯のネットを使ってJALの飛行機空席を調べる。伊丹行きはまだ空席ありで、欠航になってないので
とりあえず席をおさえた。が、屋久島→伊丹で38400円！！高い～～～（＞＜；）
予定では高速船で鹿児島まで行ってSKYマークで鹿児島から伊丹まで帰る予定だった。
高速船は全額戻ってくるけど、悲しいかな、この日SKYマークは飛んだので、キャンセル料3500円
も取られるハメに。
仕方ない！！とにかく島を脱出しなければ台風は近づいてきてるしヤバイ。

2人でワタワタなっている間もおばちゃんはずっとバス停にいて心配してくれた。
「昨日のうちに帰んなきゃダメだよーもうみんないないよー。１４日まで出られないわ。船も飛行機もダメ。
島の人間はもう食糧買い込んで外に出ないよ。台風18号の時すごかったもん、丸1日停電したよ
冷蔵庫あけらんない。」
「とにかくすぐ14日までの宿探しな、○○ホテルあそこなら若い観光客用に安い部屋あるから」とか
「14日まで暇でいくとこないでしょ、どこどこに200円で入れる温泉あるよ」とかなんかイロイロ
親切にアドバイスして去っていった。「またどこかで会うかもね～～～！」といいつつ（笑）

伊丹の飛行機が乗れたとしても午後なので、コテージに電話してチェックアウトで返したカギを
またもらって部屋に戻る。
どんより・・・。ホントに帰れなかったらどうしよう。一応明日まで仕事は休みとってるけど、
台風の進路は帰る方向に向かってるってのがヤバイ。
ふたたびチェックアウトして空港へ向かう。不安でいっぱい・・・。

空港到着、長蛇の列！！空席待ちの整理券を発券しているらしい。とにかく並ぶしかない。
伊丹行きは欠航。鹿児島行きは1便だけ来たが、乗ることはできず（＞＜）
2時間かかってカウンターへ。対応にあたってくれた人が頼りなさそう～なお兄さんで心配。
でもわかんないことだらけでパニくってる私たちの質問に丁寧に根気よく答えてくれた。
とりあえず整理券発行と14日の便を予約してもらい、今後どうするか考える。
並んでる途中に、コテージの管理人さんから心配して連絡があり、もう１泊とめてもらえることが確定
していたので心強かった～～。
一泊8000円のコテージだったので、もっと安い宿を探すべきか悩んだけど、何も設備のないドミトリーとか
に連泊するのは不安だったし、泊まっていたコテージは快適だったので迷わず決定。

つづく