若くして人工股関節にした障害者の日々

あなたに伝えたい私の心の声を

お母さんてなんてヒッキーなの?!

2005-03-31 19:11:59 | Weblog
これは今朝、車の中で娘から言われた言葉です
えっ何で宇田多ヒカル?と思いましたが
ヒッキーとは引きこもりのことらしいです
今の高校生はこういうのでしょうか?
どうしてヒッキーなのと聞くと

だって休みの日は昼まで寝ていて
何処にもいかないじゃんと言われました
その通りなんですね

杖を突いていた時期に極端に外に出なくなり
杖がはずれた今も
なんだかこうしてパソコンに向かう時間が
一番好きなんです

子供達は股関節の悪いお母さんとずっと付き合ってきたから
放っておいても餓死するようなことはありません
そういえば食事の用意も
子供達に随分手伝ってもらいました
スーパーでお米を買ったときも
持つのは子供の仕事でした

股関節が悪いと出産には不安が付きまといます
2人子供を授かりましたが
2人とも帝王切開でした
これは股関節のせいというより
骨盤が小さかったためですが・・・
背は低いけど、体重はしっかりあるので
普通分娩ができるかなあと思いましたが
骨格は体重とは関係ないものですね・・・

痛みがなくなり行動範囲は広がりましたが
健康な人と比べたら大違いですね
どうしても必要というところにしか行きません
どこかに不安があるものです

子供の参観日、卒業式、入学式も
随分参加してませんでした

でも昨年長男が都会の専門学校に進学しました
だれも知っている人はいないから
杖を突いて出席しました
都会の方が身障者にやさしかったです

学校の先生は、人ごみに入らなくてもいいように
とても自然に、配慮して下さいました
そして、機械専用の大きなエレベーターに乗せてくれました
帰りはこのエレベータに、先生に言わずにのったら
操作法が良く分からず、動きましたが
中の照明を付け忘れて、真っ暗でした
今ではいい思い出です

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人工股関節の手術を決意しても不安はいっぱい・・・

2005-03-29 18:36:12 | 股関節の事
私が手術を決意したのは4月で
手術を受けたのは10月でした
この半年間は今思い出してもつらいつらい日々でした

もしかして、良くなるのではないか
痛みがなくなるのではないかと
どこか心の奥で思っていました

丁度この頃から杖を使うようになりました
そして仕事もやっていました
座る事の多い仕事を担当していたので
そのままやらせてもらいました

でもどうしてもできない仕事があり
お願いして免除してもらいました
やはり杖を突いて患者さんの前に出る仕事は
どうしてもできませんでした

◇◇手術に対する不安◇◇
痛みと共に手術に対する恐怖がありました
どんな手術でも、ある程度のリスクはあります
それが整形分野では、大手術ですもの・・・

小学生の時も手術を受けているので
その時の嫌なことも思い出します
確かそのときは5年生で右股関節
6年生で左股関節の手術を受けました

1回目がおわり、2回目を受けるまでの
1年間は子供ながらに、寝るときに
いつもいつもそればかり気になりました

手術の待期期間が半年もあるので
もう、睡眠薬がないと眠れませんでした
股関節の痛みで、眠れないのももちろんですが
精神的な不安もかなりありました

終わってみると
「なんだ全然平気じゃん」
という事なんですが
様子が分からないというのは
不安ばかり付きまといます

今はこうしてインターネットを使い
色々な情報を入手できますが
その頃我が家にはパソコンがありませんでした

 今日は良い天気でした
花粉がたくさん飛び、
主人と同じ様に
とうとう娘も昨日から薬を飲み始めました



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ブログを書きたいと思ったのは・・・

2005-03-28 09:57:49 | Weblog
メル友募集サイトで知り合った人と
2004年の5月からメールをしています
1人は少し年下の女性で毎日メールしてます
お互いに日記を書いている感覚です

そしてもう1人は同じ年の男性です
ネット初心者の私は
警戒心もなく、男性とのメールを始めました
この人がとてもいい人だったのです

メールは朝夕の通勤途中の2通です
忙しい合間に打つメールなので
短い事が多いですが
心のこもった、思いやりのある
それでいてウェットに富んだ文です

私が携帯の文字制限いっぱいの
長い長い愚痴メールをしても
ちゃんと読んでくれて、返事をくれます

大手企業のサラリーマンだから
私が悩んでいる人間関係のことを
男性の目から、アドバイスしてくれます
女性独特の悩みは
この言葉で、コロッと気持ちが切り替わる時もあります

先日携帯のアドレスを一生懸命考えて変更しました
何人かにお知らせしましたが
彼だけが「このアドレスの意味を考えているんだけど、なかなか分からない」
と連絡をくれました
こんな一言が私の琴線に触れるのです

こんなメール交換で
作文力が上達したのが
ブログを書きたいと思ったきっかけです
国語大嫌いだった私が日記なんて信じられません

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居酒屋で食べ会をしました

2005-03-27 23:45:35 | 日々の出来事
今日は職場のmakiちゃんと居酒屋で食べ会をしました

もともとお酒に弱い私ですが
人工股関節にしてからは
アルコールが体内に入ると
人工股関節に集中する感じがします
だから今日は飲み屋さんの雰囲気を味わいながら
おつまみを食べて、夕食にしました

居酒屋さんのメニューて、ワクワクします
普通の定食屋さんでは食べられないですもんね
今はチーズを使ったメニューも豊富です
写真はぱりぱりしたチーズでした
本日のイチ押しです

私の人工股関節の手術の傷跡は7~8センチと短いです
ただ、体質的に傷跡がケロイドになるので
お酒を飲むとかゆくなります
子供の頃の傷跡はもうすっかり薄くなってますので
暫くすると良くなると思ってます



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タイトル変えました

2005-03-27 12:35:39 | Weblog
ブログを書くからには、大勢の人に読んでほしくて
タイトルを変えました
メル友さんにアドバイスを受けました

障害を持ってから始めたメールです
仕事や病気のつらさを癒してくれる大事なメル友さんがいます
同じ様に人工股関節の方もいますが

狭心症発作で毎朝苦しい思いをしている人がいます
彼が登録した障害者というキーワードを見つけ
私からメールを出したのです
ここではKさんと呼びます

やはり障害者でなければわからないつらさを
わかってくれます
何か壁にぶつかると
アドバイスしてくれます

そのKさんの別の顔が
世界中からアクセスされる
個人のホームページを持っている人でした
「All About スーパーおすすめサイト大賞2005」
という賞も受賞したサイトです

アクセスする人はどうも若者が多いようで
私のような、いわゆるオバサンが見ても
ちっともわかりません

とても比べるものではありませんが
やはり大先輩(年齢は同じですけどね)として
アドバイスしていただきました

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今日の股関節のご機嫌は・・・

2005-03-26 17:44:48 | 股関節の事
昨日、おとといと仕事で小走りをした
正直なもので、股関節に痛みがある
痛いのは手術してない方である
それからしゃがんで床の雑巾かけもした

先月も同じ様な症状があり
4~5日杖を使った
そういえばあの時も仕事が忙しくて
小走りの日が続いた後だった

杖をはずしてから、なんだか嬉しくて
早足で歩いてしまいます
気をつけよう
自分の足は自分で守るしかないのだから・・・

でも手術した頃は、1年経ったらもう一方も
手術をするつもりでした
それがなんとか持ちこたえています

どうかご機嫌を損ねないで下さい
手術はまだまだずっと先にしたいから

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イタリアンでランチ

2005-03-25 23:35:30 | 日々の出来事
昨日のことになりますが
中学の同級生とランチに行きました
結構人気のお店で平日のランチでも
待ちがでます

1280円でサラダ、ピザ又はパスタ、ケーキ
それから飲み物がつきます
お得なのは平日だけだから
主婦がかなり多いです
それからサラリーマン風の人も

田舎にしてはお店の雰囲気もいいし
もちろん味もいいし
なんとウチのお隣の奥さんは
週に1~2回行ってます
日替わりでパスタ、ピザの味が変わるから
いつ行っても違った味が楽しめるんです

今度はいついけるかなあ



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人工股関節になり、失ったものと得たもの

2005-03-25 23:18:53 | 股関節の事
人工股関節になると、
身体障害者手帳の交付が受けられます
初めは少し驚きました
だって、自分とは違う世界の事だと思ったから

でもやはり手帳の交付を受けるのだから
行動に色々な制限ができます
これは同じ病室だった人と
しみじみと話しました

そして私が失ったもの
それは、何事にも積極的に進む気持ちかな・・・
一度人生をリタイヤして、再出発した気がします
それまでの突進が止まりました

大きな変化をしたのは
やはり仕事ですね
生きがいをもって取り組んでいた細菌検査でした
でも一時的に休みをとり、迷惑をかけました

自分では前と同じ様に仕事をしているつもりでも
周りはそうは見てくれません
言われました
「他の人と同じ仕事ができないのに
同じ給料をもらっていいと思うの!!!」と・・・

そして私が「2年くらい痛み止めを飲んでいます」
と話をすると
「え~~信じられない。随分丈夫な胃だね」
股関節の痛みについて、思いやりを持ってはくれません

とどめは
「他の人は少しくらい具合が悪くても
頑張って働いてるのに、あなたはどうして
頑張らないの??!!!」

これは多分私の事がかなり嫌いだから出た言葉です
これは私の直属の上司の言葉なんです

同じ時期に言われたことではありません
それぞれの言葉を受けるたびに
私の仕事に対する意欲は減退して
消極的な仕事になってます
これからもずっと続きます

そして得たもの
同じ病気を持ちながら頑張って生きている人の励ましです
具体的には、その人とのメールです
メールで色々な話をしています

それから それから
健康な人ともメールしてます
杖をついているのもバレないし
ビッコをひいてるのも見えないから
別の私がそこにはいます・・・

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T先生との出会い

2005-03-24 18:51:32 | 股関節の事
T先生の勤めていた病院と
私の住んでいるところは200キロ近く離れていました
普通だったら出会わなかったと思います
病院があるのと同じ町に住む友人が教えてくれました

彼女は会うたびに具合の悪くなる私の足を見て
これはなんとかしなければと思ったそうです
自分の勤める病院の職員で、やはり股関節の悪い人がいて
その人に思い切って聞いたそうです
そうしたら、県内ならT先生が評判がいいと知り
私に教えてくれました

その彼女が勤めているのは
総合病院で、もちろん整形外科があります
でも大きな病院だから自分に合った先生がいるとは
限らないのですね

この時の彼女のひらめきが
私をT先生と出会わせてくれました

感謝感謝です

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人工股関節を決意したのは・・・

2005-03-23 23:22:08 | 股関節の事
このブログで私が1番言いたかった事・・・
それは・・・ 45歳という年齢で
どうして人工股関節を決心したかです

痛みが限界でした
痛み止めは2年位飲み
睡眠導入剤も1年以上飲みました

普通60歳を越えないと
適応でない人工股関節の手術です
でも でも もう後15年も待てませんでした
だってその間に何があるか分からないし

そして、手術してくれる医師との出会いがありました
将来の入れ替えにも対応できる
手術をしてくれる先生との出会いです

私の不安を正面から受け止めてくれ
もうこの先生に任せようと思いました
自分で納得して、手術に臨めました

それに子供の頃両足とも手術をしています
きっと自骨での手術は、無理かもと漠然と思っていました
人工股関節というものを知ってから
いつかはそうなるだろうなと思ってました

それがチョット早かったんです
入院中に、股関節の入れ替えの人がいましたよ
でも初めての人と、あまり変わらなかったです

治療で完璧というものを要求するのは難しいと思います
何処までなら納得できて、ベストでなくても
ベターな結果になるかですね

痛みがない生活がこんなに精神的に楽になるとは
思っていませんでした
本当に主治医に感謝したいです


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