「おながわ海中漫歩」 ちょっと海へ

宮城の海に潜って40年以上、最新の女川湾の情報をお知らせします。
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2022年9月22日(木)竹浦の海&湾内のナイト

2022-09-25 07:52:36 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:くもり時々小雨

海況:東よりの風 多少うねり

気温:17~19℃ 水温:20℃前後

透明度:5~8m

 卵を抱えるニホンウミシダのメス

 アリエルチームに便乗して久しぶりに竹浦のグロットとアゴ島にKAZUが潜ってきました。

多少うねりがあったが、この日、ニホンウミシダのメスが卵を抱える個体を初観察した。

また、女川湾では、北の生きものと南の生きものたちを同時に観察できる時期でもある。

 クチバシカジカやダンゴウオをはじめ、人気者のハコフグ類の幼魚やイセエビなども観察された。

 ハコフグの幼魚

 ミナミハコフグの幼魚

 クチバシカジカの成魚  イセエビの成体

 その他、マダコの抱卵、マダラギンポ、マダイ、ソラスズメダイなど・・・

そして、特別な許可をいただき、湾内限定のナイトダイビングに私も参加してきました。

 ナイトダイビングの準備(参加7名)

 ナイトダイビングでは、岸壁の街頭の明かりに誘われて今年6~7月に生まれたジンドウイカの幼体が複数集っていた。その中にイワシを捕食した個体もあり、また、ダンゴイカやハオコゼなどの夜行性の生きものたちも観察できた。

イワシを捕食するジンドウイカの幼体(大きさ 5cm程度)

 砂に潜るダンゴイカ(大きさ 2cm)

 ハオコゼ  ジンドウイカ

 マダイの幼魚

 *一方、女川町江ノ島の夏の漁業支援活動も今月で終了するが、相次ぐ台風の影響もあり、潜水作業ができない状態が続いている。

 生きものたちは、ソラスズメダイ、ツノダシ、オヤビチャ、ハコフグの幼魚、イシダイなどの小型魚から、大きなマダイ、コブダイ、ウミガメなども多く確認できている。

 

 

 

 

 

 

 


2022年7月2日(土) 竹浦の海

2022-07-07 08:48:34 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れ

海況:西よりの風 凪

気温:29~31℃ 水温:16.6~11.5℃

透明度:上層部 2m前後 水深10m以深 5~6m

 クチバシカジカの幼魚(グロット)

 アリエルチームに便乗してKAZUが竹浦の弁天島とグロットで生物探索をしてきました。

 透明度の回復が遅れているが、クチバシカジカの幼魚やダンゴウオの幼魚など確認できた。

また、深場の砂礫帯ではコモンカスベなどとシロホクヨウウミウシも観察できた。

 コモンカスベ(グロット)

 シロホクヨウウミウシの青系 (弁天島)


2022年6月19日(日) 竹浦の海

2022-06-21 16:30:42 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れ

海況:西よりの風 凪

気温:25℃前後 水温:12.3~11.5℃

透明度:上層部 1m 水底部 5m前後

 クチバシカジカの幼魚(グロット)

 久しぶりにKAZUが竹浦のグロットとアゴ島で生物探索をしてきました。

 天気と海は穏やかなコンディションに恵まれたが、透明度が非常に悪い。

 この時期の目的は、今年の春に生まれたクチバシカジカの幼魚が着底し底生活することでほとんど同じ場所で多く観察される。

 昨年観察できた個体は、1~2個体と数が少なかったが、今年は3~5個体と数が多く観察できるようだ。

 その他、ダンゴウオの稚魚が多数と大きなヒラメ、ババガレイなどと、スナビクニンも観察できた。

 ダンゴウオの稚魚たち

 スナビクニン

 クチバシカジカの幼魚(アゴ島)


2022年6月5日(日)指ヶ浜(女川町)の海

2022-06-08 08:53:35 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:くもりのち晴れ

海況:東よりの風 多少うねりあり

気温17℃ 水温:11.6~12.6℃

透明度:2m

 今年も越冬したイセエビの成体

 久しぶりにKAZUが女川町指ヶ浜の「ホヤシキ根」でファンダイブしてきました。

 春濁りの影響で透明度が悪い中、昨年から生息していたイセエビの成体が水温が5℃台まで下がった今年の冬を乗り越え元気で生きていた。幼体ではとても越冬できる環境ではない。

 ホヤシキ根では、成長したマボヤの群生が観られるほか、今年は水温が下がったことでマコンブやホソメコンブ、ワカメなど大型の海藻とケウルシグサが多く生長していた。

 また、フクロウノリも多く、ダンゴウオの稚魚たちを多く観察できた。

 フクロウノリの上のダンゴウオの稚魚(体長 約3mm)

 一方。JF女川町支所の江ノ島支部の漁業支援活動も4月末から始まり6月3日現在で26日目を終えた。

 4月末の水温は6℃台と例年よう昨年より4℃も低く推移していたが、6月になってようやく10℃台となり潜水作業が比較的楽になった来た。

 今年の江ノ島海域では、コンブ類やワカメ、ケウルシグサなどが多く生長し浅場の海底は岩肌が見えない場所も多い。

 生物類は、アイナメ、メバルなどとタナゴの群れや大きなコブダイも見かけるようになってきた。

 今季の江ノ島の支援活動は9月末まで続きます。


2022年4月22日(金) 竹浦の海

2022-04-23 12:51:52 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:小雨のち晴れ

海況:東よりの風のち西よりの風 やや強く 多少うねりあり

気温:19~22℃ 水温:5.5~7.2℃

透明度:2~3m

 ダンゴウオのペア(アゴ島)

 KAZUが竹浦の生物探索でグロットとアゴ島で潜ってきました。

 春濁りで透明度が悪かったが、この時期はダンゴウオの繁殖シーズンとあって抱卵などを探索したが2~3カ所ほど巣穴に入っている個体はあるものの卵の確認はできなかった。しかし、巣穴付近では、ペアになったダンゴウオが産卵の準備をしていた。

 また、3月頃に生まれたクチバシカジカの稚魚たちも、成長し体長7mm位になると着底することだが、まだ確認できなかった。

 その他、1m位の大きなヒラメや北の海からカミクラゲが多く確認できた。

 1m近いヒラメ(グロット)

 触手を大きく伸ばしたカミクラゲ