わがたましいよ 主をほめたたえよ。
私のうちにあるすべてのものよ
聖なる御名をほめたたえよ。
わがたましいよ 主をよほめたたえよ。
主がよくしてくださったことを何一つ忘れるな。
主はあなたのすべての咎を赦し
あなたのすべての病を癒やし
あなたのいのちの穴から贖われる。
主は あなたに恵みとあわれみの冠をかぶらせ
あなたの一生を 良いもので満ち足らせる。
あなたの若さは 鷲のように新しくなる。(1~5)
引っ越しの日程が決まりダンボールが用意されたら、目の行く所、歩き回る所すべてに片付けなければならない物があった。
庭に出て、先日から気にはなっていてもそれどころではなかった雑草を引き、溝に積もった枯れ葉などを取り除き、プランターの土を日に干してゴミや石ころを取り去り、再利用の備えをする。これは、大切なクマガイソウを植え替えて持って行くため。
次々と詰めこんで並んで行くダンボ-ル箱にふっと不安になる。こんなに必要なのだろうか・・、でも一つひとつは必要な物ばかり。ただ、この箱の幾つかを失っても生きることにはなんの問題もないだろう。
押し入れで箱を開けると古い写真が詰め込まれていた。こういうものに出会うと最悪。タイムスリップしたらすべてが停止。立ち上がろうとしたとき体が動かなくなってしまった。
今は、出会う人毎に挨拶をしては先行きのことや、これまでのことなど話すことになる。自分は引きこもりだと思っていたけれど、話すことは幾らでも出て来て、思い出が溢れる長話になってしまったりするのは、それだけ此処で生きた歴史があるからだった。