因果

数日バタバタ出かけただけでお疲れモードだったので、土日はなーんもしないで過ごしたり
昨日は当たっていた「ウォンテッド」だけ観に行ってきましたが・・・
ええとそりゃＲ１８指定でしょって感じの暴力シーン満載で
はっきり言って私はあんまり・・・
こういうテーマが作られちゃうのは銃国家との違いだろうし、暗殺チームを単なるヒーロー扱いにしているのもちょっとゲセナイ。
日本にも必殺仕置き人はあるけど、だってターゲットの闇の部分を描いてから、だよ。その部分がカットで、何を重んじるのかがうなずけないままに終わってしまったのが・・・
もちろんアンジーのぽってりいかりやリップはセクスィー番長だったんだけど、救いや愛がないと、やっぱり映画はつらいなぁ

それより途中までしか見られなくて、気になりまくりだった「ブラ・マン」、予想以上に初回が面白くて参った・・・
やっぱりＨＤ途中で切れてたので、ちゃみさんにストーリーを聞いてしまったり（笑）。
カット割り無機質なのに、景色がすごくきれいなので対比も好きなんだけど、なんといっても春馬の賢そうな顔がいいね～。ハッカーだけど影のないとこも（確かに腕的には信憑性は欠けるけど、藤丸って正当な主人公タイプだから合ってる）。
最初、ドラマ化と主要キャストを聞いたときは、さとたけが藤丸だった方が合うんじゃ？とも思ったけど、実際見てみるといやいややっぱり原作の藤丸の持つ無垢な感じというか、賢いのにすれてないどこか朴訥とした風体、ちょっとさとたけではコナレすぎ（笑）。
家族に対する演技（というか演技してない風がいい）なんかも春馬、自然体でイッツオーライじゃないでしょうか。
っていうか、画面に映ったときの華やかさ、春馬金メダル級
出てくる人みんな怪しく見えるのがブラ・マンテイストなので、もっとさとたけや神保さん、怪しくなるように！（わけわかんない指令）
あと個人的にマヤはロングヘアの印象が強かったけど、あの女優さんバッチグー　エロくてクレーバー、ガンガンにセクシーなんだけど戦士だからな　無駄なお色気を削り落としたショートヘアが似合ってる。
あーでもやっぱウィルステロの見えない脅威が怖い。


あの日あの朝。いつものように通勤の日比谷線に乗っていた。
つり革につかまって、ボーっと窓の外を流れてゆくトンネルの壁を見ていたとき、

「お客様にお知らせします！　ただいま、路線内で爆発物のようなものが発見されましたので、駅を通過します。」

みたいな内容のアナウンス。


まさかそれが化学テロと直後にはわからなかったため、発生駅以外の駅は平常運転し、地下鉄の地下トンネルをガスは通り、付近の駅までその白い煙は流れていた。
知らなかった私を含む人々は次以降の駅で地下鉄を降り、この煙はなんだろうかと思いながら、爆弾事件らしき恐怖に足早にホームから遠のいただけ。
駅の出口には救急車が何台も止まり、何が起こったかはわからないままことの大きさに驚く。

「見えない恐怖」
「形のない殺意」
「誰でもいい標的」

真相を知ったのは、会社に着いて、テレビのニュースを見てから――


言いたいことはたくさんだけど、こんがらがってうまく言えない。
あのときも、あのあとも、今も、
私の、個人の意見やメッセージなんて誰にも届かない。どこにも届かない。

だから何ができるってわけでもないのに、
普通に暮らしてる何もできない何もなれないたかがただの自分が、
憤りだけがあるんです。


どうして犯罪を犯すのか、罪に心頭するのか、
理由があればいいと言うわけではないが、背景があるならば表わせばいい。
昨日見た映画もそう、
ニュースもそう、
薬に副作用があるように、世の中に犯罪があるならば、
理由は？
なぜ？