【読了】夜を守る

夜を守る
石田衣良∥著．
双葉社，　２００８．　－　２８３Ｐ　；　２０

いい本ですね。主人公は若者・・と言っても大学を卒業して４年目の２６才。
１年間のお話です。
表紙の絵を見ればなんとなく分かりますね。ある事がキッカケで地元のガーディアン
エンジェルを行いだし、その活動の中で自分の存在意義を見出す若者の話なんです。

将来の不安を感じる事よりも、漠然と生きている事を恐怖する年代をイメージしてるん
でしょうね。
出てくる若者は、今燃えるものが欲しい。先の事よりも何で自分が生まれてきたのか。
自分には何ができるのか、自分って必要な人間なんだろうか。

最近の若者はなんていうよりも、自分がこの子達ぐらいの頃何をやってたんだろう？
この子達ほど真剣に生きてたんだろうか。今この子達のお手本として生きてるんだろうか。
この本を読むこの子達より年上の年代は思うべきな気がします。

ちなみにこの本、本の上に【寄贈】のハンコが押されてました。
・・・なかなかやるじゃん！明石市民！！

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書籍価格	1,575円
累計金額	24,091円

夜を守る 石田 衣良 双葉社 このアイテムの詳細を見る