
母が火曜の昼から入院します。
1人きりになる兄の面倒と、グループホームで暮らすためのスキルアップのトレーニングのために実家に出戻らされた鮎の塩焼キングです。
さて、兄と20数年ぶりに暮らした初日が終わろうとしています。暮らしてみて、いろいろなことがわかりました。
兄は今年で50になる知的障害者です。
彼が今までにやったことのないこと、できないこと、やらかしたことを羅列しましょう!
夜中に寝ている者を無視していきなり電気をつける。
夜中に人を起こす。
夜中に突然風呂に入ろうとする。
かと思えば、土日は風呂に入りたくないと言う。
寝巻きと外出用の服の区別がない。
季節にあった服装がわからない。
用を足した後、居間でパンツを履こうとする。
洗濯機を使ったことがない。
洗濯物を干したことがない。
自分で家の鍵をかけて出かけるのが苦手。
あれを食わせろ、これを食わせろと我が儘を言う。
ざっと思いつくのがこれくらい。よく考えればもっと思い出せると思います。
健常者であれば当たり前のことが全くできない兄。でもこれって生活経験の無さからくるものであって、練習すればクリアできるものばかり。
いかに今まで甘やかされ、何もせずに育ってきたかが如実にわかりました。
思い起こせば、私が小学生の時に父に兄には教育が足りないと物申したことがありました。その時の私の言葉はまさに予言となって、今に至ります。まさか、その尻拭いを私がするとは、当時の私は思っていたのかどうか?
妻子と離れ終わりの見えない兄のトレーニング。
私も仕事があるので、お互いが潰れないように程々にしながら、コツコツづけたいとおまいます。
余談
実家の近くの公園です。
我が子が3人、ここでよく走り回っておりました。実家って孫にとっては暇なところなんでしょうね。母に会いに連れてくると、決まって公園に行ってきまーすと3人で飛び出していました。
亡き次男もここで遊んでたのかなぁ、なんておセンチになりながら眺めていました。ここに寄る前に兄の買い物に付き合ってBOOKOFFにも行ってきたのですが、そこでも我が子がチョロチョロしてたなぁと思い出していました。
兄という大きな幼児の育児をしながら、過ぎ去りし本当の育児を懐かしんでいます。嗚呼、あの頃に戻れるものなら戻りたいものです。無理なのは重々承知しているので、そんな願いはお星様にも願いませんが。
さて、明日からは勤務&介護&介助。明後日からはあなたの二人暮らしがスタート!!どうなるんでしょう?
不安しかありませんが🥲