ハイキング in シャモニー

フランスには「スキーホリデー」なるものがある。

２月の第二週目あたりから、パリの学校を皮切りに、次々と２週間のスキー休みに突入する。

日本人から見たら？！のお休みなのだが、アルプスが間近の国々から見たら当たり前のような休みなのかもしれない。

我が家も郷に従ってホリデー突入と共にChamonix（シャモニー）へ。

今年は１２月にどっぷりと雪が降ったものの、その後はパリでも暖かい日が続いていた。

シャモニーも同じく、６週間ほど雪が降っていなかったとのこと。

下の方のスキー場はハゲハゲ。溶けて固まってアイスバーンがゴリゴリ。

それでも上の方のゲレンデへ行くと片栗粉の雪が楽しめた。

あまりにも天気がgooなので、一日をハイキングに当てた。

目の前にモンブランを拝むべく、２本のロープウェイを乗り継いで、標高３６８４mと富士山頂上とほぼ同じ高さまで登った。

さすがに空気が薄く、長男くんは青白い光を顔から放っていた。

そこから見下ろしたシャモニーの街の様子。



快晴のため、風邪に舞ってキラキラと眩しく光るsnow dustも見る事ができた！

ちょ～～きれい！！



その後、今度は登山電車に乗って山と山の谷間に降り積もった雪が長年かけて圧縮されて河になった、そう、氷河を見に行った。

何百年も前の氷、水。本当に奇麗な真っ青！



電車の駅からロープウェイで下って、更に何百段かの階段を降りて、氷河の上に降り立った！！





氷の中に石ころが埋まっていた。何百年前からずっとこの場所に閉じ込められているんだろう！？

自然の強さ、人間の小ささをつくづく感じさせられた一日だった・・・。

ワイン？

こちらのワイン、では無く、ジュース。

まるでワインのようなラベルだが、実はジュース。

知人が時々、ぶどう畑のお手伝いに行っているワイナリーで作っているジュース。

奥さんが日本人で、独自の方法で美味しいぶどうを育てていらっしゃるとのこと。

そう、ワインを作るのと同じシャルドネのぶどうでジュースを作っちゃった。

そのお味の素晴らしいこと！！甘い！甘いけどお砂糖の甘さじゃない！

もはやジュースでは無い！カクテル！？

知人は、うちの子達のジュースに、と持って来てくれたのだけど、そんなのもったいなぁい！！

でも子供の舌もよく出来ている。

あっという間に２本の高級ジュースが・・・

市場には出てないというし～

クチュリエ

これも去年になるが、サロン ド ショコラと同じ会場で行われた大手芸展に行って来た。

とにかくこれも、「手芸」に関するもの殆どを網羅するくらいの品揃え。

本当に素敵な物が多かった。

全く出来る気がしないけど、一番惹かれたのは刺繍。

老眼じゃなくなったって目がチカチカしそうなくらい細かい刺繍。

全く出来そうに無いのに、思わずキットを買ってしまった・・・。

クローバーとか日本のものかと思ってたら違ってたのね。

やはりフランス物が美しくて正統派の中、日本の商品も負けて無かった！

お！？と目を惹くものに、日本の物も少なく無かった。

特に凄かったのは、「KIRIGAMI」切り紙。

フランスの方々も、このブースに沢山群がって張り付いてた。もちろん私も。

「どうやったらこんなものが飛び出すの？！」と感心せずにはいられないようなカードとか。

とにかくこれも芸が細かいのだ。さすが日本人！

カルトナージュの紙の品揃えも半端じゃなかった。

手芸好きな人なら是非一度は行ってみたい展示会であった。

Salon de chocolat

去年の話ではあるが、サロン ド ショコラに行って来た。

幕張メッセのような会場がチョコレートでいっぱいになる。



ヨーロッパのあらゆる有名なチョコレート店が一同に会し、パティシエも大集合。

どうやったらチョコレートでこんな物が作れるのか！？というようなオブジェ、

エステ顔負けの体に塗るチョコ、おまけにチョコレートのファッションショー！

チョコ色服のファッションショーかと思いきや、服にチョコが付いてたり、

チョコそのものだったり！ショーの最後にモデルと一緒に出て来たのはデザイナー、

ではなく、パティシエだった





開催最終日に行ったのだが、もの凄い人出だった。

自分も含め、フランス人は本当にチョコが大好きだなと感じた。

実際、街角には美容院の数と同じくらいショコラティエがあるもの。

家と同じ通りにPatrick Rogerという有名ショコラティエがある。友達のフランス人の知り合いが、

パリで一番美味しい、と言っていたそうだ。

実際、行列が出来るし、食べた事のある友人も絶賛していたし。とても高価らしいけど、試してみないと

ほほぉう

スペインの土産物屋で売っていたチェス盤。

片方がヨーロッパのスペイン軍（？）、対戦相手はエジプト軍になってる。

なるほど、歴史を反映させてる～

日本には無いであろうデザイン。

うちにも木彫り駒のチェス盤があるが、極普通版。

将棋は漢字読めないし出来ないけど、チェスは子供達が楽しんでやっている。

スペイン軍対エジプト軍のリアリティたっぷりのこのチェス盤だったら、もっと白熱した試合になるだろうか・・・。