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有松鳴海絞大須賀彩の【日常彩り日記】

台湾からの訪問

香港で藍染工房を運営している「藍楽工房」の張さんがご来店くださりました。
次の日、帰国する張さんですが、知りたかった技法を1日勉強していかれました⭐️

絞り祭り後の突然のご連絡。
うー疲れが取れないし片付けもしないといけない。そんな中あと2日で帰国するとのメッセージ。

なんとか時間をつくり張さんが知りたい技法7種を1日かけて伝授しました。


まずは縫いの運針から。
やはり目から鱗だったみたいです。
正しい手の動きをしなければ早くは縫えないのです。またただ縫うだけでは美しくはいかないのです。

そして括り技法を伝授しました。

さすが、大学の先生。
飲み込みが早く、サクサクマスターしていかれました。

終了したら私もかなりグッタリ。。。

絞り祭りの疲れと
みっちり集中型の指導にヘトヘトでした。

さて、次の日台湾に帰国するにも関わらず次の日の午前中も来たいと言った張さん。
流石にお断りしました🤣


張さんの学校は本当に素晴らしく、内容と技術、そして研究と開発がかなり進んでいます。
私も学生だったならば通いたい最先端の藍染と天然染料の学校だと思います。
多くは、張さんが日本で各地を飛び回り熱心に学び、日本語でしか出されていない本を自力で解読し実践している努力の賜物だからです。
ここで学べる学生さんは本当に素晴らしいしラッキーだと思います。
あととにかくレベルが高いと感じました。

日本にはこのような学校はありません。
つまり優秀な人材が育たないと言う事です。
日本には素晴らしい技術があるのにもったいないと心から感じた1日でした。

また日本に来られる際はお立ち寄りください。日本語が話せない張さんですが、私もかなり勉強になりました。
染色のわからなかった事を一気に質問し、目から鱗の1日でした。
彼は本当に天然染料の染色のスペシャリストでした。

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