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有松鳴海絞大須賀彩の【日常彩り日記】

3日間の戦い

家紋が入った暖簾が欲しい!
そう言って彩AyaIrodori に来られたお客様。160センチの暖簾と、5枚剥ぎで構成された180センチビックサイズの暖簾作成がスタートしました。

2021年に2回の作業12月25日、26日、年をあけて2022年に1回の1月8日の作業。
合計3日間の作業でオリジナルで家紋入りで宿題ありのワークショップと言う形で大作に挑みます。

まずは1日目は生地とデザイン決定、図案作成、そして万華鏡柄で3枚染色をしました。






次の日は、型紙彫りをし、布に図案を絵スリしそれを縫い始めました。
この日の名古屋は大雪でお客様も必死にご来店くださりました。







縫いは年始までの宿題。
縫い技法は針が10本ほど必要になります。
今回は締めは私が担当。
柄の数分針を使い縫っていただきました。

縫うのにも曲線や角にいくにつれ細かく縫うなどちょっとしたコツみたいなのがいります。そちらを伝授!
絞りの糸は太くて普通の針では糸が通る穴が小さい為、針に糸を通すだけでも本当に大変だったかと思います。
今回の暖簾はお披露目の日が決められています。
時間があまりなく、年内に1つは完成させ染めました。
生地が大きい分、大変な作業が続きましたが完成!



うん!良い感じ!

柄と柄にあまり距離がなく生地も分厚かった為、正直ムラになる可能性がありましたが美しく完成しました🥰

さて3回目の今日、縫っていただいた生地をお預かりし締めて止める作業、上から糸を巻き上げる作業、そして染色、糸解き、プレスがスタートしました。
まだまだやることは膨大!






長かった戦いはあっという間に終了!
どれも素敵に完成しました!






今回のご依頼はお客様の方で暖簾にお仕立てされます^_^
これらをつなげたらもっともっと素敵でしょうね♪
お疲れ様でした🌟









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