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緊急特集!ニッポンの食卓

2013-08-10 | TV
8/9/2013 「たけしのニッポンのミカタ」

“緊急特集!ニッポンの食卓"

現代家庭の食卓の変化をみて、ただただ驚愕した。


例えば、)
*9歳と3歳のある日の昼食は、うまい棒とチョコレート、
*6歳長女の朝食は、牛乳と、たまごボーロ16粒、
*父52歳、母44歳、子供13歳の朝ごはんはーーーロールケーキ2つ、とソーセージ、

現代家族の食事で目だった傾向3つ:

1)1点粗食型(野菜や肉をいれない):
*母46歳、長女7歳、長男11歳の朝食ーーー白米のおにぎり2つ(のみ)
*母33歳、長女3歳の夕食ーーーーーーーーーー青のりだけの焼きソバ
*母38歳、長女7歳、長男5歳の夕食ーーーー具なしのそばめし

2)家族バラバラ型(それぞれが食べたいものを食べる):
*朝食ーー母31歳、10歳(ピラフ)、5歳(やきおにぎり)、4歳(ピザ)、
*昼食ーー母35際(チョコぬったトースト)、長男(ラーメンと餃子)、次男(ドーナツ)
*朝食ーー母39歳(パン)、長女(ロールケーキ)、次女(マドレーヌ)

3)食器省略型:
*ある家族の夕食は焼きそばーーー
  でも、フライパンのままで食卓に出す!(洗うのが面倒だから)

*ある親子の朝食(パンとハム)--広告チラシが食器代わり!!!



このような日々の食事は、現代の子供の成長に関して、

“肥満とやせ過ぎ” と 二極化している、

“大人の病気を、子供たちが持つようになる不安がある” と、

桜本医師は警鐘をならす


ここまでひどい家族の食卓を見るにつけ、かたや、

“和食”が 無形文化遺産に申請されている、というニュースにも

なんだか妙に納得いくような気がする。



一方、 福岡市の高取保育園 では、

子供たちの食事は毎日しぶーい和食が提供されている(画像)

*がんもどきの旨煮、
*ひじきの煮物
*さわらのゴマみそ焼き
*あじの蒸し焼き

(自分家でも食べたことないようなメニューが並んでいる!!すごい(w))

子供たちの反応は、好き嫌いなく、和食には全く抵抗がなく
むしろおいしいと好評のようである

そのほか、和食好きになる取り組みとして、

*ご飯をひとくちいれて、一口目は、100回噛むようにしている、
(素材のうまみがわかるように)

*そして、おやつは、“黒豆、いり玄米、ふかしたおいも、と
  梅干としょうゆを煎茶とまぜて飲んでいる (あまりにも渋すぎる!!w)

*食事前には、ご飯は右に、お味噌汁は左に、というように、
  配膳の仕方まで反復して覚えている、

*園児たちの食器は、全て陶器を使っている
  (割れる陶器を使うことで、丁寧に扱うことを教える)

*2歳からハシで食事をさせる習慣のため、
  お箸をつかうトレーニングまでやっている、、、という (なんともあっぱれ!!)


こういう園児たちは、自分の舌で美味しい和食を覚えているから、
家に帰っても、
→ 和食が食べたくなるだろうし、
→ そうすると母親も作るようになる、
→ 家族みんなで楽しい食卓(理想のかたち)!!


こういう保育園での取り組みは、

是非、全国規模で、どんどん行って欲しいと切に思う



家庭の食卓を15年調査している岩下暢子さんによると、

現在30~40代の両親(母親)は、
和食をあまり食べないで育ってきている、

→ あまり好きでないので作らない、
→ 食べなれない 
→ 残す (子供にも作らない) という悪循環になっているという


もっと 遡れば、自分たちの母親(60~80代)世代では、

丁度彼らの子育て期に、

食文化の変化が起きていたーーー

インスタントのカレー、シチュー、ハンバーグなどの

洋食がどんどん増え、当時の子供たち(われわれ)を魅了し、

当時の母親は、その料理を、料理番組や料理本から習っていった、 

そして、その食の変化によって、

“(和食の)おふくろの味” は、現代の母親に伝承されていない、という

なんとも残念な結果を生み出した、のである!




さて、今回の番組を見て、いろいろと 複雑な気持ちにはなった、

自分と同年代の母親たちは、日々外で働き、家では、

家事に追われる毎日、、、毎日の食事はきちんとしないと!!と思っていても、

じっくり腰をすえて料理をつくる時間も気力もないのが現実だと思う

そして、

わざわざ家でつくらなくても、

外には、簡単で美味しいものがあふれている


・・・・・にしても、

スナック菓子や、食パンだけの炭水化物だけの食事は、

簡単なだけで、ますます気持ちが落ち込むし、

まして、食べていても 

“食に対する幸福感”というものが一切感じられない・・・・・

ただ寂しい・・・・・よねぇ?



私の母は専業主婦だったため、毎日の食事はきっちりと作ってくれて、

お弁当も同級生には自慢できるくらい本当に美味しいものだったし、

それは今でも相当感謝している

確かに、自分が子供の頃は、カレーやシチュー、ハンバーグ、

スパゲティのときは大喜びしていたし、お弁当にも入っていたときにも、

嬉しかったのを覚えている。


当然、食卓には、和食も並んでいたが、

洋食ほどにはお箸がすすんでなかったのも事実で、 

本当に和食が好きになったのは、30代過ぎて、

さっぱり、あっさりしたものを好むようになってからだと思う・・・

こっちにきても、“基本は和食“ の食生活をしている


母が使っている料理本やレシピノートはたくさんあるようだけど、

番組にもあったように、あまり母から料理を教わったという記憶がなく

今、自分が作っている和食は、いわゆる 

“なんちゃって和食“ 

全て適当な、“自己流” だけれど、

某、CookPad クックパッドも 頻繁に利用したりして、

それでも、和食に対する愛情はかなりあると自負している(w)



今、海外では“日本食ブーム”に沸いている!

寿司だけでなく、カレー、ラーメン、うどん、そば、ギョーザ、牛丼に至るまで、

日本で生まれ、日本文化に根づいた食文化が、海外で見直されている

煮物や、酢の物、など、もっと、素朴な和食もこれから

どんどん海外で食され、評価されるようになるといいな、と思っている


それには、まずわれわれ日本人は、

本当の“味覚“を取り戻さなければいけないね


美味しい和食の本当の味を知ること!


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