谷藤綾香のテューバ日記

岩手県在住のテューバ奏者、谷藤綾香の演奏活動についてです。

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二戸市文化会館☆ I小学校の成長っぷり♪

2006年08月04日 23時12分57秒 | Weblog
8月3日に二戸市文化会館に行って来ました。
二戸市文化会館は私にとって超思い出深い場所。
けどナイショ

何回か指導させていただいたI小学校のコンクールが、8月6日にこのホールで行われるので、ホール練習を行ったのだ。

ホール練習は本当に疲れる…。
客席で演奏を聴いて(主にバランスや響き、セッティングなど)、その結果を伝えにステージまで走って行って伝える。
この作業を幾度となく続けるのだ。
慣れた学校ではマイクなどを準備して、客席から喋る時もある。
しかし、客席からマイクで喋ると、ステージの雰囲気を無視している気がして、好きになれない…。
自分は落ち着きがないから走り回る方が合っている気がする。

今年は5月からこの学校に行っていたのだが、先月位までは思うように上手く演奏できず、泣きそうになったりした
今回久しぶりに合奏を聴いて、人数の少なさを感じさせない、先生・児童の熱意が伝わる良い演奏になっていた

みんな上手くなった。
ラッパ・ホルンは去年からセンスが良く、いいかんじだったが、この夏でまた腕を挙げた。
トロンボーンのMくん、ユーフォのAくん、テューバのMくんが、どうなるか心配だったのだが、物凄い成長を遂げた
本当に上手くなった。
特にトロンボーンのMくんはコンスタントにトロンボーンの音が出るようになったのを見て、子どもの成長の速度にびっくりした。

この学校の先生は本当にエネルギッシュで、岩手の先生にはめずらしく、とっても勉強熱心だ。
人間的にもとても素晴らしく、普通に1人の人間として尊敬している。
だから多少無茶なお願いでもなんとかして聞いてあげたくなってしまうのだ。
けど、私からすると無茶だと思うことも、絶対にクリアしてしまうM先生、本当にすごい…。
逆に言うと、私は初めからムリだと壁を作って辞めてしまうことが沢山ある。
自他共に認める超マイナス思考…。
私の最大の弱点である。
なんとかしなきゃ…。

I小学校は酒井格のたなばたをやっている。
今日の演奏を聴いて、昔の辛かった思いと、I小学校の演奏リンクして、泣いてしまった。
久しぶりにこの仕事していて良かったなって思った。


さて、この『二戸市文化会館』。
なにやらアーティスティックな建物らしい。

これはロビーから見たエントランス。
タイルが世界地図になっていた。

テラスにもタイルでモナリザが書いてあったが、こちらは修理中だった。


これは大ホールのホワイエにあったオブジェ。
バイオリンを弾いていた。
特に胸を打たれる感じではないが、角度を変えて見てみると…

なんとピアノを弾く人に!

こういう工夫を凝らしたホールって好感をもてるよな。
某H文化会館とは大違いだ。


あっトップの画像は二戸市文化会館の入り口。
帰り際の子どもたちを収めてみました。

物凄く疲れたけど、たくさん得るものがあった1日でした。



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