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2012-07-14 00:15:41 | 日記
♪キラキラ光る
お空の星よ
瞬きしてはみんなを見てる
トゥインクル、トゥインクルリトルスター
ハウアイワンダーワッチューアー

星。冬に最も輝く小さな粒。
その粒一つ一つには謎の部分が多くて、宇宙人が住んでたり、願いを叶えてくれたり、いろんな伝説的パワーをもってる。
でも、お星さまはそのままがとってもきれいだから、そのまま、謎のままがいいよね。

それにしても、地球からあのたくさんの星までは、何億光年も離れていて、私たちはその存在を光だけで確かめている。もう、今は無いかもしれないその星が、確実に存在していた確かな証拠。その僅かなメッセージの集まりが地上をてらしてる。
町中では忘れがちでも、外灯が少ないたんぼ道は、星があるから歩いていける。そこにあることが、あってくれることが、時をこえて私たちの幸せと生活につながってる。
そこにいて。ここにいるよ。まるで、かくれんぼみたい。ながいながい間、かくれてた星たちを私たちが今みつけてる。

だから、ね。

「星さんみーつけた」

氷さんとおにぎりさん(物語)

2012-07-12 02:12:42 | 日記
昔むかし、ある島に氷さんがおりました。氷さんは、島で一番評判の高い仲人でした。どんなに難しい縁談でも、見事、解決してしまうのです。

ところで、別の島に、氷さんと争える力をもった仲人が一人いました。
重箱島のおにぎりさんです。
氷さんはおにぎりさんの存在を耳にし、憤慨しました。
「仲人として縁談をまとめ続けて40年、俺はどんなに困難な男女でも、夫婦にしてきた。島でもかなりの評判だ。それを、うわさにも聞かない仲人に負けるわけがない」

今こそどちらの力が上か、証明してやろう、と、急いで身支度をすませると、家を飛び出しました。

途中、めんどり夫婦に出会いました。
「やあ、こんにちは。君はきのう結婚した。どうだい、夫婦仲良くしているかい?」
「そ、そりゃもう。な?」「え、そそうね。」
めんどり夫婦はあわててにっこり笑うと、頭をすりよせました。
「あつあつだな。まあ、きのうだもんな。でも、何かあったらいつでもおいでなさい」
「そんな心配いりませんよ」
夫婦はもう一度にっこり笑うと、頭を下げました。

背中ごしに、コケーッという悲鳴とともに、バタバタ、と、羽ばたく音がひびきました。

また、しばらく歩いていくと、若い夫婦が道の真ん中で言い合いをしていました。

「なによ、あんたなんか、ちっとも家に帰ってこないじゃない。あなたにはね、子どももいるのよ」

「仕事だから仕方ないだろう。これからは教育費だってばかにならないし、お互い自分の持ち分を頑張ろうって約束したじゃないか」

「それにしたって、夜は帰らないわ、朝は早いわで一度も顔を合わせない日もざらじゃない。もういいわ。あなたとなんか、離婚よ。」

 氷さんは、これは俺の出番、とあわててかけだしました。

「こらこら、喧嘩はよくないな。お互いもっと話し合って」

「なによ、あなた。関係ない人はひっこんでてくれます?だいたい、この人とはもう何ヵ月も前から」

これだから若い夫婦は、と氷さんは冷たい息を吐きながら、めんどり夫婦を抱き寄せました。
「しばらく頭を冷やしなさい」
めんどり夫婦は二人ぴったりくっついて、カチンコチンに固まってしまいました。

氷さんの通る道、みんなばらばら逃げていきます。

 
 さてその時、おにぎりさんは畑を耕していました。そこへ梅干しさんがお弁当を持ってきました。
「おにぎりさん、お昼にしません?ほら、おにぎりさんの大好きな塩のり」

おにぎりさんは笑顔で受け取ると、口いっぱいにほうばりました。

おにぎりさんが畑をするというと、なんだか変な感じがしますね。
でも、おにぎりさんも仲人です。なるだけみんなが好きな人と結婚できるように、元気な野菜たちを育てているのです。

「それにしても、今日は暑いなあ」
おにぎりさんは汗水をたらし、その場にへたりこみました。
「しっかりおしよ、なんなら私お手製の特別辛い塩をかけてやろうか?」
「いや、大丈夫だ」
おにぎりさんは苦笑いしました。

梅干しさんが作る塩はとっても辛くて、元気がでます。しかし、ちょっとヒリヒリしました。

二人が仲良くお昼を食べていると、氷さんがやってきました。
「島で評判の仲人というのはお前か」

おにぎりさんはふりかえり、首をかしげました。
「評判とは、聞いたことがないが」
「違うのか」
「いや、でも、仲人をやってるのはこの島では私だけだ」

その言葉を聞くと、氷さんはにんまりしました。

「なら、話ははやい。俺とお前のどちらが早く縁談をまとめられるか、勝負しないか」

おにぎりさんはかおをしかめます。
「結婚は争うものではないでしょう」

「何をぬるいことを。縁談をまとめられなければ仲人とはいえない」

「しかし、あなたと争うためにまとめるものでもないはずです」

「しかしそれでは…仕方ない。ならば相撲はどうだ?どっちが強いかはっきりするぞ」

もはや縁談とはなんの関係もありませんが、それなら、とおにぎりさんが承諾したので、午後にも勝負をすることになりました。


土俵のまわりにはたくさんの応援が集まりました。そなかには若い女の人もちらほら。
「勝ったほうが、あの中から好きな女を妻にできるってのはどうだ?」
「あなたって人は。女の人に失礼じゃないですか。それに私にはもう妻がいます」
氷さんはつまらなそうに舌打ちをしました。

仕切りは昆布が行いました。
-見合って見合って、はっけよい、のこった-

二人の取っ組み合いが始まりました。力は五分五分。両者ひけをとりません。

-頑張って
-負けるな

たくさんの声援がとびかいます。
中には

-おにぎりさん、負けるな。
というものも。

力が五分五分というだけでも悔しい上に、おにぎりさん限定の応援。氷さんはムカムカしました。

-こんなやつ、一発でとっちめてやるのに!

氷さんはおにぎりさんの体に冷たい息をふきかけました。
動けないおにぎりさんはどんどん押されます。
怒ったのは梅干しさんです。

「突然押しかけてきた上になんて卑怯な。これでもくらえ!」

梅干しさんは水をびしゃっとかけました。
氷さんはみるまに溶けていきます。
傍にいたおにぎりさんにもしぶきはかかり、体の氷が溶けていきました。

「ふん、二度とくるな」 梅干しさんはそう、なんども呟きながら、おにぎりさんの湿った部分を取り除き、お手製の強力なお塩をかけます。

おにぎりさんはほっとほほえみました。

さて、氷さんはどうなったでしょう。
氷さんは水になってしまいました。水は青い空に溶けて雲を作りました。氷さんはあきらめていません。次の勝負にむけて、今も力を蓄えています。

植物

2012-07-10 00:07:46 | 日記
パーっと晴れて、お布団フカフカ。
花が、ちょっと萎れ気味。この梅雨で土が乾かないからかな?って外へ出したら、ヘナ~って
夏の日差しは強すぎるみたい。

水、あげたいんだけど、地下水だから、昼間は水も熱くて。…こんなのあげたら枯れちゃうよね。

仕方ないから中で水を汲んで花にやる。



どうしても元気にならない花が一つあって。まだ完全には枯れてないんだけど。
水もやってるし、肥料もやってるし、試しに太陽にあててみたらもっとヘナルし、なんでかな…

前に、なんどやってもダメだった花は水のやり方で、うまく育つようになったんだけど。

もしか、寄せ植えがダメとか?
でも、鉢、小さいのしかないし、今植え替えたら枯れそうだし。

…これで枯れたら泣く
生き物の死。今までにも幾度か見てきた。
飼ってた犬、金魚、オタマジャクシ、アゲハチョウ、鶏、鳩、カエル。

なんども飼おうとしては失敗するか、そもそも飼えないか、どちらにせよ死んでいって、そのたんびに傷ついて。もう、絶対飼わないって。なのに、今になって、植物に肩入れしてしまうのはなぜだろう。

現実逃避、ではないと思うけど…

一回きれいに咲かせてみたい。

ハーブのときのように。



みんな元気

2012-07-06 21:26:58 | 日記
雨。
ずっと。
梅雨だから。

朝から洗濯機回して、ゴミ、出して、ご飯、炊いて、乾燥機、回して、風呂洗って。
この時期乾燥機が大活躍してる。量が多い日なんかだと、ゴウンゴウンいいながら、2回くらい。

湿気のたまりやすい時期なだけに、たまにパーっと晴れたら布団干して、家中の窓もあけなきゃだから、いいもって、やる事はいっぱいある。

でも、まあ、台風の次の日は下ろした洗濯の竿を全て上げて、雑巾でふくとこからだから、それに比べたら、まし。

この頃、雑草の伸びもはやいよ~。
見る間にわんさか伸びて、クローバーも、カヤも。 カヤ。あれね。普段は手を切り易くて抜くの大変なんだけど、この時期は土が緩いから結構楽。そこだけはいいよねえ。

ゴキブリにムカデの退治がセットでくっついてくるのはしんどいけど。

アゲハが飛んで、ツバメが巣を作って、カエルが鳴いて、スズメバチが飛んで、雷がなって。
温暖化で四季が減ったとはいっても、まだまだみんな元気だね。

…もちろん、人間も。夜な夜な街を駆け抜ける暴走族も、浴衣を着たお姉さんも、クールビズでビシッときめたサラリーマンも、…私も。みんな元気。

もうすぐ8月

2012-07-04 22:43:24 | 日記
7月といえば、もうすぐ8月。8月といえば、夏休み。 夏休みの思い出、特別何がってないけど、ワックスでつやつや輝く廊下と、塩素の香りにプールバッグ、道端に咲くハーブの香り。
それだけでワクワクしたよね。ラジオ体操のカードをもらって、夏休みの宿題をもらったら準備完了、ってね。

今でも夏休みの工作、何を作ったか、だいたい覚えてるよ

1年のときはお父さんとの合作の段ボールの家で、その他、何年のときかまでは覚えてないけど、箱で作った水族館、空き缶のタブで作った風鈴、粘土で作った貯金箱、砂絵、ビーズの絵。中学にあがって、フェルトで作った花、キット工作(ウサギとペンギン)、虹の自由研究。実際には出さなかったけど、消しゴムの研究で、いろんなゴムを集めて文字を消せるか試したこともあった。(一番消えたのは、ゴーグルのゴム。ホースのゴムは全然消えなかった。)
毎年何を作るか迷ったし、お父さんに協力してもらうこともあったけど、どこか楽しかった。

鉄板のように熱く焼けたプールサイドに先生が一生懸命水を打ってくれて、朝のラジオ体操は近所の友達の家に集まって、おばちゃんが出席の判子を押してくれて。ひとつひとつは断片的な思い出だけど、それぞれが温かい思い出。

ね。ありがとう。