ソフバンとロシア 若干 意外な組み合わせに
よるスパイ事件が発覚しました
ソフトバンクの機密情報、ロシアに譲渡か元社員逮捕
警視庁公安部は25日、勤務先だった通信大手、
ソフトバンクの機密情報を不正に取得したとして、
同社元社員、荒木豊容疑者（48）=千葉県浦安市=を
不正競争防止法違反（営業秘密の領得）容疑で逮捕した
同部は荒木容疑者が取得した機密情報を
在日ロシア通商代表部の職員らに渡したとみており、
調べを進めている。
逮捕容疑は2019年2月18日、自身が勤務していた
ソフトバンクのサーバーにアクセスし、
同社の営業秘密である機密情報など計2点を
複製し不正に取得した疑い。
公安部によると、荒木容疑者はロシア通商代表部の
現職職員の男に唆されて、取得した情報を
渡した疑いがあるという。
警視庁は外務省などを通じ、既に帰国した元職員の
男を含め2人を出頭させるようロシア側に要請した。
荒木容疑者は19年末に同社を退職しているという。
逮捕容疑について認めており、職員への情報提供に
ついても「現金を複数回もらったことがある」などと
話しているという/nikkeiより
ロシアが狙った技術とは?
これまでロシアが接触してきたのは
防衛関係者が多かったので 何を狙ったのか
ソフバンはあまり軍事系にはタッチして
いないので 少し意外性があります
そんな中でロシアが欲しがっている技術は
やはり5G関連と顔認証システムでしょう
民生分野で中国に水を開けられたロシア
ミサイルや航空宇宙分野 ジェットエンジン等
ではまだ中国に対して優位を保っている
ロシアですが 元々 民生品が弱い上に
5G関連などでは差が開いています
今回 逮捕された荒木豊容疑者の場合
一介の民間人なのに「飲食のたびに金を
渡された」と度重なる慫慂があったことを
証言しています
よほど欲しい情報を持っていたとみるべきです
基地局の設置やソフバンが実用化した店外ATMと
モバイルを結ぶTwinアクセスといった情報を
欲したとも思われます
VRと高速通信の組み合わせは軍事転用の可能性
またソフバンは5GとVRを組み合わせたシステムの
テストをしましたが こんなのもドローン操縦や
各種戦闘訓練のシュミレータ等に応用できるでしょう
更にロシア垂涎の顔認証システム
ソフトバンクが立ち上げた完全子会社の
日本コンピュータビジョン
ここは画像認識技術の開発や関連サービスを
行う
また今回の荒木容疑者が関係していたかは
不明ですが ロシアが最も欲しがっている
ものに顔認証システムがあります
この分野でも 中共さんが先行しています
ルビャンカの連邦警備局(旧KGBに相当)本部
近辺ですら襲撃されたロシアにとり治安も課題の一つ
自分のミリサイトでは中国スパイは何度も
取り上げてきましたが ロシアはあまり
見てこなかったので ちょっとだけ載せときます
まずロシアといえば女工作員でしょう
ロシア名物 女スパイ
2010年に米国でアナ・チャップマンという
ロシアン女スパイが逮捕されましたが
2018年にもマリア・ブティナが逮捕されてます
この女は 機密を盗むうんぬんより
Gunマニアの態で 全米ライフル協会の
関係者に近づき ひいては政界工作をする
計画だったようです
最近の主力 ロシアンハッカー
そのスパイ関連もご時世からネット上の
ハッカーが幅を利かせるようになっています
特に暴れまわったのが Evil Corpでした
悪のハッカー集団 エビルコープ
Maksim Yakubets/マクシム・ヤクベツを
リーダーとする このハッカー集団は
Dridexと呼ばれるマルウェアを造り
ネットバンクを荒らしました
一説では こいつらはロシアの政府機関に
庇護されているといわれています
まぁ もっとも こいつらがそれほど
有能なら雇っているロシア政府も金欠には
ならんでしょうがロシア経済の台所は
かなり苦しい部分もあります
以上 駆け足でロシアンスパイを見ました
中共さんだけでなく ロシアも油断ならん
隣人だということが改めて認識させられます
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#ソフトバンク #機密情報 #ロシア #5G #顔認証
