米空軍とNASAが開発中の新型無人機
X-56Bが墜落しました
7月9日にNASAのX-56B無人航空機(UAV
が「飛行中の異常」に見舞われた後、
墜落し機体は破壊されました。
小型の実験用航空機は、スリムで柔軟な翼が
脆弱な制御不能な振動の形態であるフラッターを
抑制する方法をテストするために使用されていました。
フラッターは、特定の空力条件で翼または
尾が折れる原因となる可能性があります。
UAVは、カリフォルニア州エドワーズにある
NASAのアームストロングフライトリサーチ
センターから離陸した直後に地面に衝撃を
与えました。 クラッシュの原因は不明である、
とNASAは7月9日に言った。
「調査は進行中であり、利用可能になった
ときに詳細が提供されます」と
アームストロング飛行研究センターは言います。
誰もけがをしなかった、と付け加えた。
軽量で高アスペクト比の翼は、より燃料効率の
高い旅客機や耐久性の高い軍用機にとって
重要であると見なされているため、
フラッターを制御することはNASAにとって
重要です/flight globalより
先ごろ 神奈川の座間でロシアに情報ながしていた
スパイ野郎が捕まりましたが あのX-37に比べれば
こちらのX-56Bはかなりわかりやすい開発目的に
なっています
それは今後の軍用ドローンのための高高度で
長距離飛行し 更に翼に発生するフラッターの
研究のための機体でSR-71などの開発で有名な
ロッキードマーティンスカンクワークスによる
機体です
このX-56Bは高アスペクト比の翼をしています
(グライダーなどに多い主翼の縦横比の大きい翼)
これは高速の飛行には向かない翼形で ゆえに
高高度での長時間飛行という目的が見えてきます
ただテーパー翼でなくて それなりの後退角は
ついています
flutter
極端なフラッター事故の模式図
またフラッターというのは端的には旗がバタバタと
強風ではためく時のように 翼に気流の振動で強い
曲がりや捻じれが発生することです
特に高速になると この振動が増幅され最悪の
場合には主翼が折れてしまうことも過去にはありました
こうした研究のための機体でしたがミイラ取りが
木乃伊になる喩えではありませんが そのフラッターで
損壊したのかもしれません
また こうした機体の振動は主翼からの流れが
尾翼に当たって発生するバフェットや
フラップなどからの気流の乱れで起きるバズ
などもあります
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