今回はアメリカで研究されている
プラズマシールドの話題です
“プラズマシールド”で軍用車などを
守る技術の特許を米Boeingが取得し
たことが分かり、 米メディアで
「スターウォーズ的フォースフィールドが
実現か」と話題になっている
実現か」と話題になっている
Boeingが3月17日付けで取得
したのは「電磁アーク放電により
衝撃波を減衰するシステム」
爆弾などの直撃を防ぐものではなく
爆発の衝撃波から人や車を守る技術です
爆発などを感知するセンサーとシールド
発生部からなり、衝撃波を生じる
発生部からなり、衝撃波を生じる
爆発をセンサーが感知すると、
レーザーパルスやアーク放電による
プラズマを発生させ、衝撃波を
吸収・反射することで減衰させる
残念ながらこういうタイプでは無い
フォースフィールドやバリアというと
光子力研究所を守っていた懐かしい
イメージを彷彿としますが これはだいぶ
違うタイプです
違うタイプです
ざっくり言うと爆風や破片を高熱の
プラズマで防ごうという設定です
80年代くらいにリアクティブアーマー
という装甲が戦車に付けられ始めました
イスラエルが英センチェリオンをヤーべ改造したベングリオン
これは成型炸薬弾等のジェットを装甲
内の爆薬の衝撃波によって防ぐという
ものでしたが 今回のはそれを電磁気的に
発生させようというアイデアでしょう
アーク放電によるアークは1万度以上
もあり、更に発生するプラズマは360Km/h
にもなるプラズマ気流を生み出します
この威力によって車両を爆風から防御
するというアイデアです
ただ現実には かなりの問題もあると
思います
まず爆風を察知して起動するらしいん
ですが爆風は音速を超えてきます
(音速以下が爆音)
仮に爆風がマッハ1.5 (1875Km/h)
だったすると520m/Secとなります
つまり500m先で爆発が起きた場合
約1秒で爆風がやってくるわけです
それに備えてセンサーでプラズマを
発生させておくことなどできるで
しょうか?
それにハンビータイプでも 一両まる
ごと全包囲にプラズマ防御できる装置は
それだけでも 相当なサイズになりそうです
武器や兵員は十分に詰めるんでしょうか?
もっともプラズマフィールド発生車両
をコンボイの前後に配して 全体を
防御させる可能性はありそうです
しかし もし実現したら画期的な
防御システムとなるでしょう
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