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AV機器制御

会議室・AV機器・家電などのデバイス制御

マルチルーム

2006-04-13 20:21:45 | AV機器
マルチルームの製品が増えてきてますよね。個人的にもいいなと思うのですが、どの機器が良いのか決めかねています。海外では、かなりマルチルーム用の機器が多いのですが、国内ではそれほど流行っていないのでしょうか、、、国内ではヤマハのミュージックキャスト、オンキョーのネットチューン(一部生産完了みたいです。インテル社とのViivテクノロジーでの新規製品に期待大ですが)や、I/Oデータの機器などがLAN経由でサーバーへ各端末(部屋)からアクセスして映像・音楽を楽しむという形です。それとは別にAVアンプ・マルチチャンネルアンプを使用して、ゾーンコントロールによって各部屋で音楽を楽しむという方法もあります。
前者はLANにアクセスできれば各部屋のアンプとスピーカーなどで音楽を楽しむことが出来、配線もLANですので、無線LANの場合はケーブルレスということになります。後者は、ソース・コンテンツ機器とアンプを同じところに一式揃えて
そこからスピーカーの配線を各部屋のスピーカーにすることで、各部屋で好きな音楽を楽しめるという形です。ただ他の部屋と選択しているものが、かぶってしまうと選択権でもめますが、、 おうちにすんでいる住人の数にもよりますが、多い場合は、前者で、少ない場合は後者かなと思います。。ただノートPC等のスピーカーでOKという場合は、完璧前者ですね。。 今月中、もしくはゴールデンウィーク中に引越しをするのですが、それまでに仕様を決めておこうと思います。

IP伝送 vs アナログ伝送

2006-04-11 21:09:29 | AV機器
CAT5,6のUTPケーブルを使用してRGB映像の長距離伝送がここ数年良く使われていますね。V5-5Cや、V5-3Cを長く引きわますのはしんどいですよね。常設では一度しんどい思いすればよいのですが、イベント・レンタルの業界では、都度引き回すので、良く使用されているようです。(モニタリング部分などで、、)しかしこれらの機器のメーカー間の互換はなく、各社似てますが、独自の方式のようです。このシリーズの機器で、いいなと思うのが、RS232等のシリアル制御データも乗せて、UTP1本で伝送できる機能などで、デジタルサイネージ関係で良く使用されているようです。この機器が使用される前は、既に敷設されているLANを使用してIP網で伝送出来るようになるからあまり台数でないのでは?思ったりしましたが、ここ2,3年で普通に使用されています。良く考えると業務で使用しているLANへの相乗りは、映像伝送時のトラフィックが問題になり、トラブル時の切り分け作業など、色々で面倒になる可能性を秘めていますが、、この方式全く独立してただ、敷設されているUTPを使用するだけ!!LANとは全く関係ないよ!!というのが単純明快で良かったのかなと思います。細かいことを言っていくとRJ45のコネクタも安いし、成端も簡単だしねーーー。というところでしょうか?次回は家庭内ネットワークでのマルチルームリスニングみたいな事について調べたいと思います。

会議室設備の運用管理

2006-04-08 21:03:08 | AV機器
最近では、4~6人程度の会議室全てに天吊プロジェクタを設置し運用していく企業が増えています。このように機器が各フロア、各会議室にある場合に、AVサポート担当の方は、プロジェクタのランプランタイムを確認し、事前に予備ランプの手配・交換や、重要な会議の立会い、初めてのユーザーに使用方法の説明など多岐にわたります。こんなときに全てのプロジェクタのステータス・ランプランタイム、の一覧表示や遠隔操作機能などが備わっていると、管理者の負担が大幅に軽減され
安心して運用管理が可能となります。左上の画像はこの機能を実現させる各会議室に設置するコントローラです。このようなコントローラは、各会議室でメーカーが異なっている場合でもプログラムの変更で全ての機器に対応が可能な優れものです。(CRESTRON社 QM-RMC)
次回は、UTPケーブルによるRGB映像の伝送とLAN経由でのRGB伝送についてお話ししたいと思います。

CRESTRON vs AMX

2006-04-07 01:20:56 | AV機器
AVシステムの導入の際に、よくCRESTRONとAMXはどちらが良いのでしょうか?ということを良く耳にします。両システムともタッチパネル側のデザインアプリケーションとメインコントローラにインストールする制御プログラムに分かれている方式はほぼ同様です。AMXの優れている部分は、タッチパネル表現方法として、ポップアップウインドウのアニメーションや、ユーティリティーによりボタンの色をユーザーにて変更可能な部分であり、制御プログラムにおいてはC言語に近いプログラミング環境と提供しているところといえます。CRESTRONでは、独自のロジックと呼ばれる頻度の高い論理演算やシーケンスのパーツを組み合わせて作成する手法となり、関数・変数・配列などを意識せず作成できるようなアプリケーションが提供されており、システム構築を始めやすい環境になっています。また、C言語ライクな言語にて記述できる環境も提供しており、幅広いニーズにこたえています。
両システムともに一長一短ありますが、それぞれのシステム・開発時間に応じて機器を選定することが、ベストではないかと思う今日この頃です。
次回は、最近の傾向として、大きい会議室から小さな会議室までほとんどの会議室に天吊プロジェクタやLCD/PDP等を取付をしその全ての会議室の状態をモニタリングするソリューションについてお話ししたいと思います。では

ちょっと変わったタッチパネル

2006-04-05 22:39:41 | AV機器
Vityというフランスのメーカーのタッチパネルなのですが、結構面白い事が単体でできる優れものだったりします。シリアルポート、赤外線ポートを各1個装備しており、単体で赤外線機器の制御とシリアル機器の制御ができます。プログラムは本体のコンパクトフラッシュにインストールする形になります。赤外線データはあらかじめアプリケーションでも設定できるのですが、その場でもタッチパネルのユーティリティにて、タッチパネルに組み込まれている赤外線受光部に向けてラーニングも可能です。さらに、そのラーニングしたデータと同じ信号が受光部に入力されたということをトリガにして、他の動作などを行わせることもでき、結構色々な使用形態に対応できると思います。たとえば、基本的な運用ではタッチパネルを使用して、セミナーなどで少し離れたところで移動しながら、講師の方のタイミングでAV機器の切替、音量調整などを市販のリモコン等で代用することが可能となり、コストパフォーマンスの高い商品ではないかなと思います。

AV制御の歴史?

2006-04-04 21:59:56 | AV機器
AV機器の制御システム、一般的にはAVシステムと呼ばれていますが、20年ほど前は、PC-9801がホストコンピュータとして、各種I/Oボード、I/Oユニットを拡張し構成さえていたのが全盛だったと思います。コンピュータの流れに合わせて、その後DOS/V機のWINDOWSベースになり、世界的に有名なCRESTRON、AMXというコントロール専業メーカーの機器が日本国内で使用されていったという流れがあります。いまだにPC-9801が動いているとは思いませんが、少し前までは実際に動いていたシステムもあり、メンテナンスや、修理対応には泣かされた経験があります。。。その後WINDOWSベースのものに関しても、ハードディスクを内蔵しているシステムは怖いですね。クラッシュすると致命的となり、ハードディスクの交換対応を行うことになります。簡単に交換して終ればよいのですが、BIOSが2GBまでしかサポートしてなく、その当時どんどんハードディスクは大容量になっていて、2GBのハードディスクなんてねーー、など色々問題がでて、大変な現場などもあった思いがあります。
ほとんど現場の思い出みたいな内容になってしましましたが、現在主流のCRESTRON・AMXは良くできていますね。現在ではほとんど日本語(GUI部分)がサポートされており、非常に使い勝手の良いものになっています。ただ、このシステムのタッチパネルを他のタッチパネルモニターと価格を比較すると、非常に高価なイメージを持たれるかと思いますが、このシステムでのなタッチパネルは、単純なタッチパネルモニターではなく、コントローラーと呼ばれるホスト機と緻密に連携しGUIのイメージなどはタッチパネル側にメモリされコントローラとタッチパネル間では、ボタンの情報・レベル値などのデータのみ通信され可能なかぎり高速化されているようです。この部分が価格に反映されているものと思います。また、ここ数年ではLAN経由でのブラウザによる一括制御等も可能(要プラグインのインストール)となり、必ずしもタッチパネルが必要ということではなくなってきています。持込ノートPC等で制御しながら、プレゼンというケースも少なくありません。またノートPCが故障した場合でも、他のPCをLAN経由で制御可能となることから、今までのようなスタンドアロン型ホストPCのようなシステムでの操作不能という致命的な障害は発生することがなくなります。。。しかし修理しなければならないものは、修理しなくてはいけませんよね。
次は、AV機器関連で面白そうなものをあげてきたいと思います。、

AV機器の制御

2006-04-03 22:44:23 | AV機器
最近は寒かったり暑かったりと気温差が激しいですね。体調に気をつけていきたいと思うこのごろです。
さて、AV機器制御というといまいちわからないタイトルと思われる方が多いとは思います。が、結構オモシロイ業界で、この業界に携わっている方は、みなさんやりがいをもって御仕事しているのではと感じています。またべつの意味で面白いのが、業界が狭いこと狭いこと、、、結構意外と間接的につながりがあったりします。
で、そんな狭い業界でしかも、小さな会社に勤めている社員の私がもっと一般的になればなぁと思いスタートしたブログになります。そんな私の気になるものをピックアップして紹介していきたいなと思っています。