初めて中国を訪れたのが、1979年の夏
未だ学生の時、戦後初めての招待とかで、船で天津に入りました。
当時は、未だ一般開放されてない時代だったので、自由に出歩くことができず
1日目が夜中に出発して北京へのバスツアー
天安門広場、故宮、頤和園を観光し、当時最高級のホテル北京大飯店で
共産党幹部に迎えられての歓迎レセプション
2日目は天津市内の絨毯工場、翡翠工場の市内見学とやっぱり歓迎レセプション(笑)
人民元も一般用と外国人用が別で、基本的にシーメンズクラブでの食事や
土産物や輸入品が買えるだけ
高速道路なんて勿論なくて、車もバスと軍のサイドカーやトラックをちらほら見かけるだけ
一般車を見かけることはほとんどなく、目につくのは自転車ばかり
舗装をされていない道を埃だらけになりながら移動したことを昨日のように思い出します
入港前に注意事項として伝えられたのが、
”支那”という言葉は絶対に使用厳禁
たとえ人民服であっても女性の下半身を見つめないように(目をやらないように)
そんな時代でしたねぇ。。。
その後、1990年以降になって仕事で訪れる機会が増え、
主に沿海部のアチコチを20回以上訪れてきました
深セン、東莞、広州、上海、大連、天津、北京、シャーメン(アモイ)、青島、杭州、ニンボウ、
舟山、そして今回の連運港
昭和初期でも、日本はもっと発展していただろうと思われるような時代から
高層ビルやマンションが乱立し、地下鉄が走り、高速道路が全国を網羅し、
高級車がウヨウヨと走りまわる現在まで
なにもない荒れ地が大都市へと変貌してゆく姿を、驚愕の眼差しでみつめてきました。
そして、最近とみに感じるのが開発、発展による”古き良き時代の姿”が
ほとんど見られなくなってしまったことへの、えも言われぬ寂寥感でした。
ところが今回、連運港からの帰路、江蘇省と山東省の境辺りの農村風景を眺め
昔ながらの姿が残っていることがわかりました
煉瓦積みの平屋の家々
越冬するための(暖房や炊事用)トウモロコシの枯れ草が家を覆うほど積まれ
川や池がすっかり凍結しているのに、綿入れ服や人民服で出歩く人々
昔ながらの用水沿いに並木の植わった道路をゆっくりと走る自転車
とはいえ、遠からず、こうした昔ながらの村も変わっていくんだろうな・・・
『よし、近々時間を作ってあんな田舎を歩いてみよう』 との決意をしたのでした。
黄海の沿岸部の浅瀬を堰き止めて農地に転換したような見渡す限りの広大な開拓地
時速100キロで約30分この風景が続いていました。
比較的裕福そうな農村も
【付録】
今回帰国前日に泊まった機場近くのQUEENS HOTEL
飛び込みで、シングル バイキング朝食付き388元(約5000円)
これもホテル 丹頂鶴大酒店ってネーミングがすごい(笑)
これも近くのホテル 危ないサウナが売りのようでした
さて、ホテルのバスルームというとコレ
中国なりの ホテルの定義があるんでしょうね
安全套はわかるんだけど・・・なぜに震動付き?(爆)
こちらはミニバーのカウンターに置かれた カップ麺と靴下に男女の下着
ホテルの前の歩道がキレイ
で、よくよく凝視してみたら 爆竹の包み紙でした
こちらは、もう使わなくなった廃墟 築10年くらいなのにきっと取り壊しになるんでしょうね
道を歩いていて警察官が行き倒れ風の若者へ尋問しているところに遭遇
こちらは、安宿(賓館) 招待所よりは格が上なんですヨ
ハングル表示があるあたり、朝鮮族が多いと想像がつきました。
早餐(ファストフード)のお店 ほとんど10元(125円)以内で食べられます。
まだまだポピュラーな運搬車 オート三輪も沢山走っています。
これは便利店(コンビニエンスストアー)
こちらは超市(スーパーマーケット)という名ばかりの雑貨屋(笑)
さて、何と書いてあるのでしょうか? (ヒントあり)
集合住宅(アパート)の 不動産物件と求人(お手伝いさん)広告
朝鮮族の多い地域なので、豚足料理の専門店もありました
この日の夕食 (麻辛豆腐+香辛肉糸+青菜炒)
外でウロウロしていたら、ハキハキして感じのいい、この店の娘さんに声をかけられて
迷わずに入ってしましました なかなかの美人だったし
結局、青島ビール3本飲んだら おなかいっぱいになっちゃって・・・
しめに酸辛湯頼んでギブアップしてしまいました(合計 65元:約800円)
今回の旅でとっても役に立った防寒用品 すべてダイソーで買っていきました(合計550円)
今回の中国土産 左下の食べるラー油ピーナッツ入りが とっても美味ではまっちゃいました
あと、左上の歯磨きは、見事偽物を買ってしまいました!
普通の超市で本物が30元前後なのに、6元だったからおかしいな?とは思ったんだけど・・・
恐るべし中国! みなさんもお買い物には十分注意してくださいネ
あと、ザーサイは、白粥で食べるのがとってもお勧め 飲んだあとのお茶漬けとかにも最高です。
豚肉か鶏肉の細切りと炒めて、ラーメンに入れてもおいし~ですよ~
ま、この程度はカワイイ誤字ですよね
部屋に置いてあった なかなか意味不明なマッサージ広告
青島空港 一見するとってもモダンですが・・・
雨が少なくて黄砂の多い地域なんで、よく見ると土埃が堆積してて残念
この霞んだ感じがいかにも中国
訳もなく広々としたターミナル内部の空間 開放的ではありますけどネ
高速道路の料金所には ”一路平安(イールーピンアン)”ってあったなぁ (笑)
出発ゲート前の土産物店
店によっては、同じモノが3~4倍の価格で置いてあります。
ただでさえ、外より高いので、空港内でのショッピングはホントお勧めできません
たぶん当初はスタバだったのかな? ってカフェ
外のスーパーで3元の青島缶ビールが30元(400円弱)!
足元みすぎだ!っちゅ~の
帰りの飛行機は 団体観光客もおらずガラガラで超快適
なんといっても、小柄で超美麗なスッチーがいたのにビックリ!
まだ恥じらいが残ってて、控え目な態度ながら真面目な接客に感激しちゃいました
「どーせまた最悪だろうな」と諦めてたぶん、反動でムッチャ嬉しかったのかな
次からの中国行きは、MUにしよ っと(爆)
やっぱ、お客さんに好印象を与えるってとっても大切だな って
つくづくと思い知らされた出来事でした