新聞報道によると今年秋からの
コロナワクチン接種の高齢者や
基礎疾患のある60~64歳の人を
対象とした定期接種の政府助成
を失くす方向で検討していると
云う事でした。補助がなくなる
と1万5千円程度が定期接種対象
外の人と同様に全額自己負担と
なります。24年度は定期接種の
自己負担額が最大7千円になる
よう、ワクチンの生産体制整備
のための基金を活用していたそ
うです。この基金は今年2月の
衆院予算委員会で、過去に運用
損を出したことが指摘されたそ
うですが、それをもって助成を
終了するのでしょうか?そもそ
も基金の主旨や目的が運用益を
上げる為のものだったのか良く
分かりません。新型コロナに対
して一番脆弱な人達に医療逼迫
を防ぐ為に定期接種を推奨して
いたのですが、こういう対象者
も任意接種者と同様に悪性度や
致死率が低下したと云う事なの
でしょうか?唐突に出て来る今
の政府の施策には疑問を感じて
しまいます。官僚主導の、特に
力のある役所が今は財務相です
が中心に物事が決定してしまう
官僚主義は戦前から少しも変わ
っていません。国民からは何の
付託を受けた訳でもなく自分達
の省益のみを第一とする集団で
すから、トランプ大統領のよう
な反官僚主義を標榜するリーダー
がアメリカでも求められている
現状にも、ある程度理解ができ
ます。優秀な官僚を上手く利用
するのが優れた日本のトップな
のでしょうが、日本の官僚がど
ういう人達なのかは全くもって
分からないです。国家公務員の
上級試験に合格すれば出世出来
るなんて云うのは、昔の中国の
科挙みたいな硬直化した制度だ
と思っています。
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