いつからだって演劇三昧

50歳で早期退職して演劇生活を始めてしまいました。

邯鄲 ー 雪の蝋燭能

2008-05-24 22:58:22 | Weblog
引用
「雪の蝋燭能 邯鄲
2006年1月26日に札幌STVスピカで披露された能「邯鄲」の模様を収録するDVD。仏道の教えを受けるべく旅立った蜀の国の若者が、旅の途中に邯鄲の里で見た一夜の夢と、その夢によって得た悟りについて描く。観世善正と野村萬斎による舞台挨拶のほか、解説など特典も満載。
廬生という若者が仏道の教えを受けようと楚国の羊飛山に住む高僧を訪ねる途中、邯鄲の里で宿を借りた際に、楚王の勅使が迎えに現れ宮殿へいざなわれ、王となって栄耀栄華の限りを尽くす。そして、50年後に旅宿の女主人に粟飯が出来たと起こされ廬生は呆然とする・・・。
<特典映像>
舞台挨拶/難解ワード解説/装束展/インタビュー」

能なんてまともに見たことはなかったのですが、
特典映像の観世喜正さんの舞台挨拶や解説がとても親しみやすくてわかりやすかったです。
三島由紀夫の「邯鄲」を読んでからでしたので、ストーリーもわかりますし、字幕もついていますしね。
観世喜正さんはとても楽しげに能のおもしろさをていねいに説明しています。
装束着付けの映像も貴重で興味深かったです。
野村萬斎さんも現代劇では観ていても能で1曲まるまる観たのはそういえば初めてという不勉強ぶりでした。

インタビューなどでの
「600年続く能を保存するためにやっているわけではないのです。現代にどう生かしていくかをわれわれはやっているのです。」
という言葉が印象に残ります。


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