おもてなし 心を伝ふ おしぼりや
(ちょっとした心遣いが素敵なおもてなしになります)
おしぼりは、10本の指で拭くことから、10本の指【ふ(2)く(9)】の数字と語呂合わせにちなんで、全国おしぼり協同組合連合会が10月29日に記念日を制定しております。
ちなみに、おしぼりは基本的に除菌処置がなされているものの、顔を拭いたりする行為は、手についた雑菌を目に入れ兼ねない懸念があるため、推奨はされておりません。
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日本では当たり前となっている、おもてなし文化の代表ともいえるおしぼり。おしぼり文化はいつ頃から始まったものなのでしょうか?
おしぼりの歴史は古く、平安時代にまでさかのぼります。当時の公家が、家に招いた客人のために、濡れた布を提供したことが発祥だそうです。
室町時代には木綿の手拭いとなり、旅籠と呼ばれる宿の玄関先で、旅人のために手拭いと水の張った桶を用意し、汚れた手足をきれいにしていました。
また、この時に水で濡らした手拭いをしぼるという行為が、「おしぼり」の名前の由来になっているといわれています。
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おしぼり文化には来日した外国人が驚かれるそうです、おもてなしの心ですね。