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サモアの海人[kaijin]

歳は30代半ば、愛しい妻と娘を日本に残し、青年海外協力隊として、南太平洋の島、サモアへと派遣されました。

flip-flop

2010年04月23日 | サモアでの発見
最近本当に忙しくて、まったくブログの更新ができず、ほんの少しだけ

I have been super busy lately… I had not updated blog… bit update….



先日は娘の誕生日でした。いつでもどこにいても愛しています。元気に遊べ!そして帰ったらおとんとも遊べ!
The other day, it was my daughter’s birthday! I love you cheeky little miss. Love you lovely little miss whatever happens wherever I am. Have a fun of your life. Then please play with your father when I gona back in Japan!



さて本当に忙しく駆け回っていたので、サンダルに穴が開いていた。
雨の日にすぐに足が濡れるなと思っていたら、こんな事になっていたとは。グルーで埋めて補修した。あと2ヶ月もってくれ!
BTW, I had been run around Samoa busily, I got hole in my sandal.
I was just wondering why my shoes get wet so easily. This is why. Well, I covered in glue so far. Hold on 2 months. So my rest of time in Samoa as volunteer is 2 months.
I gona update soon again.
そう活動もあと2か月。
また近いうちに更新します。今の活動のこと

ネイチャーゲーム

2009年09月11日 | サモアでの発見

サモア環境省が主催する国立公園の環境教育ツアーが5日間の日程で開催された。新たにオープンしたビジターセンターをPRするために、毎日異なる学校から生徒たちを招き、サモアの自然について学んでもらおうというものだ。
この日帰りツアーは学校まで迎えの車を手配し、記念のTシャツや昼食まで環境省で用意するという至れりつくせり。
 環境省もまずは国立公園を訪れてもらい、知名度を広げたいのだろう。
 この情報を聞きつけた自分は、半ば強引に参加させてもらった。日本でいう「ネイチャーゲーム」はサモアの子供たちに試したかったのだ。
 すでに始まっていた環境教育ツアー、飛び入り参加の自分に与えられた時間は10分程度。それでも時間を割いてくれた職員に感謝した。

プログラムは環境省の人々ですでに決定されていて、内容は盛りだくさん。
クイズ等を盛り込んだ楽しそうな内容であり、一方的に説明するだけの堅苦しいものと想像していた自分は、
「余計なお世話だったか?」とも少し思えた。

生徒の前で、自然環境のバランスの大切さを、教えるゲームを。

これ知ってる?みんなで膝の上に座るゲーム。
体を動かすのが大好きなサモアの子供たちが見せる笑顔を見て、楽しみながら何かを感じてくれればと思っていた。

 その日のプログラムが終了し、スタッフで打ち合わせの時だった。このツアーも明日で最終日だが、残念ながら私は他の仕事の都合で参加できないことを伝えた。
すると公園職員は「明日はお前がこれなくて残念だけど、あのゲームはおもしろいし、勉強にもなるから、俺たちが引き続きやっていいか?」
もちろんOKだ。思わぬ収穫だった。

公園職員からメールが届いた。「最終日はテレビの取材も来て、おまえが教えてくれたゲームもニュースで放映されたぞ。何よりも子供たちが楽しそうだった。ありがとう」
ある意味技術移転ができたなーと思った瞬間。

「男子生徒は、女子生徒を膝の上に乗せたり、女子生徒の膝の上に乗れるのがうれしいらしい。ウヒヒー」
 
下ネタ大好きサモア人。まあ今回も良しとしよう。

名も知らぬ遺跡

2009年04月18日 | サモアでの発見
最近のサモアでは、世界遺産登録への動きがある。というか、自分の課がそれに向けて動いている。

サモア国内で登録の候補地になりかけた遺跡を紹介したい。サバイイ島にあるPulemelei moundという。


火山岩の石階段がいい感じ

遺跡というと自分はインカやマヤの立派なものを思い浮かべた。実際は全く整備されていない草ボーボーで、単に石が台形に積んであるだけ。某旅行情報誌でも、あまり行く価値がないと書かれている。



遺跡からは遠く南太平洋が見渡せる。

しかし、どれほど古い遺跡なのか?
墓なのか?儀式の場所なのか?そういう文化的情報、伝説が一切ない。地元の人に聞いてもしらないという。

これがもったいない。もしもそういう情報があれば、ここから南太平洋を眺めながらその伝説に浸ることができたのに。自分としては逆にこの手つかずのまま残った遺跡が世界遺産になる可能性もあったかもと思った。

しかし、ほとんど人が訪れなかったからこそ、今の状態が保たれているのかもしれない。行く価値はないといわれていたが、自分は行ってよかったと思う。ある意味、ロマンあふれる遺跡だと感じた。


遺跡のてっぺんにはマンゴーの木

自分としては、登録に賛成でもあるが、気をつけなければいけないとも考えている。
何故なら、登録されることによって様々な影響が出るからだ。

当然自然遺産などに登録されれば、観光客も増え、収入が増える。何よりもサモアの人々が自分たちの国を誇りに思うだろう。

しかしながら、押し寄せる観光客に対してしっかりとした計画を持ってのぞまなければ、自然環境は簡単に破壊される。事実危機遺産というのがあるくらいだ。
持続可能な保全計画が存在しなければユネスコも審査の段階で落とすだろうし、いったん登録されても、取り消しもありうる。

自分が一番思うのは、世界遺産に登録されることが目的ではなくて、サモアの素晴らしい自然を維持していくことが重要であり、世界遺産登録はそのひとつの結果に過ぎないとも考えている。

ハロウィンパーティー

2008年11月18日 | サモアでの発見

だいぶ前になりますが、サモアで働いている各国ボランティアの仲間とハロウィンパーティーをやりました。
これは12月に行われるインターナショナルボランティアデイ(IVD)というボランティア同士のお祭り(ボランティアの活動をもっと皆に知ってもらうとか、労をねぎらうためとか、いろんな目的があるみたいです)の前に、他国のボランティアと仲良くなろうというのが狙いだったみたいです。
会場はサモアの少しおしゃれなバー。
参加者はJICAボランティアとAmerican Peace CorpとAustraliaボランティア、そしてサモア人のボランティア等。
JICAの参加者はわずか5人だけ。
Peace Corpはもう40人近く。オーストラリアボランティアも大勢来てました。
日本人は完全なマイノリティーでした。
まあ確かにハロウィンパーティーなんて日本でやったことなかったかな。
ハロウィンということで、仮装が基本。日本人以外はかなりなりきってました。
楽しみ方を心得ている。ビールは緑色に着色して、ハロウィンのかぼちゃもいい感じに。


欧米人はパーティー慣れしてるなと本当に感じた夜でした。仮装にしても、なんにしてもパーティーってこういうものなのかなあーと感じました。とにかく楽しむ楽しむ!酒も飲むのむ、つまみなんて食べないで飲んでばっかりです。
しかしながら、仮装の最優秀賞はJICAボランティアが獲得しました。一番左の彼です。


みんなは「カオナシ」とか「NO FACE」とか呼んでました。直訳なんやなー。

自分としてもいろいろな国の人と友達になるのは大歓迎です。
たまたま自分の家のそばに住んでいるPeace Corpの女性がいて、近いうちみんなで日本食パーティーをしようということになりました。彼女はルームメイトの女性とサモア人の彼氏を連れてくるそうです。寿司でも作ろうという話になりました。

ここで少し感じたのは海外で適応能力があるのはやはり女性で、JOCVの女性隊員も現地人の彼氏を見つけている人が知っているだけで4人います。
しかしながら男性隊員で現地人の彼女を見つけた人は誰も知りません。Peace Corpの隊員もそうみたいです。適応能力というのかなんというのか。とにかく楽しんでるなーという感じです。いろんな職種もボランティア、いろんな考えのボランティアと会えたおもしろい夜でした。

動く「う○こ」

2008年10月30日 | サモアでの発見
ちょっと、気持のいい話ではないけど…

家の中にいろんな虫がいるのは隙間だらけの家だからしょうがない。



同期の隊員もいっていたけど、時々小さなう○こをみかける。たぶんヤモリのものと思っていた。

匂いなどはしないが、やはりいい気持ちではない。
特に多く見つけるのが楕円形のう○こなんやけど、いままで、う○こと思っていたこれは実はそうではないのかもしれない。

動くのだ。

なにげに掃除しようとう○こを眺めていたら、移動している?しばらく観察してみた。




う○こから何か出た!!


なにやら細い虫だ!
そいつがう○こを引きずりながら移動している。

ちょっと気持ち悪かったが、その決定的瞬間を写真に撮りました。
頭が出てるやろ↓



なんなのだろうかこの虫は?


今までう○こと思っていたその物体は実はその虫の家なのかもしれない。

ミノムシのミノのように、ヤドカリの貝のように自分の家を探していて、ちょうどそれがヤモリのう○こだったのか?
それを引きずって歩いているのか?

しかもけっこう体が伸びます。↓ほれ、左上



それとも、ヤモリのう○この中にいその虫の卵があって、そいつが孵化するのか?
どちらにしてもあまりいい気持ちではない。

どちらにしても掃除をしっかりせなあかんということは確かです。
誰かこの虫のこと知ってますか?う○こじゃないのかなー。

感謝の気持ち

2008年10月24日 | サモアでの発見
今日はうれしいプレゼントがありました。このカメラの望遠レンズ!!
とても高価なものです。かつサモアでは絶対に手に入りません

誰からのプレゼントかというと、以前も少し紹介したサモアでのJICAのプロジェクトとして、サモアの国立公園、植物園の有効活用等について検討しているものがあり、それを少しお手伝いさせてもらいました。その時、京都大学大学院のT教授が短期専門家として招かれ、ほんの数日、調査等を一緒に行いました。その方です!

 T教授はとても穏やかな方で、大変お世話になりました。サモアには1か月滞在しました。その中で国立公園の調査に同行させてもらったり、植物園の写真をとるという仕事をお手伝いさせていただきました。

 というのも、たまたま私が一眼レフカメラを持っていたからで、多少はクオリティの良い写真が撮れるだろうという単純な理由でした。写真の技術はまだまだやし。

 このカメラを買ったのも、サモアの美しい自然を写真に残したいと思ったので願ったりかなったりです。

 植物園の調査ではサモアで一番おいしいであろうカレーもごちそうになりました。あれも大変ありがたかったー。

 そんな中、T教授が「熱帯の植物は、樹木の上方に花や実をつけるものが多いから、望遠レンズはあった方がいいよ」といっていました。確かにその通りで、私も欲しいなあと感じてはいました。

 そして、教授が帰国されて、このレンズが届いたという訳です!!
 まさか!とも思いましたが、クリスマスプレゼントをあける子供のように開けた後カメラに装着して試してはしゃいでしまいました!!

 こんな高価なものそして送料もかかったと思いますので大変恐縮ですが、どのようにお礼をしたらよいのか?本当にいただいてよいのか迷いました。

 T教授の言葉に「任国の約に少しでも立てれば素晴らしいこと」「若い人を育てることが大切」という言葉が印象に残ってます。

 協力隊の」訓練を初めて「一期一会」ということばをよく耳にしましたが、私とT教授の出会いもそうかもしれません。それなのにこんな事までしていただけたのは何故かと考えます。
 そして、任国のために少しでも役立つことがT教授へのおんがえしとなり、それがやがてまわりまわって日本のT教授にも届くだろうと勝手にずうずうしく解釈してありがたく頂戴することとしました。
 他人に親切にできる人は、そんなことでいつか必ずその親切が帰ってくるのだろうと違う意味でも考えさせられました。

 とりあえず、この望遠レンズでサモアの美しい写真を撮り、T教授に送りたいです。また、教授は最後に「歳は離れているけれどこれからも友達づきあいで」とも言ってくれました。ありがたい話です。日本に戻ったら、一緒に酒を飲んでみたいです!!
 
とりあえずサモアの猫を撮りました。遠くから撮れたので警戒されずばっちり!