風に吹かれて~ 

大人になれない大人。
二代目「王将」のよもやま話

お彼岸

2008-03-21 11:37:54 | Weblog
 春分の日、妹家族とお彼岸恒例の墓参り。いつもながら、山腹にあるお寺さんへの道のりはきつい。先祖に線香を手向けた後は、これまた恒例の親戚縁者の“墓参ツアー”。ペットが眠る山林にも立ち寄った。

 この山林、生前に親父が植林したもので、杉や梅、桜の木が植えられ、われわれ一族の憩いの場ともなっている。親父が元気なころは、きっちりと手が加えられていたが、亡くなってからは一時荒れ放題となっていた。

 数年前から、一族総出で草刈りなどを敢行。今では、山林整備が一つのレクリエーションとして、われわれの楽しみにもなっている。

 日当たりがよくなった一角では、今年も紅白の梅がきれいな花を付けていた。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」。紅梅の枝一輪、自宅に持ち帰って飾った。

シラウオすくい

2008-03-17 18:43:53 | Weblog
 東郷湖の春の風物詩「シラウオすくい」がシーズンを迎えている、という。春暖に誘われて湖畔沿いを車で走ると、あちこちに人だかり。近くに足湯があるポイントでは、手に大きなタモを持った人たちが水に漬かりながら、熱心にすくっている。

 岸辺にいたおっちゃんによると、シラウオがすくえるのは、風が強くて湖面に白波が立つような日がいいとか。この日も条件が良く、大勢の人が慣れた手つきでタモを操り、体長6-8㌢のシラウオを一網打尽にしていた。

 卵とじや天ぷら、吸い物などにされる、今では高級魚となったシラウオ。漁業権があるのかないのか知らないが、春の訪れを告げるシラウオすくいは、庶民のささやかな楽しみとなっている。

シラウオ
http://www.town.yuasa.wakayama.jp/kankou/sirouo/seitai2.html